グルメに道に豊富を満喫し、南下してきた前の記事はこちら。
2016.9.14(水)はれのちくもり 日中は21℃前後
昨日は22時には寝た。ゆっくり寝坊するつもりだったのだが、5時には目が覚めてしまった。扉の向こうの駅長の部屋に泊まっていた男性も同じくらいに行動を始めたようだ。
朝のお散歩タイム
ゴロゴロした後、ライダーハウス(計呂地交通公園)敷地内を散歩。
雲は多いが今日もいい天気だ。でも騙されてはいけない。過去2度もこんな風に天気がいい中ここを出発して、2時間後には雨に当たっているのだから(笑)。
複数人いる駅長さんたちが毎日掃除をしてくださっているから、トイレ・水場も本当に綺麗でとっても気持ちがいい。
いつまでも存続してほしいから、マナーを守って利用したいし、存続するには利用者がいないと・・だから、やっぱりたまには来ないとねw。
セローの男性に、どんな仕組みになっているか積載方法を訊いたりして、しばしおしゃべり。北海道に何度も来ていて、セローと言うバイクに乗っていて、これだけの荷物を積んでいるのに、キャンパーさんでないところがおもしろい。
コンパクトに・スリムに・この荷物でキャンプ道具が揃っているの?・・そんなバイクを見てもすごいな!かっこいいな!と思う。
一方で、限られたバイクの積載量。にも関わらず、ちょっと無駄に感じるものもついつい抱えてしまう・・人間の欲がチラリと見える、荷物満載のバイクも好きだ。
ペラペラの寝袋は自宅に送るので、今後ライダーハウスに泊まるときには、寝袋か布団を借りれるところ限定、と言っていたw。
ホタテで朝ご飯タイム
男性をお見送りした後は、駅長の家にて朝食タイム。
以前、オリーブオイルを持ってきてこぼれてしまい、てんやわんやした経験があるので、今回は代わりにマヨネーズを持ってきた。1つつまんでみたら、生のままでも十分おいしかったのだが、ホタテをマヨネーズで焼き、醤油で味付け。
やかんを持ってきていないので、ポケットストーブではお湯が沸かしにくいと思っていたのだが、キッチンにあった網を使えば安定した。なるほど、小さな網を用意すればいいのだね。こうすればお味噌汁の準備も簡単だ。
朝ご飯前に荷物はほとんど載せていたので、最後に調理グッズをRVボックスにいれたらパッキング終了。
駅長さんも忙しいから、なかなかゆっくり話せなかったけど、元気な顔を見れてよかった。
2013年の天気がいい日だった。
電車を見学できるのかな、と思ってここに立ち寄ったのが初めてだった。いつもはいない時間帯の13時に、その日たまたま駅長さんがいたのだ。一通り見学が終わったら、今日はここに泊まっていけ、と。
それまで天気がいまいち続きで、やっと晴天になった日だった。まだまだ走るつもりだった。そんな日の13時に宿を決めるなんて、と思ったけれど、これも縁なのかなと思ってその日の宿に決めた。
駅長さんは4人いるから交代制なのに、その駅長さんがたまたま他の人とシフトを交代していて、めったにない3連勤だと言っていた。そしてわたしは3連泊したのだ。2014年にも駅長さんに会いにきた。
どこに縁があるかわからないね。いろんなたまたまの重なりで、突然ふっと現れるのだから。それをぎゅっとつかめるかどうかは、自分次第。
ラインを始めたという駅長さんと今年ライン友達になったw。
じゃあね、またね。駅長さんとハグをした。次会いに来るまで元気でいてよ(*・ω・)。
国道に出て、大きく手を振った。今日は奥歯をかみしめなくてよかった。
さて、どこに行こう?
R238をとりあえず南下していく。
知床の遊覧船のリベンジか、とも思ったのだが、どうも今週後半に向かって道東・道北と天気が下り坂のようである。
一方、道南は天気がよさそうな感じである。わざわざ雨の方に向かっていくこともあるまい、なんて思いながら頭の中でルートを考える。
この時期、卯原内(うばらない)のサンゴ草もきれいなのだが今回はパスして・・
まずは、道道76号線で能取岬へ
相変わらず気持ちのいい道だ。
能取岬は「のとろみさき」と読む。はじめて来たときから、岬へ、灯台へ向かっていく感じがとても好きな道。
今日は地元の方が草刈りをしていたので撮影はやめておいた。
よしよし、まだ青空だ。迷ったが、やっぱり今年こそは今まで行かず仕舞いだった硫黄山に行きたい。R391で弟子屈(てしかが)・屈斜路湖方面を目指そう。
R391→R334→道道102号線へ
道道102号線のひがしもこと芝桜公園でトイレ休憩。ここの芝桜公園がすごいときいたことはあるが、まさか自動販売機までこんなことになっているとは思わなかった。
途中、迂回をしつつ進む。
今回は、北海道を襲った台風・大雨の影響で通行止めになっている道がとっても多い。すぐそこにう回路があるだけでもありがたいことだ。
楽しみにしていた小清水峠だったが、雲が多くて残念だった。
屈斜路湖もいまいち。
逆光だが、天気がよいときに美幌峠から屈斜路湖を見るとこんな感じだ。
今回は今まで天気が良すぎただけだ、と気を取り直しR391→道道52号線と進み硫黄山へ。
はじめての硫黄山
何度もこの辺には来ているのに一度も来たことがなかった硫黄山だ。
入場料金は特に要らないが、バンバンの駐輪代が200円(車は500円)。係りのおじちゃんの話では、摩周湖の第一展望台の駐車料金込みだそうで、渡してくれたチケットを見せるといいらしい。
全く行くつもりはなかったのに、摩周湖に行かなきゃならんような使命感(笑)。
売店で北海道のグルメを楽しもう
ちょうどお昼だったので、売店であげいも(@250)と温泉卵(@100)を購入。
おねえさんが揚げたてを渡してくれた。ほっくほくで最高においしい(*・ω・)。
でも、あげいもを食べる度に思うのだが、これを3玉セットにする意味がどこにあるんだろうかと(笑)。
だって、250円でこんなにボリューム満点やと、他のものが売れんやん?!ひと串に3個刺さってるのがあげいもなのだ!と言われたらそれまでだし、1個100円・150円でも売れそうなのに・・商売っ気のなさが何ともいいところではあるのだが。
これに関していつも道民に意見をきいてみたいと思っているのだが、つい忘れてしまう(*・ω・)。
あげいもで満腹になりながらも、ずっとここで食べたかった温泉卵も無理して食べるw。
テーブルの上に幾つもガムテープとゆで卵の剥き方が書いたものが置いてあった。そうなると使わなあかんような・・(無言のプレッシャー)。
でもこういうの苦手なんよね、と思ったら、案の定ほぼ剥けなかったという。
拙者不器用なんで・・
卵は普通においしかった(*・ω・)。昔はやんちゃそうなお兄さんが「たまご~たまご~」と売っていたはずなのだが、今はそういう人たちはいなくなったのだね。
お腹を満たしたら、食後の運動に歩いてみるとしよう。
毎日何を食べようか食べたいものが多くて旅先で困るなんて、北海道くらいではなかろうか。食いしん坊にはたまらない土地である(^ω^)。
- 続きは、【’16北海道ツーリング6日目後編】弟子屈~200円の温泉・一人きりのキャンプ場~をどうぞ。
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