一体あと幾つ巡ったダムがあるのだろうかと数えたら、この和歌山県の七川(しちかわ)ダムを含めてあと9基。結構あるね(笑)。
桜の咲くころ、2泊3日で和歌山ツーリングに行った。このときは紀伊半島の山の中を走ったのだが、2日目はR371を潮岬から北上。
和歌山県のダムカードをゲットしに行こう!
その際、ダムカードを配布している七川ダムを発見したので寄って行くことにした。
一枚岩を訪れる方や、R371を走破しようと思っている方、すさみ方向から紀伊半島を東へ行く方など、行きやすいダムだと思う。
ツーリングマップルにも書いている通り、桜の名所のようだ。
ダムの方向は、静かで人気はまるでなかった。
奈良や和歌山のダムカードについて調べていると、土日祝日も対応OKと公表して下さっているダムが多かった。
ダムの数の多い兵庫は、実際土日祝対応OKだったり、郵送対応して下さっているところも多い印象だが、公表されているのは「平日のみ」がほとんど。もったいない感じがしてならない。
紀伊半島にもダムが結構あったのだが、走りたいルートを考えると、唯一ひっかかったのがこの七川ダムだった。
日曜に行ったのだが、スタッフの方が対応してくださった。わたしの気配を感じてドアを開けて下さった。めっちゃびっくりした(笑)。
七川ダムカードゲット。
管理事務所の前には、しっかりダムカードについての案内を出してくれていた。
七川ダムカードのまとめ
- ダムカードの配布は
平日の9時から17時45分まで。(貼紙には平日のみ、と書いているが、国土交通省のHPに土日祝含む、と書いているので変わっているはずだ) - 特にアンケート等はなかった。
- 休日の場合は管理事務所に電話を下されば対応できます、と親切に書いてくれているので、スタッフの方がいなくても、時間内に行けばカードは入手できそうだ。
七川ダムを見てみよう
ダムを見学させてもらう。見た感じオーソドックスなダムのように感じるのだが、わたしがそう感じるダムカードの表の右下には大体「G」と書いてある。「重力式コンクリートダム」という種類だそうだ。
大量のコンクリートを使って建設されたダムで、基礎の岩盤がしっかりしているところでないと造れないダムらしいが、とっても丈夫な造りなので、地震や洪水に強いらしい(wikipediaより)。
この辺は年間降水量も多いようなので、水害対策に造られたのだね。
なるほど、だからしっかりした印象で、わたしの中のダムのイメージそのままのダムなのだろう。この年季の入ったザ・仕事人のような立ち姿がわたしはとっても好きだ。
ダムの中には木片がのようなものがたくさん浮いていたが、これは何だろう?
天端は立ち入り禁止になっていた。ダムの周りを管理事務所からぐるっと歩くことができなかったのは残念だった。
R371沿いでは、七川ダム・桜まつりが行われていたようで、あいにくの曇り空ではあったが多くの方がお花見に来て賑わっていた。
わたしの中の、「ダムには桜が咲いている」風景をやっと見ることができた(*・ω・)。案外ダムの側には咲いていないんだね(笑)。
この後、R371を北上、龍神を目指した。