前の記事では、溢れる丸型飯盒への愛を語ったわたしであるが、決してメスティンが嫌いなわけじゃない。
昔持っていたキャラクターのアルミ弁当箱のような形状が懐かしい。長方形でスリムな感じがスタイリッシュだ。
メスティンのスペック
メスティンには、普通のサイズとラージサイズがある。わたしが持っているのは普通のサイズだ。
1.大きさ
横約17センチ。
縦約6センチ。
奥行きを測った写真を撮るのを忘れたが、約9.5センチ。
2.容量
1.5合程度までなら炊けるようだが、1合が無難かもしれない。水だけを入れてみたら約750ml入った。
メスティンのよいところ
1.コンパクトである
ホームセンターで小さなコンテナボックスを見つけた。
メスティン、イワタニのカセットガスジュニアバーナー、カセットボンベ、スプーンとフォークセット、調味料等を入れてみたらぴったしカンカン。蓋を開けるたびにぴったしなのが気持ちよすぎてニヤニヤしていた。
こんな風に一つのコンテナに収まるのもメスティンがコンパクトでシュっとした形だからゆえ。
2.トランギア=スウェーデンの会社
トランギアはスウェーデンの会社。蓋にも「Trangia」「Made in Sweden」と刻まれている。だからなんだという感じもするのだが、ほら。何かいいやん。
3.傷がつきやすい
これは良くないところに入りそうなのだが、個人的に、使っていくうちにできる「傷」は、「味」だと思っている。傷がつきやすいからどう、というより、傷がついてもそれがかっこいいと思えるシンプルさがとてもいいと思っている。
4.取っ手がついているので持ちやすい
食べるときに持ちやすい。そのまま器になり、お弁当箱になる。収納する際に取っ手が折りたためるのがまた素晴らしい。
5.洗いやすい
四角でコンパクトなのでとても洗いやすい。
メスティンの残念なところ
「買った直後にバリ取りが必要」とよく言われるメスティンだが、個人的には「ん?必要かな?」という感じだった。あたりが良かったのかな。
1.麺類が作りにくい
出来るだけ器具を減らしたいわたしとしては、ご飯が炊けるもので麺も茹でたい。ただ、メスティンだと形状からどうしても、マカロニ・棒ラーメン・そうめん程度に限られてしまう。一度パスタも作ったが、量が作れなかったw。
2.ご飯を炊いてもあまりおいしく感じなかった
商品レビューで見ていたので妄想が膨らみすぎていたのかもしれないし、米を水に浸す時間が十分でなかったのかもしれない。
つまりのところ、わたしの炊き方が悪いのでは?!w
ご飯にこだわる理由は、北海道に限れば、ジンギスカンを焼いて食べたいからだ。それにはやっぱり白ご飯いるよね!ほかほかの!
ということで、メスティンの可能性(わたしでもうまく使える方法)を探るべくインターネットで検索してみると面白いものを発見した。しかも1,000円程度とお手ごろというアイテムだ。
エスビット・ポケットストーブを買ってみた
とってもコンパクトなポケットストーブ
とっても小さい。びっくりするほど小さい。
たばこの箱くらい?!98×77×23mm、重さは85グラム。
ポケットストーブはドイツ製
ほら、何かいいやん?w
足(?)の部分の角度も変えられる
このように内股にすることも可能。
メスティン+固形燃料で飯盒すいさん
買ってみたもののモンモンとしていると、ガマ先生が「メスチンでオトコ飯」というタイトルの記事を上げてくれた。何たるタイミング。
ガマ先生から、1合のお米を炊くには30gの固形燃料(100均で入手可能)が良いときいたので買って来てみた。
北海道の朝夕はかなり寒いので果たしてこの辺で練習したことが生かされるか(この燃料でよいのか)という疑問はあるのだが、足りなかったら足せばよいし、余ったら消せばいいだろうし、あまり深くは考えていないw。
吹きこぼれ対策にトレーを買ってみた
100均にステンレスの小さいトレーがあったので買って来てみた。きっと吹きこぼれるだろうから、その対策として。
轟イメージ図(リアル)
そんでもって。こんな感じ。
固形燃料を使うことによって自動的に炊きあがる仕組みとのこと。
丸型飯盒ではほぼ失敗したことがない。イメージとしては、メスティンはシビアで飯盒はゆるいw感じだ。これでうまくお米が炊けるならこれだけで済ませたいな、と。できれば固形燃料だけでストーブ類は持って行かないでおこうと考えているw。
次回は、このわたしがメスティンを使いこなせるのか?実践編。つづく。