【’16北海道ツーリング7日目後編】浦幌→帯広→糠平~観光?!グルメ!温泉!~

バンバンのオイル交換をした前の記事はこちら

道道沿いに昆布刈石(こぶかりいし)展望台の案内があった。

ダートで始まる道を、上っていく。所々ボコボコしてはいたが、わたしの荷物満載のバンバンで走れたのだから走りやすいと思う。

少しダート

ダートを3キロほど進むと・・

浦幌町・昆布刈石展望台に到着

ひゃっはー(^ω^)。

浦幌町

「展望台」と名はついているが、何にもない崖である(笑)。

まわりには何にもない

そして誰も来ない。

誰もいない

贅沢すぎる景色がいっぱいに広がっている。こんな素敵な場所だったとは。また近くを通ることがあったら寄ることにしよう。

ずっと行きたいと思っていたのに、近くを走ってもつい忘れ、「ま、いっか」「ま、いっか」となっていた場所である。

硫黄山に続き、宿題になっていた場所を訪れることができてうれしい。何より雨が降っていないことがいちばんだ。

長くないダートの道をブンブン走って、反対側へ抜け、R336→道道1038号線→R38で帯広方面へ向かう。

豚丼食べるよ(´ω`)

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豊頃町のハルニレの木

案内が出ていて、一度は通り過ぎたのだが、もう一度案内が目に入ったのでひさしぶりに寄ってみることにした。

河川敷の木

十勝川の河川敷に生えている木。

寄り添っているよ

1本に見えるが、実は2本が寄り添って1本に見えているのだ。素敵だね。

草地に生えていて、周りはなーんにもない。ぽつんと木が2本生えている。思わず駆けだしてみたくなるような景色。

観光スポットだよ

嬉しそうに走ったが、実は結構足が取られる感じで足を上げるのが大変だったw。最近の大雨の影響だろうか。歩けただけよかったのだと思う。

ハルニレの木の河川敷

上着を脱いでいたが、夏みたいに暑い。雨よりは断然いいに決まっているのだが、ちょっと信じられないくらいの天気の良さだ。

お昼ご飯は、帯広グルメ・豚丼にしよう

帯広市内に入り、人気の「とん田」さんに行ってみるが、平日の13:30を過ぎているというのに外に20人ほど並んでいたので華麗にスルー。

十勝豚丼・いっぴん帯広本店へ

大きいタイプのお店があったはずだと調べてみると、いっぴんさんだとわかったので向かった。駐車場も広くて良い感じだ。待たないのがいい(笑)。

十勝豚丼・いっぴん帯広本店

普通の豚丼(780円+税)を注文!

肉のカットの仕方、タレの量などカスタムできるようだが、はじめて来るお店なのですべて普通でお願いした。

カウンターに座ったので、店員さんの動きが良く見える。忙しい時間帯だろうに、特に女性店員さんがみんなよく動くし笑顔がいい。

しばらくすると豚丼の登場。ででーん。

ピントがあっていないが、このように蓋がかぶせられた状態で運ばれてくる。

主婦目線からすると、洗いものが一つ増えてしまうのに・・と思ってしまうのだが、この、チラ見えしている肉感が何ともたまらないw。

蓋を自分で開けることで、開けた瞬間の見た目、においも楽しめるものね。

蓋がしまっているのがいい!

かぽっ。

いっぴん帯広本店

ぶぶぶぶ豚丼様の登場(*´ω`*)。

早速一口。ぱくっ。・・・う、うまし!

炭火で焼かれた豚肉が乗っかっている。白髪ねぎもいい。たれも香ばしくて肉もロース肉だと思うのだが、しつこくない。

ご飯も豚肉も大盛りでも行けたんやないかな?wと思ったほどだった。

札幌にもお店があるようなので、帯広では他のお店に行って、札幌でいっぴんへ、というのもいいかもしれない。

何せ帯広では食べたいものがいろいろありすぎて困るのだ。

食後のデザートは六花亭・帯広本店へ

やっぱり帯広に来たら行っておかねば、ということで六花亭へ。

何度も来ているのに、周りに溶け込んだ感じの店構えなので、いつもお店を見失ってしまう。

やっぱりサクサクパイ食べないとね

オサレなお店の前とあって、バンバンまでオサレに見えちゃうねw。

※ちなみに駐輪場は反対側の入口にあった。こちらは自転車の駐輪場だった。

六花亭と言えば、サクサクパイ

限られた六花亭のお店でしか販売されていないサクサクパイ。賞味期限は3時間。無料で頂けるブラックコーヒーとともに。

六花亭のサクサクパイ

安定のおいしさである(^ω^)。豚丼大盛りにせんでよかったw。

さてと、今日の宿はどこにしようか?

