【’16北海道ツーリング10日目後編】喜茂別→札幌→小樽~天気は悪くとも~

中山峠であげいもを食べながら雨宿りした前の記事はこちら

中山峠から走り始めたときこそ小雨が降っていたのだが、進むにつれて雨が止んできた。よし、これはラッキーだ。ダムめぐりに決定だ。

本日1基目:豊平峡ダム

R230・中山峠を札幌方面に進むと、右手に「豊平峡(ほうへいきょう)」の案内が出てくる。案内通りに進むと、無料の駐車場が現れる。

豊平峡へは一般車両は進めないためゲートで封鎖されている。無料駐車場あり。

無料開放されている

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豊平峡ダムへのアクセス

ダムまで、約2キロ距離がある。電気バスに乗って移動するか、歩いていくかの2択だ。こういう場合は、基本的に片道乗って片道歩くのが好きなのだが、今日は天気が悪い。

係り員の方に訊いてみたところ、「ほとんどトンネル内を歩くよ」と教えてもらえたので、行き:歩き、帰り:電気バスにすることにした。バスの本数は思ったより多い。7~10分に1本くらいだろうか。

※日帰り入浴パックもあるので、往復バスに乗って、豊平峡ダムを散策した後、温泉にも入りたいなという方は利用するのも良いと思う(豊平峡のHPを見ると、いくつかの温泉から選べるようだ)。

おすすめ!

豊平峡まで歩いていく

確かにトンネル続きだった。

途中切れてはいるけれど

歩道を確保してくれているので歩くのも安心だ。若干狭いのですれ違いはしにくいかもしれないが、この日は3連休の真ん中だというのに人はまばらだった。紅葉のシーズンだと、人が多いのかもしれない。

ゆっくり歩いて30分くらいかな

ブレてしまったが、たまにハイブリット電気バスが通るのを見るのが楽しみだ。こういうところを走るバスを見るだけでわくわくする。早く乗りたいな(*・ω・)。

ワクワクする

途中トンネルの切れ間が100mほどあるが、よっぽどの土砂降りではない限り、歩きやすいと思う。寧ろ雨でも楽しめる観光地なのかも。

徒歩約20分で豊平峡ダムに到着

約30分くらい

立派なダムだ。

歩きかバスのみ

放水がいい感じだ(°ω°)。6月1日~10月31日まで観光放流をしているらしい。年によって違うかもしれないので、詳しくは「豊平峡ダム 放流」等で検索してみてから出かけると良いと思う。ええもん見れた(*・ω・)。

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無料:豊平峡リフトカーひぐま号あり(*・ω・)

なんだ、このかわいい乗り物は!とってもかわいいリフトカー。上り専用で、乗車時間はほんのわずかの時間だが、無料なので乗ってみるとよいと思う。

かわいい(笑)無料

豊平峡ダムが見下ろせる、なかなか眺めがよいところだった。下の豊平峡ダム管理所でダムカードもゲット済み。

こぐま号のるべし!

豊平峡ダムカレーがある

残念だったのが、豊平峡のダムカレーを提供している喫茶店(だむみえ~る)が改装中だったことだ。ま、中山峠であげいもを食べてしまったので、入るスペースはなかったが・・「ダムカレー」はありそうでなかなかないので、見つけたら積極的に食べたいなと思ってはいる(*・ω・)。

しかし、豊平峡、なかなか楽しいところだった。ダムを見学して、ダムカードをもらって終了だと思っていたのに。気に入ったのでリピートもありな観光地の仲間入りだ。

※レストランについては、おそらく期間限定で営業していると思うので、その点は要確認で。

豊平峡

もうすぐ紅葉の時期。色づいたら綺麗なんだろうなぁ。

帰りはハイブリッド電気バスで

豊平峡ダム

片道だと350円。

画像ではちょっとわかりにくいのだが、窓がなかったので、夏場は走ると涼しいのではないかと思う。今日は天気が悪かったので、ビニールカーテンがされていた。

窓が?!

