「今年の花粉の飛散量は前年の●倍です」
もう聞き飽きた!
毎年のように●倍ってクイズダービーの篠沢教授かよ!(例えが古い)という感じなのだが、今年は本当に酷い(見えない敵にプンスカ!)。
毎年2月頃からGW明けまでは、薬を飲んでいるのも相まって、朝起きるのがしんどいし、起きたらくしゃみ連発で疲れるし、日中は眠たいし、鼻水鼻づまりで人との約束なんて絶対できないシーズンなわけだが、今年はひさしぶりに喘息っぽい症状も出てきてしまった。
バイクに乗ったら最初の30分は特に目つぶしされたかのような痛みと涙がでる。休み休みでないと安全に乗ることができない(極力乗らないようにはしているが)。
ただ、くしゃみも咳もカロリー消費をするらしいが、わたしが痩せたという事実はない(白目)。
ということで、花粉症歴ん十年のわたしだが、もう本当に花粉症・アレルギー症状無理!!みんなと同じように春にワクワクしたいし楽しみたい٩( ‘ω’ )وとなったので、今年いよいよ何か新しいことを始めてみようと。
そんなわけで、今まで行っていた少し遠い病院から近所の耳鼻咽喉科に変更。新しい病院は何かと緊張するが、
- ウェブ予約できる
- 通いやすい
- (先生が話しやすい方)
のは新しい治療を始めるにあたって絶対必要なことだと思ったので。先生に関しては行ってみないとわからないギャンブル的な要素もあるが、行ってみると先生も良い方だった(^ω^)。
※今まで通っていた病院は通うのにも時間がかかるが、ウェブ予約ができないのでシーズンになると3時間待ちとか普通にあり、病院に行くとなると半日潰れてしまうのがネックだった。薬をもらいにシーズンに2回ほど行くのであればそれも仕方ないかと思ってはいたが・・。
現時点で花粉症やアレルギーに効くと言われているのが・・
1.注射治療
注射もステロイド注射や新しい皮下注射のゾレア等、いろいろあるようだが、シーズンに何回か打つ必要あり。
ステロイドは知らないのだが、ゾレアは結構高額(1回3割負担で15,000円ほど)。副作用がある可能性がある。ただ条件にあてはまれば手軽に治療できるとは思う。
2.レーザー治療
シーズン前に鼻の粘膜を焼くようだ。思ったよりも短時間で処置は終わる模様。
焼いた後は1週間ほど鼻水等出やすいみたいだが、副作用もほぼないようなので逆に言うと安全な治療なのかも?費用は10,000円から20,000円ほど?効果は人により結構ばらつきがあるようだ。
3.舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)
アレルゲンを少量から体内に取り入れて時間をかけて慣らしていく治療法で、根本的に体質改善を目指す方法。ただ、3~5年と時間がかかるのと、時間がかかる割に100%の方に効果があるわけではないのが難点か。
あと、この方法は今のところ
- スギ・ヒノキ
- ダニ(ハウスダスト)
のみに対応しているので、例えばブタクサやイネなどにだけ反応する方には向かない治療法だ。
薬の費用は期間が長いので書きにくいのだが、こちらの病院のページがとてもわかりやすくまとめられているのでお勧めだ。費用のことのみならず舌下免疫療法についてもとても◎。
そんなわけで、血液検査の結果を見て決めようかと先生に言われ、初回は血液検査をして終了(血液検査の費用は約4,500円)。
1週間後・・!血液検査の結果が出た
わたしは以前の病院でも少ない項目の血液検査をしたことがあったので何となくわかってはいたのだが
・スギ(多め)、ヒノキ
・ハウスダスト、ダニ
と、舌下免疫療法にぴったし当てはまるアレルギー反応が出た(^ω^)。
自分としては、手っ取り早い注射に気持ちは傾いていたのだが、やっぱり時間がかかっても定期的に病院に行く必要があって面倒くさくても、根本的に改善する方法を選択したいなと。
轟さんもついに治療へ第一歩ですか😆
免疫療法(シダキュア)を2年前から始めましたが私の場合は1年目から劇的に改善したので、少しお金がかかりますが一時的ではなく根本的に治すために良いお金の使い方が出来たなと自画自賛していますw
良い治療法が見つかりますように👍— よっこ (@tukumoto819) March 10, 2023
実際に舌下免疫療法をされているよっこさんのリプにも後押ししてもらってわたしも舌下免疫療法を選んだ。
早速ダニ(ハウスダスト)について治療開始!
スギ・ヒノキは絶賛シーズン中で、反応が過敏に出ているときにさらにそのアレルゲンを体内に取り入れるのはNGなため、スギ・ヒノキについては別の時期に。
先生が「今日からでもダニ(ハウスダスト)は治療開始できるよ~」と言ってくださったので早速始めてもらうことにした。
※ダニ(ハウスダスト)については年中いつでも治療を開始できる。
処方してもらった薬を隣の薬局でもらい病院で服用方法を教えてもらう
こちらのミティキュアがハウスダスト・ダニの舌下錠。
副反応としてはアナフィラキシーショックの可能性があるので、服用の方法を教えてもらい、体調の変化がないか確認するため30分程度院内に居る必要がある。
- 薬を一錠取り出し、舌の裏側に置き1分じっとしておく。
- 1分たったら飲み込む。
- 5分安静にしておく(飲んだり食べたりしない)。
- 5分経ったら水を飲む。その後さらに24分間院内で安静にしておく。
という感じで過ごした。ときどき先生が「大丈夫?」と様子をうかがってくれた(^ω^)。
わたしの場合、どこか痒くなったり等の変化はまるでなかったが、出る場合があるので時間はかかるが必要な手順となる。
この舌下錠は1日1回1錠服用する必要がある。
朝昼晩いつでも構わないと言われてはいるが、アナフィラキシーショックがある場合に備えて、朝・昼の病院に対応してもらいやすい時間に服用するのがよいのだと思う。
その症状が出たときに備えて、病院の電話番号、先生の携帯、先生の電話がつながらないときはここの大きな病院に電話をしてくださいというカードを頂けたのでむ。と会社の後輩にも伝えておいた。
また1週間後に病院に行く必要あり
最初の1週間は軽めのアレルゲンを取り入れて、また1週間後からは少しアレルゲンを増やしていって身体を慣れさすのだそうだ。
なので、また1週間後、同じように服用方法を教わって院内に留まる必要がある。
- 3/10 初回訪問・血液検査
- 3/16 血液検査の結果確認からのダニの舌下免疫療法開始
- 3/23 強めのアレルゲンの薬の確認(予定)
という感じで進んでいく。
まだ3回しか通っていないが、ここまででも、やはりウェブ予約が取れて、家から近くて通いやすい病院で治療を始めたことは正解だったと思っている。
※この舌下錠とわたしは花粉症の薬も同時に服用している。
これから長い治療になるのだが、本当に効果があるのか?
約8~9割の方には効果があると言われている舌下免疫療法。その8~9割にわたしも入れたらいいな٩( ‘ω’ )وと思ってコツコツ毎日続けて行こうと思う。
実際始めるまで、どんなことするんだろう?とわたしも気になっていたので、その記録を今後綴っていこうと思います(^ω^)。
- 続きはこちらをどうぞ→舌下免疫療法始めた・ミティキュア編/春が再び楽しくなるまでの体験談【2話】