【体験談】定置網漁業見学&ぼうぜ鯖エサやりツアーに参加してみた【兵庫県姫路・とれとれ祭り】

近年、寒くなってくると必ずツーリングがてら姫路市(兵庫)に食べに行っているぼうぜさば(坊勢鯖)。

脂ノリノリのぼうぜ鯖のお刺身が好きすぎて、いろいろ調べているうちに

  • 坊勢さばのお祭りが秋にあること(試食ができるらしいゾ!)
  • 坊勢さばエサやり体験ができるツアーがある

ことがわかった。鯖のお刺身ってアニサキス(寄生虫)が心配だったりするけど、おいしいよねぇ(^ω^)。

これは坊勢さば好きとして参加しなくては!!

と虎視眈々とチャンスを狙い続けてどれくらいの月日が経っただろう(笑)。

コロナで今年はどうなのかな、と調べていると、2021年11月21日(日)に家島・坊勢とれとれ祭がある情報をゲットした٩( ‘ω’ )و。

定置網漁業見学&ぼうぜ鯖エサやりツアーに申し込んだよ٩( ‘ω’ )و

2021年の場合は、こちらのSEATCLUBのサイトで申し込むことができた。

  • 定員50名、2021年の場合は11/15(月)0:00にサイトに応募フォームが現れたので、そちらから申し込み。
  • 申し込んだ後、自動メールは来なくて翌朝スタッフの方から返信?あり。
  • ツアー費用は現地での支払い、わたしたちは大人2人で6,000円。
  • 駐車場1台分の確保有(ただ、当日行ったけれどどこに確保されているかよくわからなかった(笑)、駐車場はたくさんあり)。
  • ツアー後の昼食として坊勢さばのお寿司や坊勢さば定食の予約が可能。

という感じである。

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2021.11.21(日)とれとれ祭当日/ 姫路まえどれ市場

ツアー参加者に用意してくださっている駐車場1台分がどこに確保されているのか警備員の方に訊いてもわからなかったので諦めた。9時前に到着したのだが、少し離れた場所であれば十分スペースがあったので特に問題はなかった。

ぼうぜ鯖の刺身の試食券を配布していたのだが、10時から受け取れる券しかなかったので断念(10時からツアーに参加のため)。

ちなみにこの試食券、特に配布列があるわけでもないので要注意だ。今年の場合は”その辺”で女性が配っていたのだが、もう少し整理して配ればいいのにと思った。お姉さんに券を求める方が「群がっていた」という感じだったので。

その場で食べれるお店もある!

これらのお店は9時開店。

朝ごはんはプロテインのみだったので、軽く何か食べようと購入(^ω^)。姫路名物・えきそばは400円。

天ぷら、牡蠣飯、牡蠣の土手鍋、海鮮巻きなど販売するお店も(^ω^)。

む。は牡蠣飯とたこの天ぷら。

わたしはひさしぶりのえきそば(^ω^)。

えきそば:中華麺に和風だしという、ちょっとハァ?!な組み合わせの食べ物(笑)。兵庫県のB級グルメ。姫路駅では立ち食いそばとして食べることができる(^ω^)。

あとは1個100円の焼き牡蠣も食べて朝から大満足(^ω^)。

もちろん活きのいい魚介類の販売も!

これは買いたくなる雰囲気(^ω^)。ハマチだったかな。

干カレイ。ストーブの上で炙って食べたらおいしいよね~!(^ω^)

いい匂い~!これはアナゴか?鰻か?(鰻に見えるが・・)

この時期と言えば生牡蠣。

マグロの解体ショーもあったのかな(^ω^)。

たくさんの人で賑わっていて、すぐ帰るなら新鮮な魚介類を買って帰りたかった位だ。次来るときには、クーラーボックスを持って来ようと思った。

とれとれ「祭り」だけあって他にも賑わっている(^ω^)。JR姫路駅からの無料バスが出ていたり、バルーンアートイベント、

ちびっこたちが魚に触れられるコーナーもあった。

2021-2022年シーズンのぼうぜ鯖の100gあたりのお値段は?!

100gあたり430円の模様。去年より20円ほどお値段が安いみたいだ。

お祭りの今日は380円/100g。

ちなみに、養殖の鯛・天然の鯛よりもぼうぜ鯖の単価は高い(^ω^)。

今、シーズンの牡蠣。

パック売りされているお刺身に後ろ髪を引かれつつ、9:30になったのでツアーの集合場所へ移動。

とれとれ市場の食堂奥にあるバーベキューコーナー辺りで受付。

定置網漁業見学&ぼうぜ鯖エサやりツアーへGO!

