日生諸島と日生かきおこツーリング【みっちゃん】@岡山

「木曜日、天気がよさそうなんですよ。島に行きたいんですけど、どこかないですかね?」

なんて会社で話していたら、先輩が日生のかきおこ食べに行くのは?と提案してくれました。かきおこってもしかして・・牡蠣のお好み焼き?!日生(ひなせ)は岡山の備前の近く。

岡山といえども、赤穂のちょっと向こうなので兵庫からも近い、訊けば日生諸島もあり、日生港から小さな島にもいけるらしい。天気もよさそうだし、そうしよう。うん。

9時半出発。
姫路バイパスからR2→ブルーライン経由で日生を目指します。全部無料道路だけど、通勤ラッシュも終わっているのでスイスイ走れます。気温も14度と、昨日までの寒さも和らぎ快適。花粉も意外と大丈夫。

日生には初めて行ったのですが、小さな漁師町という感じです。かきおこを食べてから島に行こうかと思ったのですが、12時のフェリーまでそう時間がなさそうな上に、どこが港かわからずタイムロスをしたので、かきおこは戻ってきてから食べるとします。

観光案内所で訊くと、ちょうど12時10分の日生駅前の港から出るフェリーがあるとのこと。でも、またその乗り場が小さくて、本当にバイクも載せれるの?と気が気でなかったので、フェリーを待っていたおじちゃんに訊いてみると、大丈夫大丈夫との返事。

どんどん進んで待っとったらいいというもんで、バンバン、人々と共に待機(笑)。

わたしは、頭島(かしらじま)に行くつもりだというと、おじちゃんは次の鴻島(こうじま)に行くそうで、わしは降りるけど、間違えて降りたらいかんと何度も言ってくれました(笑)。

頭島は日生諸島の中では一番小さいけれど、人口は一番多く、郵便局もあり、下水道も完備されているそうで、日生諸島の中心部なのだそうです。

鹿久居島(かくいじま)なんて、周囲約30kmもある大きな島なのに、何でみんな小さな島によりそって住んでるんですかね?と訊いたら、もっともじゃ!と笑っていました。

チケット売り場もなく、特に時刻表もあるわけでもなかったのでおじちゃんからいろいろ話をきけてよかったです。

で、無事出発したのですが、おかしいんですよ。

わかりますかね。バンバン、いろんなものにまぎれているの巻。

しばられることもなく、うん、ここに置いて、頭島ではいちばんに降りよう、とスタッフの方にいわれました。ゆるゆるすぎです(笑)。

で、おもしろいでしょ。
船内の客室に、だれも自分の荷物をもって行かないんですよ。

荷物は外のベンチに置いたっきり。中には大きな醤油がむき出しで・・(笑)。島の人が違う場所に行ったら、きっと警戒はするのでしょうが、少なくとも日生から日生諸島を結ぶこのフェリーの空間では、荷物を取られるとか、荷物を心配するとか、そういった概念はないのだと思うと、なんかとっても幸せな気分になった、わたしなのでした。

15分ほどで、鴻島着。

おじちゃんにバイバイと手を振ると、クーラーボックスをおいてまで手を振り返してくれました。話し相手になってくれて、ありがとう。

フェリーから見た鴻島。凄い場所に建ってるね。10分ほどで頭島着。下船してから料金を払いました。人+バンバンで1150円。

乗って来たフェリー。

航路はこんな感じ。

出発進行。
と言っても、何があるかさっぱりわかんないんですけどね。とりあえず、とことこ走ってみるとします。

本当に小さな町です。

展望台。
登って景色を見ると、何故かちょっと向こうに、大きいボーリングのピンが見えました。もしかして、この島にボーリング場があるとか?!まさかね。

頭島大橋。頭島と鹿久居島が結ばれています。立派すぎです(゚Д゚)。

かわいすぎ(*・ω・)。

「まほろば」(?)と書かれたほうへと進んでいたのですが、ガードレールが緑でした。オレンジは見たことあったのですが、緑は初めてでした。(わかりにくい?)塗りなおして緑ではなくて、もともとがこの色のようです。ガードレールって何色でもいいものなのかしらね。進んでみると、まさかの鹿久居島林道出現。

フラットダートだと思っていたけど、意外と砂利が緩かったです。楽しかったけど。まほろばまで約4kmダートが続きます。受付の人にきいてみたのですが、まほろばとは自然体験ができる宿泊施設のようで、ここで行き止まりだと言われたので、引き返すことにしました。鹿久居島って一周できるような島じゃないってことなのかしらね。途中、園地があって、シカさんがいました。

かろうじて撮れたシカさん親子。
他にもわしゃわしゃ居たのですが、少し近づくと元気よく跳ねて遠くに行ってしまいました。

すみません、少し近づくとではなく、ヘルメット被ったままちょっと追い掛け回しました。驚かせてしまったかもだけど、めっちゃ楽しかったです(*・ω・)。人なれしていなくて、ある意味ほっとしました。

来た道をもどり、島内の道を走ってみたのですがすぐに行き止まりです。お店もなく、観光なんて言葉とはかけ離れた本当に静かな島でした。バンバンでもこの島には大きすぎたのかなって感じです。

戻ってきた大橋で時計を見ると、14時15分。20分のフェリーに間に合うかなと、乗り場に戻るとちょうど来ていたので乗船しました。もうちょっとゆっくりして、16時のでもよかったけどね。

センスありすぎ(笑)。
帰りのフェリーは日生港に到着。

あまりに道路の側すぎて、行きに見逃したのも納得。ご飯を食べ損ねていたので、お好み焼きやさんに直行です。日生港から程近い、みっちゃん浜屋へ。

1枚の鉄板を囲んで、7名ほど座れるスタイル。真ん中でお母さんが焼いてくれます。カジノでいう、ポーカースタイルです(?)。15時頃に行ったというのに、待ち人は1人いたものの満員御礼(そんなわけなので、写真はナシで)。

人様のをちらっと見ていると、またこれがでかい(゚Д゚)。牡蠣がわんさか乗っているのを見ると、早く食べたいと思う半面、連れの方に待ってもらいながら、辛そうに完食する女性を見ると大丈夫かしらと心配になってきます。食べきれなかったらお持ち帰りもOKです。

でも、絶対食べられないやろうと思ったおばちゃんが、誰よりも先に完食してわたしにも食べられるかなーと思ったり。 というのも、大量のソースが苦手なわたしは、自分で量を調節できないと、途端に食べれる量が激減するのです。基本めっちゃ大食いなんですけど。焼きそばもだけど、濃いのが苦手。

いざ食べて見ると、牡蠣がでかいのっ(゚Д゚)。ぷりぷりだよっ。牡蠣と言えば、生かき、焼きかき、かきフライ、かき鍋くらいだったのですが、お好み焼きという食べ方もあるんだと、新発見でした。

これはいけるかも・・と思ったのですが、有無を言わさず途中でお母さんにソースを足され撃沈(笑)。残り4分の1強をお持ち帰りにしてもらい、む。の分も買って撤収です。リアボックス大活躍です。

今年1回目のバンバンツーリング、お天気に恵まれて気持ちよかったです。

17時過ぎ帰宅。
バンバン走行距離:約200km

advertisement
最新情報をチェックしよう!