【4】これは楽しい!帯広ばんえい競馬のバックヤードツアーに参加してみた、のつづき。
2017.9.11(月)くもりのちはれ、くもりところにより雨:
北海道ツーリング4日目
5時前起床。
窓から外をのぞくと、期待できそうな空が広がっていた。
ここのホテルは、朝から日替わり丼ぶりという食いしん坊にはたまらない朝ごはんが付いたホテルなのだ。今日のメニューは中華丼。フロントのお姉さんにちゃっかりリサーチ済みだw 。
豚丼やサーモンいくら丼ならば後ろ髪引かれるところではあるが、中華丼で6時半を待ってはいられない(中華丼に超失礼)。
ちくわパンとコーヒーで朝ごはんとし、6時には帯広の街を出発した。
明日の午後から天気が崩れそうだ。
決めあぐねていた方向は、バンバンに跨ってから北を目指すことに決めた。
今日は、クッチャロ湖のキャンプ場を目指そう。そこまでのルートに、キャンプ場もライダーハウスも3つ4つあるので、たどり着けなかったとしても泊まるところの心配はいらない。
静かなR241→R273とカントリーサインを撮影しながら進んでいく。昨日で12枚撮影できた。今日は何枚撮影できるだろうか。
三国峠方面へと進むのだが、カッパを着こみ、グリップヒーターを入れてもかなり寒い。あまりに寒いので途中でホッカイロをお腹に貼っておいた。
交通量の少ない道を、バンバンとトコトコ進んでいく。
今日はお昼過ぎまではれ予報なのだが、一向に太陽が顔を出す気配がない。
標高1,139m:三国峠
北海道の国道の中では最も標高の高い地点となる三国峠。
実際走っていると、そんなに気が付かないのだけど、途中から眺める景色はなかなかのものだ。もう2~3週間もすれば、紅葉を楽しめるのかな。
駐車場まで行ってしまうとこの風景が見えないのだけど(笑)。
標高1,100mを超えているので単純に考えても6度以上下界よりも寒いことになる。
あまりの寒さに早々に出発。グリップヒーターのぬくもりすら感じない。早く下って行こう(*・ω・)。
ルート上にあったので、
大雪ダムカードをゲットしにGO!
大雪ダムの管理支所はR237から少しだけR39を北見市方面に向かったところにある。特徴ある建物だ。
北海道のダムカードは現在35枚ほどで兵庫県と変わらない枚数の多さだ。
兵庫と違うのは、郵送対応をしていない代わりに、土日祝日配布OKなダムカードが多い。
ただ、ダムカードによっては平日の午前はここ、午後はここ、土日祝はあそこ、と、訪問するタイミングによって配布場所が違っていたりするのが厄介である。
当然配布時間も限られているため、案外難しいなと、去年から北海道のダムカードを集め始めて感じている次第。
少し休憩して、縮こまっていた体もほぐれたようだ。どんどん進んでいこう。
道道をときおり挟みつつ、R39→R40と進み
比布(ぴっぷ)に突入したころ、ようやく陽が射しはじめた。
ただただ、太陽の光がありがたかった。ホッカイロとはまた違うやさしいあたたかさ。背中がぽかぽかするだけでほっとする。勇気でるわ(*・ω・)。
「稚内」も確認できた。
士別からは、R239で苫前方面(西の海の方向)へ。
快走路。ただ、静かでお店もなく、しばらくガソリンスタンドもないので注意だ。
もしかして!と期待して苫前(とままえ)のココカピウさんの前を通ってみたがやはり今日もうに丼は完売との案内。このお店とは本当に縁がない。
今年もダメだったか・・もう何度チャレンジしているだろうか(笑)。
羽幌のホクレンで給油しておこう
見てきたところ、どこのホクレンでもフラッグ完売。
どうしても欲しいというわけでもないけど、やっぱり気になる|ω・)。それにしても、今年はフラッグを挿して走っている人がとても少ないように感じる。
あれ?前からこんなカバーあったかな?
ホクレンのフラッグとは
ホクレンという黄色のガソリンスタンドで給油すると、1回給油につき1人2本まで、1本150円で買うことができるフラッグのこと。エネオスや出光では販売していないので注意。
北海道の4つのエリアで色とデザインが異なる。毎年どんなフラッグなのか楽しみでもある。7/1-9/30までの販売で、なくなり次第終了。ライダーさんの夏の風物詩、的な。
お腹もすいたので、
羽幌の北のにしん屋さんへGO!
R232沿いにある目立つお店なのでわかりやすい。
以前来たときには、たまたま24日で「にしん」の日らしく、あまえび丼を500円で食べることができた。
今は値段が少し変わっているかもしれないが、24日にこの辺を通ることがあれば寄ってみるといいことがあるかもしれない(笑)。
今日は迷った挙句、はぼろ丼(@1500)で。
どんっ!
