【14】台風による延泊決定&これぞ北海道の直線道路!快晴の道北・エサヌカ線、のつづき。
2017.9.16(土)快晴:北海道ツーリング9日目後半
大好きなエサヌカ線を駆け抜けた後は、日本最北端・宗谷岬に向けてR238をさらに北上する。
気持ちよく走っていると、ちょうど猿払のライダーハウス・やませの前を通りかかった。
今回は宿泊でお世話になる予定はないのだが、覗いてみるとまだ営業していたので、ここでお昼ご飯を食べていくことにしよう。
猿払のやませさんで生ホタテ丼を食べよう
湧別のホタテもだが、猿払(さるふつ)のもおいしい。湧別のものより確か1年長いものなので、ほたての粒が大きいのだ。
ちょっと値上がりしたのかな?
やませ定食(@1,200)も捨てがたいが、ここはホタテ丼(@1,200)にしておこう。
で、やってきたのだが。あれあれ?(: ・`д・´)
ホタテやないもんが乗ってる(*・ω・)。
これは、鮭を凍らせたまま、刺身のようにして切って食べるルイベという食べ方だ。
こうやって凍らせると寄生虫問題とは無縁になるのだ。ほかほかのご飯の中に埋めると、やわらかくなるので食べやすくなる。
それはさておき、お花のようできれいなのだが、ルイベの分、ホタテを乗せてほしかった。ホタテ丼なのだから(笑)。
ちょっと残念だったのが、せっかくの大粒の猿払のホタテが縦切りになっていたことだ。大粒のホタテをパクっと食べたかったな。
見た目さみしくなったとしても、可能であれば切らないで乗せてくださいとお願いしてみればよかった。
他のお店できいたことがあるのだが、猿払のホタテは粒が大きくて、その厚みを味わってもらいたいから、包丁をいれるとしても縦にしか入れないのだそうだ。うん。確かに縦なのだが。
おいしいのはおいしいんやけどね(*・ω・)。やっぱりこうなると自前丼に軍配があがってしまうw。
わたしがお店に入ったのは最後だったようで、14時ごろには閉店になるのは変わらないようだ。
※やませさんは、隣の建物がライダーハウスになっている。海沿いにある黄色い建物が目印。
お腹を満たしても、まだまだ青空は続いている
宗谷岬に向かうものの、
あまりの人の多さに一旦スルー。
日本最北端のGSで給油しておこう
宗谷岬の出光で給油をすると、日本最北端の給油証明書とほたての貝殻のお守りをもらえるのだ。給油証明書は毎年デザインが違う(とわたしは認識している)のでマニアにはたまらない。
少し時間を置いた方がよいだろう。まず宗谷丘陵と白い貝殻の道へ行くことにしよう。
宗谷丘陵の風車群と快走路、白い貝殻の道
お土産屋さんの横の道からグイグイと灯台の方へと上がっていく。
天気がよいので、サハリンもよく見えた。
この辺までは非常に人が多いのだが、宗谷岬に来る方って、ほとんどの方はそこでまた南下を始めるのか、宗谷丘陵はいつ来てもとても静かだ。
そのままどこかに行ってしまうのなら、とてももったいない話だ(*・ω・)。こんなに気持ちのいい道が貸し切り状態なのに。
今日が晴れててよかった。
最高のツーリング日和。
存分に走ったら、
いつものコースで白い貝殻の道へ。
途中、牧草ロールを積んだとっても大きなトラクターに遭遇。かっこいいね。
貝殻の道は、芸能人も驚きの白さ(そういや、アパガードって今・・?|ω・))。
去年は大雨で、所々えぐれていたけれど、今年は本当にきれいなフラットで、今まで走った中では最も状態がよかった。
停まりたいけれど、動画を撮っているので一旦ブリブリ走りきるw。
わずか数キロの道なのだが、どこまでもどこまでもバンバンと走っていけるような・・今年もまた、快晴の中、この道を走れるよろこびをかみしめる。
堂々と走ってくれるバンバン。本当にたくましいよ(*・ω・)。
せっかくなので、ダートも走って
気がすんだら、宗谷岬へ(再)。
宗谷岬でバンバン巾着を掲げたい!
