酷道157全線走破ツーリング 2日目その2【R157落ちたら死ぬ~温見峠まで編】

 2日目その1のつづき。

8:10。落ちたら死ぬ!地点を出発しました。スタートからよい感じの雰囲気です。こんな道が続いてくれたら・・

この細い虎ロープでも、「安心」になるのかな (わたしの重量だと、ブチ破る自信ありw)。

こういう標識を探すだけでも酷道に来た甲斐があるってもんです。

ところどころに落石はありますが、アスファルトが陥没していたり、盛り上がっていたり等で走りにくい、ということはありませんでした。

どれだけの人が今まで落ちてきたんですかね(素朴な疑問)。

こんなホラーチックなおにぎりを見つけては嬉々として写真を撮ります。変態です。

でも、走っても走っても、いや、走れば走るほど物足りなさを感じていました。何だか、いちいちカーブ付近の道が広いんです。いや、「いちいち」とか言っちゃ、本当はダメなんですけどね。この辺りで暮らしている方、車で走る方のことを考えると。バンバンとなら車と離合する場所なんて気にしなくていいけれど、自分が車だったらどうだろう、と考えながら走るのです。

すると、「ここまでバックかな」「ここで待機かな」って箇所がR157はとっても多いのです。 SWに紀伊半島の酷道425を全線走ったばかり。十津川~龍神の狭路区間だと、どこまで下がらなあかんのやろ、とちょっと想像つかない感じが、とっても良かったのです。その、「想像つかない感じ」がR157にはないのです・・

正直、酷道区間はまだ先なんじゃないだろうかとその登場を待っていたくらいでした。カーブミラーもしっかりあるのでバンバンだと走りやすかったです。車で走って、「酷道」としてはちょうどいいくらいですかね。もしくは、逆側から谷側を走れば少しは印象が変わったかも・・

自然災害で、7年程通行止めになっていたR157。その前に比べて、道路状況が良くなっているのかもしれません。

山側はネットだらけでその張りっぷりは壮観でした。根尾黒津という集落では、こんな案内が出ていました。R157が通行止めだったときに、猫峠がう回路だったような。

ん?!気になるものが2つ。

苔っぷりが素晴らしいおにぎりと(*´ω`*)

予告ってなあに?(若干不安)

まぁ、進むんですけどね(笑)。
R157の面白いところは、洗い越しと言われる路上河川がある点ですかね。ティーダ号で走ったときはその段差に何事だ(°ω°)と思ったのですが。

費用のかかる橋を架けることもないのでは?という箇所でこんなことになっていると解釈しています。道の上が川になっているんですね。今日は晴れているので流れていないところもあったし、 水量もこの程度でしたけど、本気で流れたら通行止めになることもあるんでしょうね。

ひゃっは~(*´ω`*)と嬉しそうに越えて楽しんでいましたが、どうやら熊もでるらしいです。足跡がどうも人間のもののように見えるので、勘違いではないのかとも思うのですがw。

そうこうしていると、少しづつ明らかに峠に近づいていると実感できる道となっていきました。

うん、立派な道。

そして今まで全然すれ違わなかった車が2台停まっているのが目に入りました。「あ、能郷白山の温見峠登山口なんやな」とすぐにわかりました。

「温見峠」とはどこにも書いていないような気がしました。ただ、おにぎりに「温見」とあるだけ。ここは岐阜県と福井県の県境です。それさえ、ない、今までの道の様子同様、あっさりしたものでした。

平日だったので、車が少なかったのでしょうか。

写真が撮りやすくて助かりました。

自分で気づいたからよかったのですが、この峠に、ミラーレスのカメラの部品とクレジットカードを落としていました。こんなもの、落としたことないのに・・・この旅は、これ以降ちっちゃいおっちゃんが、ちょこちょこいたずらを始めます(笑)。

今この辺です。つづきはこちらから。

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