- バイクのハンドル交換 2.作業開始、のつづき。
今日ほど近くにホームセンターがあってよかったと思ったことはありませんでした(^ω^)。
レンタル工具を見つけた
工具を買いにいってみると、見つけた「レンタル工具」の文字。
バイクのハンドルに4-5mmくらいの大きさの穴を開けたいのだけど そんな道具はありますか
と尋ねると、インパクトドライバーを2泊3日・300円で貸してくれるというお話。
、、で、インパクトドライバーって何なん(えっ?)。
って感じのわたしですが、 道具を見せてもらい、電動でグリグリ開けれるやつだと理解しました。こんな工具です。
穴をあけるために、インパクトドライバーの先っちょにつけるものを買わないといけないとのことでしたが、金属用の4.5mm穴用のもので600円ちょっと(もう少し太いのでもよかったかも)。
ハンドルに穴をあけるのが面倒だったので(・・・というより。道具を見つけるのが面倒だったというべきかな?)スイッチ側のプラスチックの出っ張り部分を削る予定でしたが 1,000円もしない値段で穴をあけれるチャンスを試せるならやってみたいなと、レンタルしてみることにしました。
ダメやったら、スイッチ側を削ればいい話なので。
人生で初めて登場したインパクトドライバーですが、アマゾンでこれくらいの値段の道具のようです。
インパクトドライバーでハンドルに穴を開ける
初めて使うのでドキドキです。
とりあえず、ハンドルにマーキング(かなり適当)。
滑らないようにハンドルにちょこっとへこみをつけて556をぬりぬり。穴をあけていきます。あんまり高速でまわすと折れてしまいそうな気がするので、初心者らしく、ちびちび開けていきます。
・・・約10分後。
・・・あいたー(^ω^)。
ちょっと、いや、めっちゃ嬉しかった瞬間です。後からやった右側はもっと早くあけることができました。
穴が開いたのはいいのですが、例のヤツをほったらかしにしたままなのでとりかかることにします。あー気が重い。
クランプボルト問題を解決せねば
・556をふりかけて、再度ソケットレンチで回すが×。
・買ってきたメガネレンチで回すが×。
・反対側のレンチで回すが×。
パソコンで検索しながらあれこれするのですが一向にボルトが取れる気配はありません。
で、あれこれやっていたところ、ついに完全になめてしまいました。がちょーん(古)。
DAIさんにも注意を頂いていて、自分でも気を付けていたのに・・ はぁ。。とため息をつきたくなるのですが、なめてもーたもんはしゃーないので再度ホームセンターへ(笑)。
ネジザウルスをゲット
期待を胸に、ネジザウルスを投入するわけですが、あっさり撃沈。
・・はて。どうしよう?
やすりで磨いてなめた六角ねじの角を自分で作るか?
工具にアロンアルファをくっつけて、一体化させて一気にねじるか?
あれこれちょいちょいやってみるのですが上手くいきません。
そうこうしていると、遊びに行っていたむ。が帰ってきました(行き詰まってから既に3時間経過w)。 ネジザウルスでやってみてもらったのですが、やっぱりダメ。
「んープライヤーでやってみよか」
最終兵器・プライヤーでどうだ?!
と言うことで、入手してきてくれ、フンっ!と回してくれたところ
ボルトが取れました!
って、既に外暗っ!
めでたしめでたし。と、ここで終わりたいくらいだったのですが(笑)やっと半分です。
さて、ハンドル交換をして元に戻そう
順調よく組み立てて行くのですが、最後の左ハンドルのグリップがなかなか入りません。
む。に時間をかけてやってもらい、接着剤(グリップボンド)を付けてようやく入ったぁと思ったら ・・・クラッチレバーホルダーを入れるの忘れてたYO!
うそやんっ!!
ハンドルを戻す際、順番は大事
何とか後から入る術はないものか、悪あがきをしたのですが、無理でした。 接着剤を塗ったグリップを外してからでないと、クラッチレバーホルダーは入りません。
外していった順番の逆からちゃんとしないと、(多分)組み立てられないのです。 半泣きになりながらw、接着剤まみれになってグリップを外しました。あんなに時間をかけてグリップを入れてもらったのに。
また呼びに行って、グリップをもう一回入れて、とはさすがのわたしでも言えなかったので、自分でやったら意外とすんなりいけましたw。
で、やっとこさ完成です。
ハンドル交換がやっと終わったと思ったのに?
エンジンをかけてみたのですが、何かおかしいのです。アクセルグリップの戻りが悪いのです。
スイッチボックスが仮止め状態ならすっと戻るのに、ネジをしっかり締めると戻りが悪い・・ (つまり、アクセル入りっぱなしの暴走モードになっている状態です)
何かが干渉しているのは明らかなのですが、原因がわかりません。
ハンドルに穴を開けた位置が、ちょっと右すぎたのかしら。よくわからないので、む。に見てもらい、あーだこーだチェックしてもらうとやっぱりスイッチボックスがちょっとだけ右すぎるのが原因ではないかということになりました。
干渉している部分を取り除く
穴をもうちょっと左に大きく開けるのが一番よいのでしょうが、時間も時間なので、アクセルカラーのエンド部分をカリカリと数ミリ削り、ハンドルグリップが1mm程出ているのを削りとることにしました。
たったこれだけ削っただけで、バーエンドにアクセルグリップが干渉することなく ちゃんと戻るようになりました。 ほんの数ミリのことなのにね。
でもって、
完成です!
ハンドル交換・まとめ
嬉しそうに暗い中乗ってみたところ シートが高くなって、小さな乗り物に乗っているみたいでした。
バンバンじゃないみたい。 ハンドル換えるだけでこんなに違うのだと、感動しました。
うん、ぴかぴかでいい感じ(^ω^)。
作業時間7時間(長)。
うち、なめたネジのロスタイム3-4時間。
クラッチレバーホルダーつけ忘れのロスタイム0.5時間。
これがなければ、わたしでも3時間ちょっとでできたと思われます。
機械音痴のわたしでさえできたので、多分ほとんどの方ができる作業だと思います。疲れたけど、バンバンが無事走れる状態になってよかったです(笑)。
※無事、ハンドル交換が終了しました。
アドバイスをくださったフクマツさん、DAIさん、本当にありがとうございました。
よし、これで工賃5,000円の作業はできるねw。
む。は2016年式のバンバン200を買い、乗っていますが純正の幅広ハンドルが合っているようです。
わたしは、幅広ハンドルだと肩が凝るような気がしていたのですが、ハリケーン2型の少しだけ短めの感じが身体に合っているようで、このハンドルにしてよかったと思っています(^ω^)。