と、ひそかに忍ばせていたバンバン巾着|ω・)。
ところが待てど暮らせど、撮影待ちの人がいなくならないのだ。3連休だものね。まぁ、この写真が撮れたしいいか。と思っていたところ
おこっぺアイスで一緒になった宇都宮君を発見。なんていいタイミング(笑)。
宇都宮君はすでに写真を撮ったというので、遠慮なくお願いし、
宗谷岬でバンバンの宣伝してきた!
結構な人がいた中で撮ってもらったのでそこそこ宣伝になったと思うのだ(勘違い)。いい写真を撮ってもらって、宇都宮君には本当に感謝だ。
わたしの方が先に宗谷岬を後にしたのだが、稚内で宿泊する宇都宮君を途中から追っかけw。
わたしはJR稚内駅に用があるので、途中でお別れした。ゼルビス君とよい旅をね(*・ω・)。
わたしは去年もらいそびれていた、日本本土四端・最北端出発・訪問・到達証明書を無事にゲット。駅構内の観光案内所で無料でもらうことができる。
もう17時過ぎ。
台風の件で1時間くらいかかった分、遅くなっちゃった。明日のことを考えるとやっぱり天塩まで進んでおきたい。動物に気を付けて進んでいこう。
夕暮れが迫っている中、天塩に向けて南下開始
オロロンラインは天塩から稚内へと、北上するのがよいと思っていたけれど、この時間だと前に利尻富士と夕日を眺めながら走ることができるのだね。
利尻島から戻った後、この時間に走ったことがあったと思ったけど、あのときは夕日が隠れちゃったのかな。
もう少し高い位置にあるときには、まだまだ、と思っていたのに、水平線の向こうに隠れ始めるとあっという間に見えなくなってしまった。
それでも、しばらくはやさしい色に包まれていて、寒くてちょっぴり心細く思ったりもするけれど、向かいからやってくるライダーさんのピースサインもまだちゃんと見えた。勇気をもらう。
随分長いこと、利尻富士は姿を見せてくれていて
今日は止めるつもりはなかったのに、何度も足を止めてしまった(笑)。
またね。
天塩に着いた頃には18時半を回ったばかりでも、すっかり夜が始まっていた。
荷物を運んだらすぐに温泉に行けるようにセイコマでご飯を済ませておこう。天塩のセイコマはイートインスペースがあるのだ。
セイコマのホットシェフの豚丼で
あと何回セイコマで食べれるだろうかと思いながら(笑)。
北海道で豚丼というと、帯広の豚丼のイメージが強いけどそれとは少し様子が違う豚丼だ。吉野家などの豚丼とも違うけど。
大きすぎず小さすぎず、薄すぎずの肉が入っていて、食べ応えのある豚丼だ。一味ではなく山椒がついていたらもっとおいしい気がする。
4日目に利用した、天塩の鏡沼海浜公園のライダーハウスに再びお世話になる。
今日は女性部屋に札幌ナンバーのライダーさんがいた(*・ω・)。
夕映温泉に行くと、今日は男女浴室が入れ替わっていたようで、露天風呂を利用することができた。はぁ、ここのセット最強やね(ライダーハウス宿泊費200円+夕映温泉500円)。
昨夜は寒さのあまり眠れなかったので、温泉から戻ると今日はおやすみ3秒だと思っていたのに、「そうだそうだ!北海道の方に今日こそあげいもの話を聞かねば!」と。
「北海道の方は、あげいもが基本3個セットになっていることについて、どう思われているんですか?」
との質問から、まさかあんなに話が盛り上がるとはw。
そろそろ寝ましょうか、と電気を消したのは23時過ぎ。本当にたのしかった。
笑って体もあったまったが、今日は念のためちゃんとホッカイロを貼って眠ることにした。
今日は一日が長くて、天気が良くてめいっぱい楽しめたね。
バンバン9日目走行距離:385.4㎞
10日目前半、【16】9月の北海道のひまわり畑、朝食には苫前のココカピウの絶品うに丼、へつづく。
北海道ツーリングの動画や画像を見てわたしも癒されよう(*・ω・)。
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