先日の話。
ひさしぶりにむ。とお休みが合ったので、バンバンズでのお出かけである。
あまりに寒くて、家でグダグダして過ごしたいなんて思いつつも(笑)、天気が良いので西へ向いて走ることに。
姫路バイパス(R2)をプリプリっと走り、姫路東ICで下りたら海の方へ。
向かう先は、坊勢(ぼうぜ)・姫路とれとれ市場である(2021年現在・姫路まえどれ市場、に名称変更)。
姫路市・姫路まえどれ市場へGO!
- 住所:兵庫県姫路市白浜町字新開甲912-8
- 駐車場:無料であり、結構台数置ける(舗装)
- 食べログ:こちら
以前、ご飯を食べに来たことがある。とにもかくにも、坊勢さばがおいしくて(^ω^)。
生簀で泳いでいる坊勢さばを捌いてもらいたかったのだが、一人で来ていたのでお刺身の盛り合わせで我慢をしたのだ。
2度目の出会いは、家島諸島へ日帰りツアーに参加したときのこと。
ツアーにはお昼ご飯がついていたのだが、やっぱり坊勢さばの刺身がぶっちぎりでおいしかった。でも、これも何切れかしか食べれなかった。
そんなわけで、虎視眈々とむ。をひきつれて坊勢さばを食べに行こうと企んでいたのである(^ω^)。
坊勢鯖の旬はいつ?
マサバは秋から冬にかけてが旬。ゴマサバは年中。
坊勢鯖はこの近くで獲れたマサバを家島諸島あたりで養殖したもの(だったはず)。なので、秋から冬にかけてが旬かと(お店の方に聞いたお話はのちに記載)。
しかし・・まるっこいわたしが鯖のことは言えないが、まるまるした鯖やなぁ(^ω^)。
で、坊勢さばのお値段は?
2017-2018年のシーズンでこのような感じだった。
100g:300円で1匹1,500円からと書いてある。
もう、食べると決めているのだ。つべこべ言わず、「一匹お刺身にしてください」とお願いした。
対応してくれるのは海の漢である。愛想など期待してはいけない。
※ちなみにお兄さんがチョイスしてくれた坊勢さばのお値段は1,950円だった。
とれとれ食堂で仕上がりを待つとしよう
食堂が併設してある。
天ぷら、お刺身、煮つけなどが用意されていて、自分でトレーに載せて支払いをするスタイルの食堂である。
限定の日替わり定食や海鮮丼、しゃこ丼など、丼ぶりものもある。
わたしたちは単品で攻め、
ライス中(@200)、牡蠣飯(@400)、いかの煮つけ(@180)。
注文してから揚げてくれる、カキフリャー(@350)。
※お値段はうろ覚えなので若干あやしい。
で、しばらくするとやってきた坊勢さばの刺身。
うわわわ!!
何、このきれいな鯖。
もっとちこう寄れ?(^ω^)
見たまんまである。
コリっと歯ごたえもあって、脂ノリノリや٩( ‘ω’ )و。
わたしは海の側で育って、いわし・さば・あじと言えば、時期によっては入れ食いで釣れるような感じだった。だから、好きなんだけど、正直ありがたみをあまり感じない魚だったりもする(魚に失礼)。
実家の愛媛に帰ると、父が釣ってきた新鮮な鯖の刺身やシメ鯖を食べさせてもらって、もちろんおいしいと思うわけだけれども、坊勢さばを初めて食べたときから、「全然違う!(: ・`д・´)」とすっかりファンになっちゃって、数切れだけではなく、もうイヤって思うほど食べたいと思っていたのだ。
やってきたとき、「多すぎたか・・」と思った坊勢さばの刺身だったが、大食漢2人にかかれば何の問題もなく片づけられたw。他に注文するものにもよると思うけど、4-5人で食べるのにちょうどいい量かも(笑)。
念願かなって満足である。ブリやハマチのお刺身の類が好きな方はきっと気にいってもらえると思う。
2018-2019年シーズンの単価は?
12/1に訪問したのだが、このときは前年より100gあたり50円UPの350円になっていた。
生簀を覗くと丸々と太っている坊勢鯖が泳いでいて、
「これはかなりの高額になるのでは・・」
と若干腰が引けてしまったほど(結局食べるんやけどw)。
そこで、お姉さんに「1匹さばいてほしいのだけど、2人なので2,000円くらいのを選んでもらえるとうれしいです」と伝えて選んでもらい、刺身にしてもらった次第。確か、1,900円でお刺身にしてもらえたのがこちら(^ω^)。
だはぁぁ!!