全体が見えない(笑)。
日によって違うらしいが、この日は、甘えび、ほたて、いくら、あわび、うに、まぐろ、さんま、いか、かんぱち、ヒラメだったかな。メモし忘れたので若干あやしいが。
このあたりといえば甘えびなのだが同じくらい感動したのがあわび。1,500円の海鮮丼にあわびって(: ・`д・´)。
丼ぶりもだが、小さな小鉢が2つに汁物までついていてわたしのお腹も心も満足だ。
※確か追加料金でご飯を大盛にもできる。酢飯にも変更可能みたいだ。帰宅していろんな方の羽幌丼を見てみたが、季節によってだいぶ違うみたい。わたしのは当たりっぽい(*・ω・)
お腹も満たされ、ルンルンで北上していると・・おや?
海につづくひまわり畑を発見した
いや、ほら。
ひまわり畑自体めずらしいものでもないわけである。
北海道でも、9月10月に各地で遭遇したこともあるし、今日だって比布の北のあたりでも見かけることができた。
ただ、海につづくひまわり畑って初めて見たかも(*・ω・)。
こんな風景があるなんて。
もう、ちょっとやそっとじゃ心動くことなんてないだろうと勝手に思っていたけど、これはまいったな(*・ω・)。
北海道ツーリングでは、一本違う道を走ったり、バンバンとなら行けるかなと思う道を進んで、ガイドブックやツーリングマップルに載っていない名もなき場所を探すのが楽しいと思っている。
青空なら言うことないけど、それよりも、このタイミングにここに居れたことに感謝すべきだね。
思う存分写真を撮ったら、さらに北上。天塩(てしお)の道の駅で雨雲レーダーを確認したところ、おや?(: ・`д・´)
18時までにはクッチャロ湖についてテントを張れるだろうと出発するも、天塩を数キロ先に進んだ時点で結構な雨!
ひえぇえー!
雨降りだすの早いやん。雨雲さえ抜ければと思いはしたが、カッパの下は履いていなかったのでジーンズがじっとりと。
そんなわけで、撤退じゃ撤退。ということで、数キロ引き返して、おとなしく
天塩の鏡沼海浜公園のライダーハウスへGO!
まだ15時前と時間は早いが、ここは良い温泉もあるしゆっくりするとしよう。
わたしの行動パターンと当てはまるのか、そして使いやすさも相まって、よく利用するライダーハウスである。
受付棟で受付をしたのだが、利用料金は数年前と変わらず200円。有料のゴミ袋を買えばゴミ出しもOKだ。
驚いたのが女性部屋が新しくなっていたこと。
以前は、3畳ほどの小さな部屋だったのだが
男性部屋と同じような広々とした部屋になっていた。やったー٩(ˊᗜˋ*)و
天塩では雨は降っていない。今のうちに・・
荷物を運んで着替えたら、夕映温泉へGO!
温泉に歩いていける距離というのが最高だ。
夕映温泉は、アンモニア臭のような刺激の強いにおいのする、茶色い透明の温泉。ペロッとなめるととてもしょっぱい。肌はぬるぬるとする、とても特徴のある温泉で、匂いが独特なので好き嫌いは分かれると思うけど、わたしはとても気に入っている。
ただ、今回利用した方は、露天風呂など一部利用できなくなっていたのが残念。それでも500円でこの温泉に入れると思えば安いものだ。
時間はたっぷりあるので、長いことお風呂を楽しみ、
夜はジンギスカンパーティや!(一人
炊事棟まで部屋から屋根のないところを100mほど歩くので天気が悪い日は行きにくいのだが、この日は問題なし。
パーティの際には、セイコーマートでジンギスカン(200gかな)とカット野菜を買うのがわたしのお決まり。
メスティンでご飯を炊きつつ、今回はイワタニジュニアガスバーナーを持ってきたので仕事が早いw。
ガラナをちびちびやりつつ(注:ジュースです)
あら豪華。部屋食でいただきます。
炊き立てほかほかご飯にジンギスカン、最高٩(ˊᗜˋ*)و
荷物が多くなっても、メスティンとフライパンを持ってきてよかったと思う瞬間。
この日は焼酎はなしw。だからかどうだかわからないが、ちゃんとご飯は半分残して明日の朝ごはんにまわすことができた。
わたしも賢くなったものだ(*・ω・)。
明日は全道的にあまり天気がよさそうにない。
男性部屋に居たカブのお兄さんも結局最後は濡れちゃった、と言っていた。広い広い北海道。いつどこを走るかによって同じ日程のツーリングでも天気が違い、印象も変わるのが魅力でもある。
明日はどうしようか。
女性部屋には結局誰も来なかった。寝袋に包まって早く眠ろう。
4日目バンバン走行距離:374.2㎞
5日目前半、【6】ついにやってしまった!北海道ツーリングで雨の日にガス欠、につづく。
いよいよあの宿泊施設を試す時がきたのか(*・ω・)。
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