- 前の記事はこちらをどうぞ→阿蘇ツーリングで大渋滞に巻き込まれるとは思わなかった【バンバンズの夏休み2023-4話】
2023.8.14(月)大分県九重町→18時までに兵庫県自宅到着を目指す!
はぁ。朝が来てしまった。
身支度をし、そっと外に出る。お世話になりました。また来ます(^ω^)。
朝5時。現在地の大分県から今日の18時までに兵庫県の自宅を目指す。
フェリーを使えるだけ使って、猛暑の中でも体力を温存しながらのツーリングの予定がこんなことになるなんて。
でも仕方がないのもわかっている。前を見て走るしかないのだ。
本州に入ったら、山陽道(海側の高速)を通るか中国道(山側の高速)を通るか迷うところだが、中国道の方が空いているだろうなぁ。とにもかくにも、渋滞がひどくないようにと祈るばかり。
あと、7.5リットル(む。のバンバン200はFIなので6.5リットル)しか入らないバンバンの給油タイミングを間違えないようにしなければ。ガソリンスタンドがあるSAごとに立ち寄って休憩するくらいでちょうどいいのかもしれない。
なんて思いながらとにもかくにも出発進行٩( ‘ω’ )و
バンバン、今日はちょっと無理して走ってもらうけどどうぞよろしくお願いします!
大分県・中津IC付近でガソリンスタンドを探すも・・!
県道・国道をつないで走り、中津IC(大分県)を目指す。
急いではいるけれども、「半感応式」の信号機は大分県でよく見かけるなぁとか
なぜ青い案内標識ではなく、えんじ色なんだろうと気になるものはカメラに収めつつ進んでいく。
中津IC(大分県)から高速道路に乗る前にガソリンを満タンにしておこうと思うも入れることができず。
ICの側にはガソリンスタンドがあるのが「普通」だと思っていたけれどそれはわたしの勝手な思い込みで普通でなかったことに気が付き、少なくともあと50-60キロは走れるだろうと高速道路に乗って先へ進んでみることにした。
築城IC(福岡県)で一旦高速道路を降りてチャージ!
何の検索もせず適当に降りてみたのだが、少し走るとコンビニがあり。食べ物をお腹にいれることができたし、IC近くのガソリンスタンドがちょうど7時半からのオープンで何もかもがラッキーだった(^ω^)。
準備ができたら再び築城ICを出発。対面二車線の区間が一刻も早く終わってくれることを祈りながら走る。
九州の福岡と本州の山口県をつなぐ関門橋まで来ると車線も多くなる。ここから先はもう安心ばい(^ω^)。
美東SA(山口県)でバンバンの給油がてら小休憩
バンバン200のタンクは小さい。わたしたちのバンバンで満タン220-260キロくらいしか走ることができない。
まだ満タンにしてから100キロ程しか走っていないが、バイクと人の休憩、エネルギーチャージも兼ねてこのくらいで休憩を取っていく。
ほんのひと口、ふた口冷たい飲み物を体内に取り込むだけでリフレッシュできる。
ここまでは全く渋滞はなくよい調子で進んでいる。マイペースで(80キロ/hくらいで走る車がいたらその後ろを)走ってこれていて特に問題ない。この調子で進んでいこう٩( ‘ω’ )و
・・・と思うも、単調な景色に単調なスピード。緊張感が足りないと言われたらそれまでなのだが、どうにもこうにも眠気が襲ってきて仕方がない。あと、高速を走り続けていてもこの猛暑。走っても走っても涼しくはない。暑い・・・。
それでもひとりじゃない。む。とインカムで話しながら進めてよかったと心から思った。
特に渋滞の案内はなかったので少しでも距離が短い海側の山陽道を進んでいくことにした。
宮島SA(広島県)でバンバンの給油がてら小休憩
高速で2回目の給油。
広島は横長いのでまだまだ続くが、それでもここまで300キロ超走り、自宅まで半分を切った。
ガソリンスタンドのお兄さんがバンバン200を知ってくれていて話しかけてくださった٩( ‘ω’ )وうれしい。
ここでお昼ご飯を食べておくという選択肢もあったのだが、飲み物休憩だけで先へ進むことに。飲み物を飲むだけで身体がシャキっとする!休憩って大事。
せっかく広島に来たのだから福山SAで広島名物の尾道ラーメンを食べたい(^ω^)。福山SA(広島県)は実家の愛媛への帰省の際に立ち寄るSAでなじみがあるため、福山近くまで進めたら気持ち的にもだいぶ楽にもなる。
高坂PA(広島県)で食事休憩
高速は混んでないのだが、どうも福山SAが混雑していそうだったので高坂PAで食事をしておくことに。
小さいながらも食堂があり、多少待ちはしたが念願の尾道ラーメンにありつけた(^ω^)。
そんなに醤油ベースのラーメンは好んで食べないのだが、この背脂がプカプカ浮いてるスープがいいよねぇ。
空模様が怪しくなってきた。台風の影響か?