10:00少し前、第八ふじなみ号で出発٩( ‘ω’ )و

受付で渡された救命胴衣を着用。

参加者は50名。

内側外側に席があるので、十分座席に余裕はあった。

わたしは海の側育ち、父の漁船にも小さい頃幾度となく乗ってきた人間なのだが、ひさしぶりの船とあって念のため酔い止めを飲んできた。が、全く必要なかった。

穏やかな海を30-40分ほど家島方面へ進んでから、

定置網漁の見学スタート!

近くに停泊。

仕掛けた網を引き揚げて、魚を掬っていく作業を見させてもらう。

小さい魚はリリース。見た感じ、とてもいろいろな種類の魚が掛かっていたようだ。

「仕掛けて、待って、引き上げる」

決して積極的な感じがする漁の方法ではないし、もっとこうすればたくさん獲れるんではないかと思ったりもするのだけど、きっと潮の流れも読む必要がある昔からの”知恵と経験”が凝縮された漁なんだろうなと。

漁師さんのお話によると

  • イワシは獲れる
  • アジはいない、ただ6月まではアジも獲れていた
  • 海老や蟹も少ない

とのこと。5月にこの辺りで獲れた(ぼうぜ)鯖を養殖、この辺りで獲れたカタクチイワシを餌として与えているそうだ。

ちびっこたちは、獲れた魚に触れられるコーナーが設けられて大賑わい。女の子も怖がらずに平気で触れていてすごかったな(^ω^)。

※船が動くと水が跳ねるし、腕まくりしても服がびっちょんこになってる子もいたので、濡れてもいい服や着替え(もしかしたら替えの靴も)・タオルを持って行っておくとよさそうだ。

11:10頃から ぼうぜ鯖・餌やり体験

ぼうぜ鯖を養殖している場所へ移動。

5名づつ違う船に移って、バケツ1杯ずつ餌やり体験ができた。

餌は冷凍のカタクチイワシ。このカタクチイワシもこの辺で獲れたもので、ぼうぜ鯖には一切人工飼料は与えていないのだそうだ。どこかで購入した餌を与えて養殖するなら、この値段(今シーズンだと430円/100g)では出せないと仰っていた。

近くに投げると、ぼうぜ鯖が網に当たって傷ついてしまうとのことで、遠くに投げてくださいね、とご指導があった。あと、カタクチイワシが人(服)に付いちゃうと匂いがかなりするから前を向いて投げるように、と(笑)。

うむ。元気がよろしい(^ω^)。

養殖しているのは5月ぐらいに獲れた鯖。それから半年ほどこうして養殖をするのだそうだ。11月から長ければGW頃までがシーズンとのこと(3月くらいで終わることもあるが)。鯖にもよるが、獲られてから最長1年育てられるのだね。

大好きなぼうぜ鯖について見学できて感激である(^ω^)。

さてさて、お刺身の試食タイム!!

少し前からお兄さんが船上で魚を捌いてくださっていたのだ。

鯛とメジロ。メジロは出世魚であるブリの呼び方のひとつで、ブリとハマチの間だ。

お兄さん、たくさん用意してくれてありがとう٩( ‘ω’ )و

お刺身は少し置いた方がいいという方もいるけど、わたしは断然獲れたてを捌いたものの方が好きだ(^ω^)。

おかわりもできて満足(^ω^)。まぁ、せっかくならば坊勢さばのお刺身が食べたかったけど・・贅沢は言うまい(笑)。

2時間程度のツアーで、とれとれ市場に戻ってきたのは12:30近くになってから。いろんな意味でゆるいツアーで大変よかった(^ω^)。

漁師さんのご厚意でハマチをプレゼントしてくださった٩( ‘ω’ )و。おまけに無料で2枚におろしてくださるというサービスまで。

※夜ごはんで半分は刺身に、半分は塩焼き、アラはお味噌汁にしておいしく頂きました(^ω^)。

お昼ご飯に事前に注文していた坊勢さば定食を食べたが?!

食堂が大混雑するということで、ツアー申込時にお昼ご飯を注文していたのだ。

だがしかし、バーベキューコーナーのとにかく狭いところに詰め込まれるという状態で(笑)。

いつから準備されていたんだろうか・・というご飯だったし、居心地が悪すぎてかき込むようにしか食べることができなかったので、次回ツアーに参加してもこれを注文することはないかな。

また別の機会に、坊勢さばの刺身をしっかりと食べに行こうと誓って終わったツアーだった(^ω^)。

坊勢さばはうまい!」んで兵庫県の姫路方面に来た場合はぜひ٩( ‘ω’ )و。

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