今年は運よく酷道425(R425・紀伊半島を横断)を全線走破することができた。
酷道ツーリングをするときの注意点
酷道(国道)・険道(県道)を走る際、重要なことが道路の規制状況である。全面通行止めの場合、当たり前だけれども前に進むことはできない。
基本的にそういう道は、豪雪地帯、土砂崩れが起きやすい地帯、人里離れた地帯であるため全面通行止めになることは珍しくないのである。そして、一度通行止めになってしまうと、長期間開かずの扉となることも。
※R425は、確か2011年の台風で土砂崩れが起きて、2015年開通するまでにかなりの長い時間を必要とした。
日本三大酷道
一応、日本三大酷道と言われているのが、
- 紀伊半島を横断するR425(済)
- 四国の背骨を通ると言われるR439
- 部通行止め区間を含む福井から長野まで続くR418
この3本だと言われている(別の国道という説もある)。
四国のR439(ヨサク)
これは結構長くて徳島市内から剣山、大豊あたりを通り、高知の四万十市まで続く約300kmの道。
国道は今現在で500番台まである、日本中にある道である。
そんな国道が、一本一本独立して存在しているわけもなく、ほぼ、他の番号の国道と重複している区間を抱えている。このR439も例外ではなく、小さな四国の中に300kmもあるわけなのでR438を皮切りに、R32、R194など、他の国道と重複しているのである。
ちなみに国道が重複した場合
こんな風に、栃木県の場合親切にすべてのおにぎりを表示してくれている(・ω・)。
ルールとしては、重複した場合、一番若い番号さえ表示しておけば問題ないのだそうだけど(この場合、R121のおにぎり1つだけでも問題ない、ということ)重複区間はこのように表示してくれていると、ナビではなく地図を見るものにとってはかなりありがたかったりする。不慣れな土地であれば、なおさらだ。
重複区間の表示の仕方( 若いおにぎり1個か、重複分全部にするか )は、都道府県に任されているようである。
全長300kmのうち、R439の少なくとも半分近くは走ったことがあると思うのだけど、全線を一度に走破という経験がないので、走ってみたいと思うところ。
調べてみると、どうも剣山あたりの通行止めが出やすいそうだが現在は全線にわたり、通行止め箇所はない模様(これはチャンスではないのか?)。 全長300kmと長くはあるけれども、重複区間など快走路も多いので恐らく早朝に徳島の起点OR高知の終点のスタート地点を出発できれば一日でトライできると考えている。
続いてR418
418も重複区間がたくさんあるけれども、ポイントはR157との重複区間ではないかと思っている。 R157は岐阜市内から温見峠を通って福井に続く酷道である。この温見峠あたりが通行止めになることが多いのだがここの区間をR418と重複しているのである。
我が家から福井に行って長野まで、というのもスタートラインに立つまでが遠いので、R418の場合、まずはR157を走破してからがよいのではないかと思っている(つまり、R418は分割でアタック)。
ちなみにR157は2008年に温見峠手前まで能郷白山登山のために走ったことがある。
あのときも温見峠は通行止めだった為、手前の登山口から登るしか選択がなかったような。
R157の全長は約200km。これも、朝からスタートラインに立つことができれば、一日で走破は可能と判断。現在は片側交通区間はあるにしても、通行止め箇所はない模様。2015年、チャンスの年なのかもしれない。