わたしの旅の友の1つは、丸型飯盒(はんごう)だ。
小・中学生のとき、少年自然の家(林間学校)で飯盒すいさんをした。あのときに使ったのは兵式飯盒だった。
兵式で無く丸型飯盒を買った理由が今となっては思い出せないのだが、買って10年以上経つのに今も現役バリバリだ(死語)。
丸型飯盒(はんごう)のスペック
1.大きさ
横約15センチ。
縦約16センチ。
2.容量
わたしが持っているのは5合炊きの飯盒だ。水を入れてみたら約2.5リットル入った。
丸型飯盒のよいところ
1.米が炊ける
当たり前っちゃ、当たり前なのだが。蓋が器代わりになる。ちなみにこの生ホタテ丼は大盛りすぎたw。
レトルトのカレーや親子丼は、重し代わりにふたの上に載せてお米を炊けば、炊きあがり頃に温まって一石二鳥だ。
2.丸型なので洗いやすい
形が丸なので、焦げ付いたりしても案外洗いやすい。熱も効率的に伝わると思うのだが。
3.麺類の調理がしやすい
パスタもラーメンも楽々ゆでることができる。
わたしが愛してやまない、ラ王の紫もこの通り良い感じで収まる。
高さもあるので鍋として利用できるのが素晴らしい。
4.バケツ代わりに使える
用途としてはハテナがつきそうではあるがw、例えば有明海の海水を汲んで海水パスタも作ることができる。
もう10年以上前にやったことではあるが、カルボナーラを作ったのはよい思い出だ。
確か海水:真水=1:1で作った。これで成功すれば、パスタを作るときには塩要らずなのでは!と閃いてやってみたのだが、すべて海水で作るときっと塩辛すぎるだろうことを記しておく。
カレーパスタはよく食べたなぁ(話が逸れた)。
5.旅感が出る
言葉は要らないだろう。でも、兵式の方がより気分が出るかな?!
以上!
丸型飯盒の残念なところ
1.水位が2.5合と5合しかない
わたしが持っている飯ごうがそうだけかもしれないが、この2つしかメモリがないのだ。1合単位でメモリがあると親切だと思うのだが。
と言っても、案外適当に炊いてもうまくいくけど。
2.場所を取る(大きい)
スペックで紹介した通り、16センチ×15センチくらいのものなのだが、バイクの荷物の一つとして載せようとすると、どうもハンドルを邪魔に感じることが多かったのだ。
大きさ自体は中にスポンジ、食料、調味料を入れることで活用できるのだが。
まとめとしては、おすすめの丸型飯盒
いつもそばにいてくれた丸型飯盒。日本を一緒に車中泊の旅をした。車だから大きさは気にならなかった。
でもバンバンに載せるには大きいだろう。だからバイクの旅には持って行かなかった。もっと小ぶりなものがいいのでは?
新たにメスティンを買った。
実際使ってみると丸型飯盒に慣れていたわたしには何だか頼りなくて、口コミに書いてある感想ほどおいしいと感じなくて、ほとんどお米を炊かなかった。ラーメンも作りにくかった。
次の北海道のツーリングにはメスティンをやめて丸型飯盒を持って行った。安心感が半端ない。適当にお米を炊いてもうまくいった。炊き立てのご飯がおいしくて、何度も炊いた。
やっぱりわたしの相棒はこのこなんだ。そう認識した。
今年の北海道のツーリングには調理道具は持って行かないでおこうと思っていた。荷物をコンパクトにするためだ。今までと比べて短い、1週間程度だ。セイコーマートだってある。コンビニのご飯で済ませたらいいだろう。
でも、思い出した。わたしは簡単なものでもいいから自分でご飯を作れないと、すぐにブツブツができるのだ。
丸型飯盒のライバルw・メスティン
やっぱり調理道具を持って行こう。
使わずにしまっていたメスティンもあったな。わたしが使いこなせていないだけなのでは?!そう思ってメスティンの相棒にと小物を買ったら、すごいタイミングでガマ先生がメスチンの記事をアップしてくれていた。
まだ時間はある。メスティンでご飯を炊く練習をしてみよう。うまくいけば、丸型飯盒よりコンパクトになるはずだ。
次回、メスティンの話へつづく。