雨雲レーダーを見ると、雨に遭遇するかもしれないのでむ。は上下カッパを装着。
わたしは暑いのがイヤだし、もう自宅に帰るだけだからずぶ濡れ上等でカッパ着ず。
道口PA(岡山県)でカッパ脱ぐ(笑)
お昼ごはんも食べて、よっしゃ行くぞ~٩( ‘ω’ )وと走り出したが、カッパが暑すぎるとのことで脱ぐためすぐにPAに立ち寄り。
そうなると思った(笑)。
60キロくらいしか走っていないがせっかく停まったので水分補給。
わたしたちは、こんな感じで暑いときにはサイドボックスに保冷バッグを忍ばせている。
夏にはコンビニで売っている冷凍ペットボトル飲料だとか、宿に冷蔵庫があれば保冷剤を凍らせておいたものを入れておくと、いつでもどこでも冷たいものを飲むことができる。魔法瓶の水筒も◎。
さて、出発進行!
吉備SA(岡山県)でバンバンの給油がてら小休憩
高速で3回目の給油。
いやぁ、ここまで来たかぁ。もうすぐ兵庫に突入だ٩( ‘ω’ )و。
広島市内も岡山市内も渋滞はほぼなしで進んでこれた。ここで15時。自宅まであと130キロを切った!あとちょっとだ。余裕で18時までにたどり着けるだろう。
・・と思ったら兵庫の赤穂辺りで事故渋滞(白目)
した道に下りてもきっとR2が渋滞しているだろうと思い、高速に乗ったままで進んでいくが
停まってはちょろちょろ進む渋滞、手が●ぬよねぇ・・最後の最後でこれはきつかった(笑)。
渋滞解消は毎度そうなのだが「どうして渋滞してたの?」と思う形でスイスイ進むようになり、17時半頃ついに・・!!
高速道路からの・・卒業~♪(尾崎豊さん風)!やったぜ٩( ‘ω’ )و
無事に18時過ぎ、兵庫県の自宅着/まとめ
最後の最後で時間はかかってしまったが、何とか18時過ぎには自宅にたどり着くことができ、雨にも当たることはなかったし、バイクには雨よりも風が強敵だったりするのだが、それも全く大丈夫だった。
肝心の台風も、我が家のエリアは台風の目に入ったようで拍子抜けするほど何事もなく、多少雨が降ったくらいだった。
200㏄のバンバン、約630キロ走行٩( ‘ω’ )و(高速は約560キロ)
連れて帰ってくれて本当にありがとう!小さい体でよく走り切ってくれた。
バンバンとこんなに長距離の高速道路を走ったことはなかったのだが、腰やお尻が痛くて辛いということは皆無。ただただ暑いのと道が単調で退屈だっただけで。
燃費はいつものツーリングと同じか少し悪いくらい。オイル減りはしていたので後日足しておいた。
給油を3度したけど、わたしたちにも休憩が必要だったのでちょうどよかったのだと思う(^ω^)。
車線の数さえあれば何の問題もないと思った。
まさか15年経って、バンバンとこんなに高速道路を走ることになるだなんて思ってもみなかった。でも改めて思う。
朝が来るのが嫌で嫌で仕方がなかったけど、不安は経験・慣れが解決するもの。
ひとつ、バンバンとの経験値が上がったということで、よしとする。
費用としてはフェリー代が全額返金されたのだが、高速道路代・ガソリン代を引くと結局10,000円浮いたくらいなので、やっぱりわたしはフェリーに乗りたいと思ったけれども(笑)。
でも、もう少し大きな排気量だったら、一日でどこまで行けるんだろうかと少し興味が出てきた。
・バンバンズ四国九州ツーリング総走行距離:約1,350キロ
四国・九州ツーリング・完。
最後まで読んでいただきありがとうございました!やっぱりわたし、台風運(?)あるよねぇ(笑)。
バンバンズの夏休み2023/四国・九州ツーリングの記事一覧
- 関西からできるだけフェリーを使って四国と九州へ行く旅【1話】
- うどん・ポケモン公園・体験坑道….香川愛媛を大満喫【2話】
- 四国最西端・佐田岬から九四フェリーで九州上陸【3話】
- 阿蘇ツーリングで大渋滞に巻き込まれるとは思わなかった【4話】
- 台風でフェリー欠航!200㏄で高速560キロ大移動の巻【5話・完】
動画はこちらです。よろしければ(^ω^)。