お尻に水イボが10個出来たけど、たった1週間で治ったウソみたいな本当の話

先ほどまで、どの病院に行っても湿疹が直らない先輩と病気の話をしていて、ひさしぶりに思い出した奇跡の話。奇跡なんて言うと大げさかもしれないが、当時のわたしには奇跡以外の何物でもなかったエピソードだ。

ある日突然現れた水イボ

それに気が付いたとき、それはそれは衝撃だった。

当時小学4年生だったと思うが、何気にお尻のあたりを触ったら、「あれ?」。何かがあるのだ。気になったわたしは、お風呂場に行って鏡で自分のお尻を見てみたら、何とイボが3~4個出来ていたのだ。

1つ1つはそれほど大きいものでもなく、昆布茶についているあられくらいの大きさだったが、それでも自分のお尻に異物があるのはショックだった。

母に報告すると、「触ったら増えるけん、触ったらいかん」と言われていたけれど、気になるわたしは触ってしまった(かゆみもあった)。

ウィルス性だったのか、あっという間にあられちゃんは10個くらいに増えてしまった。

お尻でも場所によってはそこまで気にならなかったのかもしれないが、できていた場所というのがこのような場所なのだ。

※轟イメージ図(絵心はない)※

消えた

時代を感じさせるブルマwの後ろ姿で言うと、ちょうど、ブルマから太ももが出る間と言うきわどい場所にできていたのだ。

制服はスカートだったのでよかったのだが、問題は体育の授業だった。体操をして伸びをしたり、立ち上がったりすると、あられちゃんたちが顔を出す(んちゃ!)。わたしは気が気でなかった。

おせっかいなクラスメイトはすかさず指摘してくるのだ。「なんかイボみたいなのできてない?」・・余計なお世話w。

そんなこんなで、病院に行って塗り薬をもらってはいたのだが、一向にひっこむ気配はなかった。

「一生イボを隠し続けて生きるのか・・」

子供心に悟り始めたわたし。当時は本当に凹んだものだ。おてんばな子供だったとはいえ、それでも一応女子だったのでね。

ある日突然母が、家の近くにある坂を上ったところにあるお地蔵さんにお参りに行こうと言い出した。何かお供え物を持って行った気はするのだが、よく覚えていない。ろうそくに火をつけて、線香を立てた。

(お尻のイボが消えますように)

帰りがけに母はわたしに言った。「お地蔵さんの灰をもらって帰ろか」

灰?線香立てのところにある灰だ。母は最初からもらって帰る気だったらしく小さなタッパーを持参していた。そこに、灰を入れさせてもらった。

何をするんだろうと思ったら、毎日お風呂上りにお尻のイボに灰を塗られたのだ(笑)。

なんでこんなことをするんだろうかと思ったけれど、理由は訊かなかった気がする。薬でも治らなかったら切るしかないと言われて、怯えていたわたしは何かにすがりたかったのだろう。

そして1週間もしないうちに、イボは跡形もなく消えたのだ。不思議だね。改めて思うけど、灰って成分としてもすごいの?それとも、お地蔵さんがすごいの?(^ω^)。

なんにせよ、母ははじめから治ることを知っていたんだろうか。そしたら母がすごいの?(笑)

だから何というか。先輩の原因がわからない・治らない湿疹も、もしかしたら病院だとか薬とかではない、何か別の解決方法があるのではないかと思ったのだ。

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結局そのイボの正体は?・・ウィルス性の水イボ

イボはイボだと思っていたが、いろいろ種類があるそうだ。

今になってようやく分かったが、小さい丸で、いくつかの個数まとまって出る特徴から、ウィルス性の「水いぼ」に間違いないだろう(のりまきさん、ありがとうございました)。子供にできやすいそうだ。

ブルマで体育をしていた季節だったので暖かい頃だったと記憶している。今となっては原因はわからないが、もしかしたらプールの授業などでもらったのかも、と思っている。でも、手足、顔ではなくお尻にできるなんて・・(笑)。

※あくまでわたしの場合、治ったのであって、必ずしもお地蔵さんの線香灰で治るものではありません。そしてそんなものを塗ると、当たり前ですが、ふんわり線香の匂いがしますので注意が必要です(*・ω・)w。

あれからはイボ知らずのわたしです(^ω^)。

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お尻にイボなんて
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