平尾台のカルストロード、本気のw鍾乳洞探検、やまなみハイウェイを堪能した九州ツーリング1日目のつづき。
2017.5.15(土)熊本県南阿蘇村の宿を出発
窓から外をのぞくと、良く晴れそうな空。張り切って用意するとしよう。
この日の朝は、昨日買っておいた熊本名物・いきなりだんご。
さつまいもとあんこが中に入っていて、小麦粉を練ったもので包み、蒸したものである。家でも作れるんじゃない?(笑)というような、素朴な食べ物なのだが、やっぱりその土地で食べるとおいしいね。
あったかい緑茶を飲みながら朝からほっこり(^ω^)。
6:30過ぎ、南阿蘇村の宿・プレミアムスイッチさんを出発
朝からご主人がお見送りしてくださった。本当に気持ちのいい宿だった。
現在、素泊まりプランしかないと思うのだが、じゃらんから予約して2人6,000円ほどで宿泊することができた。
宿を利用するまでは、あれやこれやとチャンスがあればお伺いしてみたいこともあったけれど、ここにたどり着くまでに、現実を目にすることができて・・
お話をしてくれれば耳を傾ければいいのだろうし。わたしたちは風景を目に焼き付けて、来たからには、九州の素敵なところをたくさん見つけて、楽しめばよいのだと。そう思った。
薄暗かった昨日の夕方より、はっきりと見える
アスファルトの様子。
倒れたままの街灯。
人の気配のない建物。
屋根には土嚢袋。割れたままの瓦。
あちこちに重機。
そんな傍らに、牛さんも。
行けるところまで、国道57号線を阿蘇大橋方面へと走ってみよう
あちらこちらに、通行止めの案内。
何度も何度も登場する。
その付近のお店も、営業が難しくなるよね・・1年前から、ブルーシートはかかったままなのだろうか。
この先には阿蘇大橋があった。これ以上は進めなかった。
あちこちの山肌が・・
やはり、地震のせいなのだろうか。
赤水から県道32号線→ミルクロードへ
日曜日ではあるが、ちょうど出勤時間帯であるためか交通量がとても多い。阿蘇大橋が崩落している為、う回路となっているためだと思う。
ミルクロード(県道339号線)を右折。
・・したいのだが、信号のない交差点。
熊本市内・大津方面から来る車が曲がってくるため、なかなか右折できなかった。平日の通勤時間帯なんて相当混みそうな予感。
ミルクロードを大観峰方面に向かって走り始めると、スイスイ。
あれ、この辺だったよな、と思いながら走っていると、牧草ロールでブロックされている箇所を発見。Uターンしてみた。
ここは、「ラピュタの道」への入口だった
辺りには「駐車禁止」とある。
ブロックされて入ることができないのだろうと思っていたのだが、牧草ロール付近をよく見ると「立ち入り禁止」とは書いておらず、脇に人が入れるほどの隙間があったので少し歩いてみることにした。
この先は立ち入り禁止だということは十分承知してやってきたが、見ることが出来なくても、少しだけでも近づきたい。
チェーンが張られ、全面通行禁止の案内が出ていた。・・あれ?遠くに2人いるように見えるけれど見間違いか?(: ・`д・´)
「ラピュタの道」はもう少し下ったところから見える、「天空の城ラピュタ」の世界のような道、なのだ。
と言っても、実はわたしは映画の「天空の城ラピュタ」をしっかり観たことがないので何とも言えないのだが、雲海に浮かぶ島のように見えるのが似ているのだそうだ。
それはともかく、とても素敵なラピュタの道
2013年の夏に訪問したときには、バンバンと走ることもできたのだ。
最初はどこがラピュタの道かわからず、わからないまま、走っていたわたし(笑)。
落石は多かったが、問題なく走ることができた。
今となっては、貴重な写真なのだな、と。
素晴らしい景色だった。
この年の冬に訪問した際には、落石が多いとのことで、通行止めになっていて走ることはできなかった。
熊本地震後は、ラピュタの道の一部が崩落しているときいた。またいつか、この景色を見ることができるのかわからないけど、熊本にはこんな素敵な場所があるのだと、記しておきたかった。
う回路だったから、迷ったから出合えたもの
ミルクロードから阿蘇山上方面への道、県道111号線へと向かっている途中、迷い込んでしまったところで、牛さんがモーモーといっているのに気が付いた(*・ω・)。
まさかこんなところに・・と思ったけれど、聞き間違いじゃなかった(笑)。
ビニールハウスの下に牛さん・・初めてみた(*´ω`*)。それに鯉のぼり。季節感あってええやん!
こんにちは(・ω・)。
そして目のいいむ。が気が付いた。
山の中央部にピンク色。あれはツツジかな。
少し痛々しさを感じていた山に、鮮やかな彩り。思わず顔がほころんだ。
阿蘇山上方面への記事への記事はこちらを。
立ち入り禁止になっているラピュタの道近くを後にし、国道57号線から県道111号線(阿蘇東登山道坊中線)で阿蘇山上へと進ん…
次はいつ九州に行こうか思案中(^ω^)。