幸い、今日もお休みだったので、おやじさんに連絡して見てもらうことにした。
しかしなんだ。
一晩経っても空気は抜けていないし、やっぱり抜いても大丈夫なんじゃ・・
釘を抜きたくて抜きたくてたまらないわたしだが
「抜かんと持ってきて」
と言うおやじさんの一言に(今日も)抜くのを諦めた。
ほら、かさぶたとか剥いちゃいたくなるじゃない。飯ごうもバシバシ開けて覗きたくなるし・・立ち入り禁止!ダメ!って書かれていると余計入りたくなるようなw。
わたしが昔話に出ていたら、間違いなくツルの機織り・衝撃の瞬間を見てしまった、あの手のタイプだと思う。わかるよね。この気持ち。
そんなわけで、バンバンのリアに刺さった2本の釘
「2本もよう刺さったなぁ。建築現場の近くを通った?」
おやじさんがフニフニすると、プシュー・・
・・・抜けた。
見事な抜けっぷりである。抜かんでよかったw。
しかしバンバン、よく耐えてくれたもんだ。180kmもよく走ってくれたなぁ。
真っ直ぐ刺さっていたほうが穴が大きそうだ。斜めのほうは穴、開いているかどうか?
オイル交換とパンク修理をしてもらうことにした。
しかし、今回は無事に帰れたものの、もし、人里離れたところや、携帯の電波が届かないところだとしたら?
バンバンを何キロも押して歩くのか?
歩いて公衆電話を探すのか?
自分で直す技術を身につけるのか?(イキナリ飛躍)
・・で、昨日夜な夜なネットで調べてみのだが、1ミクロンも自分でできそうな気がしなかったわたし。
ではあるが、どんなもんだかパンク修理を作業を見学させてもらうことに
このバンバンは2003年製。おそらくチューブを変えていないはずなので6年物であると予想される。
チューブを新品に・・と言ったのだが、おやじさんに「うん、まだ使えるはず」と却下された(笑)。パッチを貼っての修理となる。
作業中にパチパチするのも申し訳ないので、おやじさんが保険やさんたちのお相手をしているときなど、少し離れたときに写真を撮らせてもらった。
- バンバン、お立ち台に乗せられる。
- 車用のジャッキで後輪を浮かせる。
- 左右どこやらのボルトをはずす。
(作業が速い上に部品の名前がわからないのでこの時点で???) - スプロケからチェーンがはずされる。
- クリクリしたら後輪タイヤが外れる。
- 靴べらみたいなものでタイヤをホイールからペコペコはずしていく。
- 隙間からチューブを取り出す。
取り出したチューブに空気を入れて水をつけると、斜めにささっていたほうも、ほんの小さな穴が開いていることが判明。結局2箇所ともチューブに穴が開いていた。
- マッサージ器のちっちゃいような機械で穴を磨く。
- 平らになったら、オイルのような何かを塗っていた。
- あと何種類か塗りこみ、自転車のパンクのときに使うパッチみたいなのをペトペト。
- チューブを入れ、靴べらとおやじさんの足を使って、見事にタイヤをはめ込んでいく。
あ、ちなみに後輪なしバンバン。
ちょっとおまぬけなバンバン(*・ω・)。
いや、タイヤをはずすのは何とかできたとしても、装着するのが大変だと思ったわけで。特に、スプロケにちゃんとチェーンを装着する作業ができそうにない。
はまったら、チェーンの調整。
後輪のバランスが悪かったようで、ギコギコと直してもらった。
あっという間に作業は終わり、オイル交換もしてもらい、フィルターは注文しないとないそうなので、今回はまぁいいか、ということでオイルフィルターは次回10,000kmで交換ということに。
・・・しかしおやじさん、値段のつけ方がいい加減なような(笑)。
「オレが決めるからええんや」と笑っていたけど、わたしができないことをやってもらうわけなのできっちりお金は取ってくださいね(オイル交換とパンク修理2か所で4,000円)。
記念に貰ってきた釘
3cmくらい。スクリュー釘だから止まっていたみたいだ。助かった。
修理してもらったバンバンで少しお出かけ
あんまり天気がいいのでそのまま走ることに。
探すこと6軒目。ようやく見つた、温泉博士(全国の温泉が無料で入れるクーポンがついている)。
三木市のグリーンピア三木(2017年現在は、ネスタリゾート神戸に変更)で早速温泉博士を活用。
露天風呂が気持ちよかった。外から見えないように囲われているのだが、 見上げると、小さな空が見えた。
今日は、夕方の6時でもまだこんなに青い空。最近、そんな時間を確かめながらのんびりとお風呂に入れることがこの上ない喜びに感じる次第。
バンバンもわたしもさっぱりした。ルンルンで家路につくのである
まる