「危険運転」
「煽り運転」
・・からのドラレコ必須、と言われるようになって何年経つだろうか。
バイクで事故に遭うと大けが、死に至るケースが車よりもはるかに高い。自分が加害者であっても被害者であっても。
ずっとバイクにこそドラレコが必須なのでは?とここ数年思い続けていたものの、どこか腰が重かったわたし。
バイクにドラレコを装着するのに腰が重かった理由
という思いがあった。
車載動画を試しに探してみても、どう見ても振動が少なそうなバイク&取付位置で、あまり参考にならなかったのだ。
それでもできるなら取り付けたいよなぁ。
インカム同様、そんなに安い消耗品でもないのにクチコミレビューはどれも賛否両論。
ヘルメットに取り付けると画角も揺れもそこそこ安定はするだろうが、
- 左サイドはインカム
- 顎はGoPro
- 右サイドまたは頭頂部にドラレコ
となると、おっちょこちょい以外の何物でもなさそうなので、却下。
だなんてワガママ全開で探していると見つけてしまったのだ。
MAXWIN BDVR-A001という中華製のドラレコ
自転車・バイク向けのドラレコのようなのに雨に弱そうな点がなんともかんともなのだが、
- USBで電源確保できる
- 1台で前後撮影できる
- ボタン操作が簡単そう(ボタンが大きい)
という理由で購入してみた次第。
(半分勢いで)買ってしまったので、とりあえず使うしかあるまい。
1万円台のドラレコってどんなものなのか?どんな画質なのか?どんな揺れ具合なのか?
いろいろ知りたいことがある。試してみよう٩( ‘ω’ )و
氷ノ山林道方面(兵庫北部)に行った際に試走してみた
付属品はなんだかんだとついているのだが、肝心のマウントはあまり強くないらしいのでこのカメラマウントを買い足した。落下してカメラが壊れたら元も子もないので。
このマウント、値段からしてそんなに信用していなかったのだが(超失礼)、想像以上にガッシリしていてGoPro用にも買おうかなと思ったくらい(^ω^)。
装着個所としては
①フロント側/ミラー
後方を映そうとするとハンドル装着ではマウントが短く、後方カメラが自分で隠れてしまいそうなのでミラー装着になってしまった。
場所が場所だけに振動が大きくなるか?
ハンドルにUSBポートがあるので電源確保はしやすい。
②リア側/タンデムバー
後方は問題なさそうだが、前方カメラがわたしの足で隠れてしまうか?
振動は今回試す3つ中で1番マシかもしれない?
後方設置の場合は、リアボックスにモバイルバッテリーを忍ばせて給電するつもり。
③リア側/キャリア(カメラは上下逆転装着)
②と同様、前方カメラがわたしの足で隠れてしまいそうな気がする。
キャリア装着なので、②より振動が大きそうな気がする。
という具合だ。
実際ドラレコを装着して試走してみた動画がこちら
ブログで映り方を説明するのは限界があるので動画にまとめてみた。
見ていただけると、単気筒200㏄の振動が大きいと言われるバイクで
- この辺りに着けるとこのような映り方になる
- このくらいのスペック・価格帯のドラレコでもこれくらい映る
- 手振れ補正がないカメラだとこのくらいの揺れになる
ことがわかっていただけるかなと思う(^ω^)。
動画の概要欄にタイムスタンプを設けているので、目次代わりに時間をクリックしてもらえると見たい場面の動画に飛ぶことができます。
想像とだいぶ違っていた画面の揺れ具合
予想では、
①フロント・ミラー装着>②リア・タンデムグリップ装着>③リア・キャリア装着、の順にマシだと思っていたのだが、揺れに関しては圧倒的にリアの方がよかったことがトンネル内の映像で分かった。
リアの方がよかった、というより、ミラー装着がよくないと言うべきかもだが。
フロント部分に装着することは、こういったUSBポートからの電源が確保しやすいのはやはりメリットが大きい。
カメラの状態も目に入りやすいので確認しやすいなと思った。
やっぱりカメラをフロントに装着したい
というわけで、動画の終わりの方に設置方法その④を別日に試してみたものも差し込んでみた。
このマウントの長さが大体13㎝くらい。マウントがあと5-10㎝くらい長ければ完璧なのだが、という感じだった。
ミラーだと揺れてしまっていた映像もハンドル装着だと大変安定した。ただ後方がわたしと被ってしまう割合が大きくなってしまうのが残念、というだけで・・
お守り、と考えると前方はちゃんと映っている&完全に後方が映らないわけでもないし、これでもよいのかもしれない。取り外しがしやすいので、あちこち出かける際にこれからもより良い設置場所を探していきたいと思っている。
中華製のドラレコを買ってみた感想
最初映像を見たときは
と思ったのだが、他の場所を試すにつれて、手振れ補正がないカメラでこれってすごくない?!と思った。
うっかり氷ノ山林道(但馬アルペンロード)に突入していたダート走行でも、思いのほか撮影できていた(動画内に走行動画少々あり)。
1台で前後撮影可能なのでmicroSDには2つファイルが作成され、動画編集もしやすくて大変たのしかった(^ω^)。
今は安価でたくさんのドラレコが出回っている。案外価格帯の安いドラレコでも何かあったときのお守りとしては十分なのかもしれないな、と思った次第。
※LEDの信号はカメラや設定によってはうまく撮影できなかったりするが、ちゃんとこのカメラの設定では映っていたのでヨシとしている(動画内に信号の映り方もあり)。
個人的には金額とみあっているのではないかと満足している。あと雨に強ければ言うことなかったなぁと(^ω^)。