あっという間に駐車場に到着。もっと乗っていたかった(笑)。

続いて本日2基目:定山渓ダムへ

R230に戻り、札幌方面へ進んで道道1号線で小樽方面へ進むと定山渓(じょうざんけい)ダムと下流園地の案内が出てくる。

下流園地へ

土日祝日は下流園地にあるダム資料館で配布されているので、下流園地へと向かう。

下流園地

下流園地・公園があるダムではもれなくこのように写真を撮りやすいのでとてもうれしい(*・ω・)。

駐車場からダム資料館までヒーハーしながら坂道を上がっていく。雨は止み、信じられないほど暑くなってきた。

定山渓ダム・資料館

入口でダムカードを頂き、中を見学したのだが充実具合がよかった。2Fも展示室になっている。少し古いタイプだったが、クイズができたのでお一人様でも楽しめるw。もちろん無料だ。

下流園地にあるよ

ダム資料館横の階段を上る

天端からダムを見下ろしたい!その一心で蒸し暑い中、ヒーコラしながら階段を登って行った。117.5mの高さのある定山渓ダム。

わざわざ歩かなくてもよかったかな(笑)

まぁ、時間で言うとたった5分くらいなのだがw、暑くてたまらない・・。

定山渓ダムカード、レアな縦タイプ

これは知らなかったなぁ。確か奈良県のどこかのダムカードも縦だったと思うが、基本的にダムカードは横写真がほとんど。はじめて縦のダムカードを入手した。

レアな縦タイプなのです

ちゃんと中央まで行って、バンバンもちゃんと確認。よしっ(: ・`д・´)。

バンバンも確認!よーし

あまりの高さに(定番の)妄想を膨らませるだけ膨らませたら、バンバンの元へ・・

その前に、ダム内見学通廊へ

定山渓ダム

こんな通廊(つうろう、と読むの?)初めて見た。定山渓ダムの写真等、展示されていた。

定山渓ダム

遠足や社会見学で来ると、入れてもらえるのかなぁ(*・ω・)。

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こんなに楽しめるダムが連続しているとは思わなかった。今日は我ながらいい選択肢を持っていたな、と思う。

本日3基目:漁川ダムへ

漁川(いざりかわ)ダムは、恵庭市の道道117号線沿いにあり少し離れている。上2基との位置関係はこんな感じだ。

札幌周辺

R230→R453で支笏湖(しこつこ)方面へ、途中で道道117号線で東に進む。

途中から雨が降ってきた。カッパは着たままなのだが、やっぱり雨は降らない方がうれしいなぁ(笑)。さっきまであんなに暑かったのに、一気に体が冷えてきた。風邪をひいてしまいそうだ。

漁川ダムにも展示室があったのだが、濡れた足元では入りにくかったのでやめておく。ダムカードは警備員さんらしき方が対応して下さった。土日祝でも安心して周れるのが本当にありがたい。

漁川ダムカードゲット

ロックフィルダムなのだが、景観に配慮して芝を植えているそうだ。珍しいね。

ここで15:30。小樽まで近いと言えば近いので急いで移動することもないのだが、もうそちら方面に向かって走って行くとしよう。

そうだ!北海道でラーメンを食べていなかった

朝の棒ラーメンは既になかったことになっているw。

R36を札幌方面に向かう。3連休の真ん中。そして札幌は大都会だ。渋滞するよね(´ω`)。こういうストレスは基本的に北海道では皆無だっただけに、新鮮と言えば新鮮なのだが(笑)。

なかなかの感じだ

そこで偶然見つけたラーメン屋さん。

味の時計台で少し早い夕食にするとしよう

思い出のラーメン屋さんなのだが、なんだかんだ北海道のラーメンと言えばこのお店に行っているような気がする。支店がたくさんあるのだろう。いいタイミングで現れてくれるのだ。

美しが丘店だったかな?

