前回はメスティンについて少し書いたのだが、今日は実際に飯盒すいさんしてみた様子を記事にしてみたいと思う。ちなみに今日のタイトルは、ガマ先生のパクリである。
メスティン+ポケットストーブで米1合を炊いてみる
あんまりキッチリ米をはかることもないのだが、わたしが持っているスノーピークのカップは220cc。米を1合入れてみたらこんな感じだ。
米を研いで、30分ほど水につけておく。
わたしは硬めのご飯が好きなので少な目にしてみる。普通の水加減だと、丸ポッチの真ん中くらいかな。
ポケットストーブの用意
前回の記事のイメージ通り、用意をする。足は立てておいた。
重しに、カップに水を入れたものを置いたが、何か有効活用できないものか?!
よし、卵をゆでてみよう
我ながらナイスアイデアだ。
ご飯が炊けるのに25分ほど。おかずを作るのに5分ほど。と考えると30分はつけておけるということだ。沸騰するまで温度は上がらないだろうが、これだけ時間をかけれたら温泉卵くらいできるんじゃないだろうかと。使用するのは小さめの卵だ(Sサイズだったかな?)。
固形燃料に点火
後は火が消えるのを待つばかりだ。
約7分後
少し吹きこぼれて来た。
が、この程度で、意外と吹きこぼれはなかった。
約20分後
な、何だかやたら静かなのだが?!(: ・`д・´)気になるわたしは、イケナイと思いつつ、蓋を開けてみた。
ぱかっ。
よ、よし!
慌てて閉めようとするとうまく閉まらないw。てんてこマイマイしながら、元通りにし、あと少し残っている燃料が燃え尽きるまで待つとしよう。
約28分後
ちょこっと掃除をして戻ってきたら火が消えていた。ストップウォッチではかっていたのに、一体何分のときに消えたか不明と言う失態w。ま、いっか。
メスティンをひっくり返して、しばらく蒸らす。
おかずの用意をするとしよう
今まで100均の小さなフライパンを使っていたのだが、新たなフライパンを用意した。
じゃーん。チヌークの取っ手が折りたためるタイプのフライパンだ。
直径は約20センチ。とても軽い。250グラムほど。専用の収納袋がついているのがありがたい。
ピーマンとウィンナーを炒めてみた
油をひかないで炒めてみた。
ピーマン+かつおぶし+醤油、ピーマン+シーチキン(シーチキンのオイルで炒めるとおいしい)+醤油等、パパッと炒めてすぐ一品できる。ピーマン大好きだ。今日はかつおぶしと醤油。ウィンナー。
メスティンの上に載せていたカップの水はそこそこ熱くなっていて、ピーマンとウィンナーができあがるまで結局30分ちょっと入れていた卵ものせてみた。
おおっと、見事な温泉卵。
メスティンで炊いたご飯を食べよう
10分ほど蒸らしたご飯もこの通り。
おこげもいい具合に出来ている。
おっ!おいしいやん(^ω^)。これに納豆か明太子があれば完璧なご飯だ。
メスティン+固形燃料+ポケットストーブで自動炊飯。うん、これならわたしでも上手にできるね!
メスティンを使ってのご飯づくりのまとめ
- 移動を繰り返す旅先で卵を買うって、なかなかできないのだが、温泉卵を食べたくなったらこの作戦で行こうと思うw。
- 1合炊いたのだが、やはり1回の食事には少し多い。2回目の食事のことを考えると、水はもう少し多めで炊いた方がいいと思う。
- メスティン+ポケットストーブはめっぽう風に弱いらしい。風対策にアルミ+北斗七星の穴を開けたものを用意するのがオトコ飯の基本らしい(ガマ先生よりw)。わたしはオンナ飯なんで気にしないw(今までも手持ちのもので風よけしてきたので大丈夫だろうと思っている)。
- おかずにもポケットストーブ+固形燃料を使ったが、5分程度のことだったので当然固形燃料が余った。ご飯を炊くのに使い切った固形燃料のアルミをカポっと被せて、フーフー吹いて消火。もうちょっと何かいいものがあるか、探してみたいと思っている。
- 懸念材料であった、メスティンでは麺類が作りにくい、という点だが、上記チヌークのフライパンで十分対応できると思うので良しとする。ちなみにチヌークのフライパンは水1リットルちょっと入る。
というわけで、次回ツーリングでは、丸型飯盒ではなく、メスティン+ポケットストーブ+フライパンで対応したいと思っている。
その後・・2016年北海道ツーリングでは、こんな感じで楽しんできた。
飯盒でもやってはいたが、「水にしっかり浸すこと」が大事かな?今回はメスティンでとってもおいしいご飯を炊くことができた。
今回登場したキャンプ道具
1.トランギア・メスティン
2.エスビット・ポケットストーブミリタリー
3.固形燃料30g(100均で入手)
4.ステンレストレー(吹きこぼれ対策・100均で入手)
5.チヌーク・ハードアノダイズドフライパン
6.スノーピーク・チタンカップ(取っ手が固定式なのは廃版かな?)
毎日毎日何を作るか考えなきゃなんない料理は苦痛でしかないのだがw、キャンプ道具を使っての料理は思いの他楽しかった。普段の家のごはんもキャンプ道具で作ったら楽しいのかもしれない(笑)。
- こんなこともやってみたよ!→【メスティンでおうちご飯】北海道の珍味・鮭とばで炊き込みご飯作ってみた