寝床を目の前に、う~んと考えてしまった前の記事はこちら。
2016.9.17(土)はれのち曇りのち雨のちはれ
7時起床。カーテンを開けて驚いた。雨が降ったようだ。そんな予報はなかったのに。
あのままシートなしでテントを張っていたら、テントがグズグズになっていたことだろう。よかった、ここに泊まることにして。
新聞を詰め込んでおいたので、少し湿っていた靴もすっかり乾いた。
朝ご飯はセイコーマートの100麺とお惣菜
1Fにレンジがある。買っておいたセイコマの100麺と茶碗蒸しも温めて食べることができた。ま、事前に買わなくても、ホテルの目の前がセイコーマートだったのだが(笑)。
セイコーマートのものは大抵おいしいのだが、だし巻きといい茶碗蒸しといい、味付けが(わたしには)甘すぎるかな。北海道の方の卵料理の味付けってこんな感じなのだろうか。次回はまだ食べていない煮卵を試してみよう。
今回は一回も食べることができないかと思っていたが、焼きそばを食べることができて一安心だ。パスタまでは届かなかったけれど(どれも1つ100円程度で買える)。
8:50 伊達市のビジネスホテルを出発
路面も乾いてきたので出発しよう。
R37で長万部(おしゃまんべ)・西方面へ。
道道97号線で北上し、後方羊蹄山・真狩(まっかり)方面へ進む。近づいてきた、近づいてきた。道北でいうところの、利尻富士みたいな存在だね。いつもそばにいる感じがする。何だろう、この安心感。
場所的に最初ではなく、最後にこの辺りに来ることが多いこのエリア。後方羊蹄山を見ると、いよいよ北海道が終盤になって来たのだな、としみじみ感じる。
おっと!色合いのいい風景が見えたので少し遊びに行ってみることにした。
そうしたら、いっぱいお土産をくれた(笑)。
さらに道道97号線を進み、京極(きょうごく)へ。
京極・スリーユーパークキャンプ場へ
まだ10:00過ぎなのだが、昨日の教訓を活かして先にテントを張っておく(早すぎw)。
1テント500円(タープを使うと恐らくさらに500円・1つの建物?につき500円かかるようだ)。
ごみはお持ち帰りなのが何ともかんともなのだが、とっても綺麗だった点、温泉に歩いて行ける点、管理人さんがいい人だった点、バイクを横に置ける絶好のテントを張る位置を教えてもらえた点、が決め手となってここにした。
喜茂別のライダーハウスへ今年こそは再訪したかったのだが、昨日あんな感じだったので、北海道の最後の夜はキャンプで締めくくりたい気持ちが大きくなってしまった。
ちなみにテントの下に敷くシートは、持っていた大きなゴミ袋をハサミで解体し、ビニールテープでつなぎ合わせて代用した(うん、これなら昨日でも出来たね(*・ω・))。
さぁ、ここを拠点に今日は動きますか。
今日の天気予報はよいはずだが?
このエリアに来たら、近年全く晴れてくれない神威岬かしらとバンバンと進むも、何だかあやしい空がずっと続いている。嫌な予感しかしないw。
道道478号線→R5・R276→道道604号線で岩内方面へ。
道道604号線はなかなかの快走路だった。
神威岬に着くころにはお昼になる。一回通り過ぎて先にお昼ごはんを済ませようかな、なんて思いながらR229を走る。一旦は青空も見え始めたのだが、
神威岬まであと約2キロの地点で空が暗くなり、パラパラと雨が当たり始めた。
雨、強なるんちゃうん?(: ・`д・´)
いやな予感がするので、急いで神威岬の駐車場へ。走ってお土産屋さんに逃げ込んだら
土砂降りの雨。危なかった!あと3分遅かったらびしょ濡れだった(: ・`д・´)。ナイス勘だぜ、わたし。
さっきピースサインしてくれたお兄さん大丈夫かな。海岸線にはトンネルがあるから雨宿りしようと思えばできるだろうが・・・今日の天気予報から、こんな雨は予想できないよ。
よし、積丹ブルーソフトを食べよう(*・ω・)
350円だったかしら。爽やかなミント味、と書いていた。確かにミント味と言えばミント味ではあったが・・(ガッツリ来るならきてくれないと、コメントしにくいw)。
20分ほど雨宿りすると止んだので歩いてみることにした。雨雲レーダーでも(一応)大丈夫そうだ。
神威岬を歩いてみよう
すんごい色の空。それでも向うには光が射しているのが見える。
あまりに風が強い等悪天候だと通行止めになるが、今日は今のところ大丈夫だ(風は強い)。
晴れていたら、これぞ!という積丹ブルーなのだが。
雨が上がっただけでも、ラッキーと思わねば。
神威岬の遊歩道は?