もちろん味噌ラーメンで

札幌味噌ラーメン

あっつ!(°ω°)

となるくらい、熱々なラーメン。

箸あげ写真難しいw

ずずっとすすると、ああ、北海道なんやなぁとしみじみ思う。温まったぁ。ほんの数時間前まで、あんなに暑かったのに。

あと少しで小樽。あったかいもん食べたら元気がでるわ(・ω・)。さぁ、行こう。

小樽港へ

このままいけば札幌駅の方まで行ってしまいそうだと思い、途中から道道を走って西方面に向かった。どの道を走ったか不明だ(道道453号線、道道89号線とか?)

いつの間にかR5に入っていたようだ。

今日、何軒周っただろうか、セイコーマートw

もうこの日15軒は周ったであろうセイコーマートでようやく!ようやくちくわパンを見つけたのだ(笑、それでもまだようかんパンは見つかっていない)。

うれしくてほくほくしながらボックスに詰めていると「バイクで旅しているんだ!」と声を掛けて下さった男性がいて、セイコーマートの話で盛り上がったのだが、まさかのそのお店の店長さんだったw。

「うちはパンの品揃えは結構いい方だから(: ・`д・´)キリッ」と言っていたが、確かに他では1つも置いていなかったちくわパンが5個も置いてあったのは驚いた(もっと買っておけばよかった・・)。

ようかんパンは残念ながら売り切れていたが、ちくわパンに困っているときに小樽を通りかかったら、

【旅先日記・北海道&京都より11(終)】北海道を後にする

セイコーマート西町南店【札幌市西区西町南18丁目1番2号】に寄ってみるとあるかもしれない。←店長さんに宣伝してね、と言われた。宣伝料もらってないけどw。

ちなみにようかんパンは、次の小樽港寄りのセイコーマートでようやく見つかった(ここには3個も置いてあった!)。道北・道東のセイコーマートではあんなに見かけたのに(笑)。ここ3日ほど全く見つからなかったのだ。

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とにもかくにもようやくゲットできて何よりである。

モダ石油での宿題も終わった

実は2年前に作ったカードに、残金があったまま北海道を離れてしまったのだ。最後の最後、小樽でモダ石油を見つけ、ようやく使い切ることができた。

モダ石油

今回の期間中、紋別でもモダ石油を利用していたのだが、お金を入れすぎて、前の残金よりも多い額が残ってしまっていたのだ(あほ丸出しw)。ずっと悶々としていたのだが、0になってすっきりした(*・ω・)。

19:00 小樽港到着

23:30出航なので、随分早くに到着してしまったかと思ったが、既に数台駐車場の端にバイクが停まっていた。明後日から仕事なので、絶対に乗り過ごすわけにはいかない。

小樽港に到着できて、とりあえずは一安心だ。旅が終わる・・という気持ちより、今回は「安心」の方がはるかに大きかった。

小樽港着、舞鶴港行き

船内に持って入るものを準備したり、荷物の整理。早いかなと思ったが、バイクレーンにバンバンを移動。2番目だ。

小樽ー舞鶴行き

みんなに無事に小樽に着いたと連絡を入れたり、オスパのあたりまで散歩したりして、時間を過ごした。

22:30過ぎ、バイク乗船開始

舞鶴行きの場合は、割と早めに乗せてもらえるのでとても助かる。乗船口まで少し距離がある。

少し距離がある

現実への入口(笑)。

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帰りもバイクは少なかったが、大分の自衛隊の方がたくさんいたので人は多かったように感じだ。

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22:45 ツーリストA指定席に到着

新日本海フェリーツーリストA

シーツの準備だけして、とにもかくにもまずはお風呂へ。貸切で入ることができた。さっぱり。

23:30 北海道・小樽港を出港

少しづつ遠くなっていく、北海道。今年もたくさんお世話になったなぁ。

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好きな場所を離れることは、いつでも寂しいけれど、いつもとは少し違った感じだった。

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お風呂から上がったら、売店は長蛇の列。列がひくころにはクラッシックはなくなっていた。

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これで、ま、いっか。

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バンバン走行距離:195.9キロ

一人で打ち上げ。カンパーイ。

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