【13】嵐の台風18号!フェリーが欠航で帰れない?!約束のつづき話、のつづき。
2017.9.16(土)快晴:北海道ツーリング9日目前半
計呂地交通公園を出発。
いつも見送ってくれる駅長さんが今日はいない。
一人だな、なんて思っていたけれど、今回は駅長の家に宿泊していた札幌ナンバーの男性と小山市ナンバーの男性が大きく手を振って見送ってくれた。朝しかお話しできなかったのに。
いってきます(*・ω・)。
まずは、北上して紋別のカニの爪へ表敬訪問
道の駅・オホーツク紋別の裏手(海の方)にある巨大なカニの爪のオブジェ。
わたしはにほんブログ村のツーリングブログランキングに登録している、そのプロフィール写真がここの紋別のカニの爪の画像だ。
初めてのバンバンと北海道に来た2013年。9月の秋晴れに撮ることができた。とっても気に入っている写真の1枚。
今回はバンバンも入れて青空の下撮影したいなぁと。ただ、いつもの角度から撮ろうとすると、朝は逆光になるのだね。朝に来たことがなかったから知らなかった。
カニの爪の先にはカラスさんが待機。眺め、よさそうね。
写真を撮っていたら、ガンガンほかのライダーさんが入ってくるのにちょっとびっくりしつつw、何とか角度を変えて入らないように撮影完了(*・ω・)。
うん、朝はこっちの角度の方がよい感じだ。
R238を進み、おこっぺアイスでひと休み
興部(おこっぺ)に突入。
ちょうど10時、そろそろ太平洋フェリーの運航について発表される頃だ。
給油ついでに隣のおこっぺアイスで一息ついていこう。国道沿いなのでとてもわかりやすいお店だ。
おこっぺアイスを食べるのは初めてなのだが、ソフトクリームはカップ、普通のコーン、ワッフルコーンと選べることができる上、ミニサイズまであるので、選びやすくてとってもいい。
わたしが選んだのはワッフルコーンのミニサイズのソフトクリーム。220円というお手頃な値段。
ソフトクリームを食べながら太平洋フェリーのHPをチェックしてみると、
9/17(日)苫小牧ー名古屋便、欠航
に決まったとの案内。ですよねー!(´;д;`) ブワッ
①まずは、新日本海フェリーに電話
- 欠航が決まっている18日に関して、やっぱり台風が逸れたので運航します、ということはないのか。→基本的には決まったものが覆されることはないとの答え。
- 自分は飛行機で帰るため、バイクだけを預けることはできるか?→無人ではNG。出発、到着の際に渡す人、受け取る人がいないとダメ。となると、結局19日23時過ぎの便でバンバンを預け、自分は飛行機を使うとしても20日にしか兵庫に帰れないため、なんだか微妙。
そんなわけで、とりあえずいちばん早い、19日の便に変更してもらうことにした。この際、ベッド指定もお願いできるので、向かい合わせに誰もいないベッド番号にしてもらった。
②会社のみんなに連絡
急ぎの仕事については後輩に出発前にさらっと話していたことなのでスムーズにお願いすることができた。持つべきものは後輩である。
あとはお客さんの電話番号を週明けにでも教えてもらえれば、直接話して作業日をずらしてもらえそうなことなので大丈夫だろう。
③社長に連絡
電話で台風の件を伝えると、「飛行機とか、他の手段は考えなくてええから、フェリーが出たらいちばん早い便で帰って来たんでええやん。気を付けて帰っておいで。急ぎの仕事は大丈夫か?」と(やさしすぎて後が怖いがw)。
みんなにお願いできることなので大丈夫だと伝えて一件落着。それにしても、普段なかなか連絡がつかない社長にすぐに連絡がついたし、みんなにもこの1時間で連絡がついて事情を話せたことがラッキーだ。
延泊するにも、今朝小樽のホテルを抑えたので問題ない。
あとは、本当に本当に9/19にフェリーが出港するかどうか、だが。もう信じて待つしかない(*・ω・)。が、現状、どうするかが決まってすっきりである。
そうこうしている間に、宇都宮ナンバーの男子がやってきていた。
おもしろい男子で、バイクを見たり、エンジン音を聞いたりするのがとても好きなのだそうだ。バンバンの動画も撮ってもらった(笑)。
わたしの場合、バイクの積載や旅そのものに興味はあるけれど、誰がどんなバイクに乗っているかには正直興味がない。
宇都宮君は、旅も好きだし、バイクも好きなので、出会ういろんな方にバイクを見せてもらっているのだそうだ。めっちゃ忙しいやん(笑)。
宇都宮君のゼルビス号。バンバンより古いバイクらしい。
ホクレンフラッグの話をしていると、宇都宮君が緑を2本持っていることが判明。
快くいいですよ!と言ってくれたので譲ってもらうことにした。今年はすでに道南の黄色は売り切れとはきいていたので諦めていたが、それでも3色そろったのはなんだかうれしい(感謝)。
宇都宮君も宗谷岬方面に向かうとのこと。こんなときに一緒に走れたらいいのだろうが、わたしの場合、気ままに停まっては風景、標識やカントリーサインを撮影してばかりなので、誰かと一緒に走るのは無理なのだろうw。
また、宗谷岬のあたりで会えそうだけどね。じゃあね、と別々に出発。
オホーツク海沿いのR238は、正直なところ、淡々と進むしかないわけだが、今年はカントリーサインを撮影する楽しみがあってよかったと思う。
リアルな「鹿さん注意」。
結局今年もクッチャロ湖のキャンプ場を使えなかったな、なんて思いながら
クッチャロ湖のトイレだけ使わせてもらった(笑)。
そしていよいよ、
気持ちよい北海道の直線道路・エサヌカ線突入!
南からも入り口がわかるように案内を設置してくれていた。
それにしても超快晴。ここを曲がったら!
じゃじゃーん。
どこまでもどこまでも果てしなく続いていそうな、まっすぐな道が登場する。
心がおどらないわけがない٩(ˊᗜˋ*)و
お兄さん、ピースサインありがとう。
入り口に案内を設置してくれていても、やっぱりエサヌカ線は交通量が少なくて
素直で、シンプルな風景がスッと心に沁みてくる。
「この先は雨が降っているかもしれない」
そんな不安を一切抱かなくてよい空。
それが、どれだけ心強いかわからない(笑)。
今年も連れてきてくれたバンバンに感謝の気持ちでいっぱいだ。
9日目後半、【15】日本最北端・宗谷岬、絶景ロード・宗谷丘陵と白い貝殻の道、へつづく。
天気が良いだけで、わくわくできるね。
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