1.旧道めぐり【R173旧道 榎峠】ツーリング@京都

いつになったら終わるんや?というR157ツーリング記です。 書く方も飽きてくるので、 今日行った旧道めぐりのことを書こうと思います。

先日、のりまきさんがブログで紹介されていたR173の旧道・榎峠。山下清ではありませんが、おにぎり系のものが大好きなわたしとしては行かないわけには!ということで、早速今日R173に向かった次第です。

面白そうな旧道をいくつか発見

のりまきさんがコメントに書いてくださっていた「天王峠・R173」。そして、調べていると、「天引(あまびき)峠・R372」とおもしろそうな旧道が、ツーリングマップル1ページに3か所もあることが判明しました。

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ツーリングマップル2013・関西の場合、55Pですw

※1:榎峠、2:天引峠、3:天王峠

天気はいまいちだったのですが、 降水確率は0%だったのでバンバンとお出かけをしてきました。方向としては、京都の福知山、兵庫の篠山(ささやま)、大阪の能勢です。

まずは①の榎峠へ

R175→R372(デカンショ街道)→篠山からは県道97→R9

→府道26でR173を目指しました。

R173を南から北へ進んで入口がわかるだろうかと探してみました。候補はいくつかあったのですが、確信が持てませんでした。

ここが旧道・榎峠への入口かな

のりまきさんが書いてくださっていた「瑞穂トンネル」「戸津川」をヒントに、やはり北から南へ旧道を進む方向で探します。

みずほトンネルを出て下っていると、右手にそれらしき入口を発見しました。R173のおにぎりの下にも「戸津川」と書いていたのできっとここかな。


とても旧国道とは思えないのですが、とりあえず進んでみます。

R173を右手に、本当にここなんかなぁ、うちの家の前の道の方が広いけど(笑) と思いながら進んでいると、例の道標が現れました。早いうちに確信が持ててよかったです。

旧道である証拠がまだ残っていました

いやぁ、撤去せずおいてくれていることが嬉しいですね。 かつて国道として利用されていた証。

のりまきさんと同じポイントで写真を撮り、

傷みの激しい標識を見つけてにんまり。

旧道も、ひっそりと秋

苔に落ち葉。 今日の天気は曇り空ですが、ちょっと影のある旧道めぐりにはぴったしの雰囲気です。廃墟を目の前にしたときと、少し気持ちは似ているかもしれません。

枯れ葉が道を覆うようになってきました。濡れていないのが幸いです。

いや、多少湿っていたほうが落石には気づきやすいのかな。とにもかくにも、滑らないように。 どこに罠が隠れているかわからないので気を付けて進んでいきます。

この施設のポイントを過ぎると、少し道の様子が変わってきました。

さらなる枯れ葉、落石、道路中央部分の盛り上がり(苔?!)。

振り返るとこんな秋らしい道。
きっと、役目を終えたこの旧道には誰も来やしない・・・それなのに、すぐそばのR173を走る車やバイクの音がよく聞こえるから、ときどき前から誰かが来たのかとドキッとして、独り占め感が乏しかったのがちょっと残念でした。

ときは、「昭和」で止まったままのようです。

枯れ葉のじゅうたんは、ふかふかで、 下のアスファルトが陥没しているかも・・、とか 下に落石が隠れているかも・・、と絶えず感じている緊張感から束の間開放させてくれるくらい 本当に気持ちの良い道でした。

人もいない、車も走らない、そんな寂しげな道。派手さはないけれど、少し彩が入った秋と言う季節が、似合っている気がしました。

もうちょっと続けばいいのに・・・

終わってしまうのが惜しくて、何度も何度も振り返ります。

右手に、R173をはっきりと確認できるところまできました。

候補に挙げていた南側の入口の一つのところに出てきました。R173と合流です。

距離にして、わずか5~6キロ(多分)。 出口のときには、R425を走破し終えたときと同じような感情がこみ上げてきました。 もっとこんな道を走っていたい。 あんな景色を見ていたい。そんな気持ちからでしょうかね(笑)。寂しさ満点でした。

おまけ:竹を駆け上がる猿

いっぱい猿がいました(^ω^)。道路に10匹くらいいたかな。

こちらは2022年11月訪問時の走行動画になりますが、よろしければ堆積物や車幅の確認など、参考にどうぞ(^ω^)。

南に下り、R372の天引峠へ向かいます。つづく。

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