兵庫県道・京都府道709三春峠【その1】のつづき。
R9にぶつかり、東の丹波方面へと進みます。PAでツーリングマップルを見ながら作戦会議。
とりあえず、京都の北の方を目指すことにしました。あーだこーだと話した割に、とっても適当です。ぎんさんが同じタイプでよかったですw。R9の途中でぎんさんレーダーが反応し、停まったのはここ。
国道9号線で「やぎのたまご」発見
すんごい怪しい建物(*・ω・)。
んや?!
「やぎってたまご産みます?(産まないですよね?)」
とぎんさんに話しかけたところで、あれ?あれ?とわたしの頭の中でハテナがいっぱい出ていました。
デジャヴ?!ここ前に誰かと通った?!そのときは気づかなかったのですが、わたしが好きな作家の(宮本)輝ちゃんの「三千光年の星たち」という本の中にこの「やぎのたまご」が登場したのでした。
これから幾人かの人を捜す旅に出るので、すぐ用意をしなさい。
旅は4、5日で終わるかもしれないし、2、3週間かかるかもしれないから、そのつもりで旅支度をするように。佐伯老人に金を借りている坪木は、借金をチャラにするという条件で、佐伯老人の運転手となったのだ。
京都縦貫自動車道から出て再び国道9号線に入ると、山に挟まれた農村の風景が始まった。
「いまの看板を見たかい?」
「やぎのたまご、って書いてあったよ。ぼくの見間違いかなァ。でも確かに『やぎのたまご』って書いてあった。『やぎのたまご』って何だろうね」
「やぎのたまご、ってそのままでしょう?山羊の卵とちがうんですか?」
小説の中に出てきた「やぎのたまご」が本当にあるなんて!(かなり嬉しい)
山羊は哺乳類だから、八木さんが作った卵ってことかなぁ? 施設は結構広いけれど、もう使われていないような印象。
と思ったらやぎさんがいましたw。
別のやぎさんは、お尻しか撮れない愛想なしさんでしたが(*・ω・)。
貸し出ししてくれるらしいです(笑)。
人の気配はなく、電話を掛けたらオーナーさんに繋がりそうな番号が書いてありました(貸し出してほしいときに掛けるんやろうかw)。
R9は良く走るけれど、案外走る区間が決まっているからなぁ。こんな面白い施設があったとは。
ぎんさんにコーヒーを頂き、ベンチがあったのでまたもやおしゃべりタイムw、のち再び走り始めます。
R9からR27へ、そこから北上
そろそろ給油かなぁと思ったら、ナイスタイミングでぎんさんが合図してくれました。バンバンどうしだと、タンクの小ささを気にしなくて良いのがいいですね。
府道12号線ではやたらと「ぼけ封じ」が登場。
封じれるもんなんやろうか。だったらお願いしたけれど(*・ω・)。
途中でぎんさんが気になる橋を発見。いきましょ、いきましょ。
3トンとは書いているけれど、トラック通れるのかなぁ。
橋の上のバンバン。なんちゃない1シーン。ごくごく普通に走っている「道を外れる」こと。不安になるのでもなく、自分の好奇心にふたをするのでもなく・・・道を外れる楽しみになるのが、バンバンのすてきなところ。
道の駅・美山ふれあい広場でいっぷく
府道12号に戻り、たどり着いたのは道の駅・美山ふれあい広場。何年ぶりやろ(*・ω・)。
あのときと同じくバイクだらけ。車よりバイクの方が多い道の駅は、そうそうないんじゃないかなぁ。しかも、12月なのに(笑)。
あまりにバイクが多くてオロオロしてたら、ぎんさんがパッと前に出てくれて誘導してくれました(感謝)。お昼を食べそこね、おやつの時間。半分ずっこしておやきを3種類頂きます(´ω`)。
もうちょっと東の方にある本場?!で食べたことはあるのですが、可もなく不可もなくという感じで、「おやきってそんなにおいしいかなぁ?」とずっと思っていました。
でもでも!少し濃い目の味付けが、いいんですかね。はっきりとお惣菜、と主張するような中身がよかったのかな。どれもおいしかったです。特に切り干し大根が◎(ぎんさん、またまたごちそうさまでした!)。
今度ここに来たらまた食べようっと。おやきを食べつつ、おしゃべりしつつ。でももう時間は15時。
帰る道をお互いに決めてヘルメットを被ります。
んじゃ、行きますか(・ω・)。あと少しだけ、バンバン2台でツーリング。R162を南下していきます。
まだ続きます。