帯広駅前を通り・・

帯広駅前

何となく上士幌(かみしほろ)方面へ北上していく。

雨は降らないと信じて・・

天気予報からして、アンパイは帯広、もしくは南方面へ進んで泊まることだとはわかっているのだが、ちょっと北に進みたい理由があって北上することにした。

R241→R273と進むのだが、道路案内に、「三国峠を越えたところが通行止め、ただし三国峠の頂上までは行けます」との案内がでている(°ω°)。

通行止めだときいていたので、「三国峠って今通れないですよね」なんて話したら、計呂地で一緒だったセローの男性に「え、ダメなのは日勝峠で三国峠は通れるでしょ?」と言われたのだ。そのときにiPhoneで確認すればよかった。

旭川方面に抜けるには、どちら周りにしても大周りしなければなるまい。うーむ。

上士幌航空公園キャンプ場へ

はじめてのキャンプ場。ナイタイ高原も近いしいいかな、と思って行ってみた。

芝刈りしていた

人はいなかったが、テントが3張ほど既に張ってあった。

受付の人がいない(というか芝刈り中?)。地元のおじちゃんらしき人が来て、「あとでお金は払ったらいいよ、好きなところにテント建てといたらいいよ」と言ってくれた。

広いキャンプ場をぐるっとみて周ったのだが・・

ゆっくり温泉に浸かりたいのと、やっぱり今日はジーンズを洗いたい気持ちを抑えきれず、さらに30キロほど北上したところにある糠平(ぬかびら)の湯元館に問い合わせ。

ライダー部屋の使用OKとのことだったので今日はキャンプをやめ、そちらに向かうことにした。

国道からも見える橋梁

旧国鉄時代のもの

わざわざ寄ることはしなかったが、国道の側からも旧国鉄時代の橋梁が確認できる。

R237から見える橋梁

今年もタウシュベツ橋梁は見れなかったなぁ(時期的に水没)。

糠平ダムへ寄り道

R273から糠平ダムが確認できた。

どこが糠平ダムへの道だろうかと思っていると、国道から戻る方向に鋭角に入っていく道があったので進んでみると、糠平ダムへ続く道で合っていた。

古いね

残念ながら通行止めだったが。大雨の影響だろうか。

糠平ダム、通行止め

ひがし大雪自然館でダムカードをゲット

ここは平日の水曜日が休館日なので、できれば手に入れておきたかったのだが、思い付きで来たわりに閉館5分前に到着できてよかった(17時まで)。

無料でこの周辺の自然や生態系について学べる綺麗な施設なので寄ってみると面白いと思う。わたしもゆっくり見たかった。

綺麗な施設だ

糠平の周辺にコンビニがないことは知っていたのだが、まさか上士幌航空公園キャンプ場から1軒もないとは思わず買いそびれてしまった。ヘタこいた。

17:10 糠平温泉・湯元館着

温泉宿なのだが、ライダー向けに大広間を開放してくれているのだ。男女別になっている(1,500円、毛布・敷布団は自由に使ってOK)。

※湯元館のライダーズルームはオーナーさんが変わったため、開放終了である(2018年6月現地で確認済)。

前に来たときには男性4人、女性もわたしを入れて4人いたのだが、今日はまさかのひとりぼっち。キャンプ場ならまだわかるけれども・・

やはり三国峠辺りが通行止めということで、旭川から抜けてこられないため、ライダーさんのみならず、団体客のキャンセルも相次いでいるのと、大雨の影響でこの辺りの登山道がことごとくやられている為、登山客も来ないのだそうだ。

これから、紅葉の季節だと言うのに・・と女将さんが嘆くのもわかる。

夕食はカップヌードル

たまたま糠平のお土産屋さん?が開いていたので、何とかカップヌードルとチーズは入手できた。

うう、貴重な一食がカップヌードルとはちょっと悲しい。お湯は女将さんに用意してもらった。

※自炊はできない、前は気づかなかったが、湯元館にもカップラーメンやおつまみなど売っていた。

1泊1,500円

「せっかくだから、一緒に食べましょう」習志野ナンバーのダンディなお父さんとおしゃべりしながら夕食タイム。毎年9月に車で北海道に来ているそうだ。

わたしも9月の北海道が好きだ。「どうして毎年9月に北海道に来るのですか?」と訊いたら「だってほら、ジャガイモと玉ねぎの収獲シーズンだから。ワハハ」と笑っていた(笑)。

今年は大雨で玉ねぎが流された地域もあるそうだが、今年も無事買い求めることができて箱いっぱいの野菜を積んで旅しているらしい。いろんな楽しみ方があるものね。

夕食の後は、温泉タイム

露天風呂はかけ流し。解放感たっぷりで最高なのだ。他に女性の泊まり客はいないので、貸切である。こっそり泳いだのは言うまでもない。

糠平温泉

隅っこに「幼児席」と書いた石がある。椅子のようになっているが、今回も一応はまっておいたw(抜けてよかった・・)。

幼児用の椅子(笑)

洗濯機と乾燥機を使わせてもらい、ジーンズも洗えてさっぱりだ(女将さんに前払い式で洗濯・乾燥で600円)。雪国らしくガスの乾燥機だったようで、ものの15分ほどで乾燥できて助かった。

ひっそり行動する派なので、接点は少ない方だとは思うが、それにしても今回は本当に他のライダーさんと話す機会が少ない。

今日は特に、道ですら、ライダーさんとほとんどすれ違わなかった感じだ。北海道の方とのふれあいは多くて楽しいけれどね(*・ω・)。

北海道ツーリングルート

今日もひとりぼっち。昨日と違うのは、ここでは歌は歌えないということだ。

バンバン走行距離:267.4キロ

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