このときも単品メニューで攻めた次第。
おいしすぎて、冬の間にもう一度!と思い、年が明けてから、3/17にも訪問したのだが「前の週でサバは終わりなんです」と言われて涙をのんだのであった・・。
毎年このあたりで終わりだそうなので、坊勢さばをシーズン中に食べに行きたい!シーズンはという方は、3月の初めの方まで・・なんなら2月中までに行った方がよさそうだ。
※養殖で確保できる量は年によって結構違うようだ。豊富な年だとGW近くまであるとのこと。あくまで「らしい」なので、寒いうちに食べに行く方がよいと思う(^ω^)。
2019-2020年シーズンの単価は?
12月にまずは1回。坊勢さばの単価は100g400円と年々上昇傾向。
いつも通り単品攻め。
2人なので、小さめの2,000円くらいのを捌いてもらった。
蒸し牡蠣もプリップリ!でおいしかった(^ω^)。
今シーズンはもう1回行きたかったので、2月にも訪問。単価は同じく100gで400円。
かき飯のかきもプリップリなのだ。
やはりこの日も2,000円くらいのを捌いてもらった。うまし!
この日は他の店にはしごをする予定があったのでw、やや控えめの量だったが大満足。
2020-2021年シーズンの単価は?
12月にお邪魔した。姫路とれとれ市場から姫路まえどれ市場に名称変更されていた。
コロナ対策で、生簀があるあたりは人で溢れないように人数制限が行われていた。単価は100g400円。昨シーズンと同じようだ。
丸々している(^ω^)。2,000円くらいのがあるかなぁ。
パック詰めされているものでもいいかなと思ったのだけど、む。のリクエストでやはり1匹さばいてもらった。小さめので2,500円。
たまたまだと思うが、2,000円以上だか買うと(?!)500円のお買い物券を頂けるようでラッキーだった。すぐに天ぷらやフルーツサンドを買うのにも使えたので助かった(^ω^)。
ここに来るのは、坊勢サバもそうなのだが、牡蠣も目的の一つ。毎年、牡蠣フライ、牡蠣飯、蒸し牡蠣など頂くのが、今回食堂のメニューを見渡しでもどこにもない・・あれれ?!どういうことだ?!
食堂の方に訊いてみると、「今牡蠣のメニューはないんです」と。
無いのにしつこくお訊きするのも悪いかなと思ってこれ以上訊かなかったのだが、12月の初めに播磨灘西部で貝毒が出たのがおそらく原因なのだろう。
それで今回お弁当コーナーみたいなところで販売されていた海鮮丼のようなものを買ったのだが、うん。ごはんが固まりすぎててちょっと残念だったかな(^ω^)。
2022-2023年シーズンの単価は?
2022年12月訪問。
単価は100g430円(税込み)。
パックの切り身の方がよいか?と思ったりもしたが、やっぱり小さめのを丸ごと一匹捌いてもらった(^ω^)。
今年も牡蠣飯がなくて残念。今回のお供はあなご飯と各種天ぷらとみそ汁。
うまい!に決まってる(^ω^)。
坊勢さばは相変わらずのおいしさだった。そうそう。これを食べてこそ、冬がキター!٩( ‘ω’ )وって感じである。
行くたびに食堂待ちの方の人の数が増えているように思うので、牡蠣・坊勢サバのシーズンの土日祝は食堂の開店と同時に入るくらいの勢いで行ってもよいかなと思う(コロナ禍の今はそうでもないかもしれないが)。
2023-2024年シーズンの単価は?(システムに変更あり)
2024年2月訪問。
100g530円!!(過去最高!!驚)
昨シーズンより100gあたり100円もUPしている!!
昨今の物価高上昇に人件費の高騰。そりゃそうか・・(ま、もちろん坊勢さば目的で来たので食べるんですけれども)。
それにしてもあまりのお値段に怯み今回は1匹捌いてもらうのではなく、パック販売されているものを1人1パック購入して食べることに٩( ‘ω’ )و。
きれいだねぇ(^ω^)。
お惣菜コーナーに牡蠣飯やてんぷら、カキフライがあったのでいくつか購入。
本当はお吸い物でも頼みたかったのだが、システムが食券制に変更になっていて長蛇の列。かなり時間がかかりそうだったので、別レジで購入できるこれらなら待ちなくテーブルですぐに食べることができるので、ささっと済ませることにした。
※食堂が券売機での注文に変わったため、おそらく今まで利用できていたJAF割引も使えないのではないかと思われる。
おいしかったので大満足。年に一度は兵庫グルメの坊勢さばはこれからも食べにいきたいと思う(^ω^)。