上ったり下りたり、階段だったりするので、履物はしっかりしたものの方がいいだろう。
門のところから先の灯台まで、写真を撮りながら片道15分だったが、あまり歩くのが好きでない方は片道20~30分くらい見ておく方がいいかもしれない。
先端に着くと、少しだけ青空も見えた。そして韓国・中国の人だらけだった(°ω°)。
帰りに振り返ると、少し空がすっきりしてきた。うん、また出直そう。
お昼ご飯は積丹のお店でうにいくら丼
9月は利尻のうにになる。以前食べに来たらおいしかったので再訪だ。
2年前と何だか様子が違う、と思ったら、飲み物は自分で用意する、食器は下げる、というセミセルフ方式に変更になっていた。うにいくら丼は100円値上がりしたようだ。
いやいや、それはまぁ良いとしても、うん?これが今回のうにいくら丼。
下が2年前に食べたうにいくら丼。
うぅ~ん・・気のせいかなぁ。でも多分、見た目の「あれ?」食べ終わった後に感じた「あれ?」。まさかだが、3連休の初日だから少な目ってことはないよね・・
うにの味には文句はないのだが(うにも今回の方が綺麗だし)・・、ただ、やっぱり前を知っているだけに、「あれ?」「あれ?」に加え、値上がりの上にサービス低下となると、同じ時期(9月)に来るならば、行くお店を考えてしまうかなぁ。と思った次第。残念だった。
荒れた海岸線を進んで行く
バンバンごと持って行かれるまでの風は今日は吹いてはいなかったが、それでも強烈な風が襲ってくる。
瀬戸内海の海の側で育ったわたしは、そんな荒々しい北海道の海を見ると、本当に同じ海なのかと思ってしまう。
R229→余市→R5→道道36号線と進み、冷水峠手前からパラパラと降り始めた。昨日はなんてことなかったのだが、今日は雨に当たると結構寒い。
ツーリングに雨はつきもの
出来れば毎日晴れて欲しいけれども。
でも、雨上がりも、結構いいもんだったりする。
と、こんな景色を見るとつい思ってしまう(笑)。北海道の天気は本当に気まぐれで振り回されてばっかり。でも、演出家だね。感動した。
その後、雨は降ることはなかったが、カッパは乾ききらないまま。セイコーマートで買い物を済ませ、キャンプ場に戻った。
17:00 京極のキャンプ場に帰宅
ふぁぁ!(°ω°)
朝とは一変、景色が変わり果てていて驚いた。
ファミリーキャンパーだらけ。違う方向にもサイトがあるのだが、テント・テント・テントである。はじめてこんな環境に身を置いた・・ちっちゃなテントもバイクもソロなのもわたしだけの模様。何だろう、この場違い感(笑)。
3連休の初日とはいえ、北海道の方ってキャンプ好きなのだね(*・ω・)。
キャンプ場から歩いて行ける京極温泉
直ぐ側にある京極温泉(@600、わたし違うところで券を購入したので@500で利用)。歩いて行ける近さが素晴らしい。時間も早めだったか、混んでなくてよかった。
さっぱりしたら、
お待ちかねのジンギスカンタイム
先に1合お米を炊き上げてから、固形燃料2個使いで炒める。
周りはファミリーキャンパーだらけで、みんなバーベキューをしている。それはそれはすごい匂いだ。匂いだけでご飯が食べれるんじゃないだろうか(笑)。
最後の夜の晩餐。
ジンギスカンの北斗七星に死兆星の人参をあしらってみた(あっちではなくこっちで北斗飯を撮影していたw)。これでガマ先生に一歩近づけたのではないだろうか。
今日のご飯具合も完璧だ。ほっかほか。メスティンを持ってきて本当によかった。セイコーマートのジンギスカンと炊き立て白ごはん。最強のコンビだ。そりゃ、ご飯もススムわけで・・
1合のご飯が本当になくなるのか、今日は己のことを見失わないように注意していたのだが、安心してほしい。
(幽)なんかではなく、やはり自分で食べきっていたw。わたしはどこまで成長(拡張)していくのだろうか。歳からしてもそろそろ食が細くなってもいいのではと思うのだが。自分が末恐ろしい(*・ω・)。
後片付けをして空を見上げると、綺麗な月が出ていた。
明日は最終日。天気次第だが、最後までバンバンと楽しみたいものだ。それにしても山の近くだからか結構冷え込む。お腹にホッカイロを貼って寝るとしよう。
バンバン走行距離:271.6キロ(赤いところが今日の寝床だよ)
最後の夜だけれども、不思議と寂しくはなかった(*・ω・)。
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