国道(酷道)477号走ってみた1【花脊峠旧道と腐道362号線】@京都

氷ノ山の林道に行くか。

兵庫険道521を見に行くか(走りきる自信はない)。

曽爾高原のススキも綺麗かも。どこに行こうか迷った挙句、ずっと行ってみたかった京都のR477・百井(ももい)別れに行くことにした。

ギュイーン!となっている「超急カーブ」

ツーリングマップル(関西・わたしので56P)を見てもツンツンに尖がっている。反抗期並みに尖っている。噂によると、進むべき(曲がるべき)道が見えないのだとか。

こんなの見たら、行ってみたくなるやん。ね?

そんなわけで、家のこともして準備だけは早くにできていたのに、場所が「京都」であることでなかなか踏ん切りがつかなくて、出発は10時を過ぎてから(遅っ)。寝る前にどうして行き先を決めれないんやろう。こうなることはわかっているのに。

ちなみに。R477の始点と終点はどこだろうかと調べてみると、 始点が三重県・四日市市、終点が大阪府・池田市の模様。 距離としては240キロとそう長くもないけれど、 三重まで日帰りではムリということで全線走ることはやめることにした国道である。

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まずは京都・亀岡市を目指し、R477へ

目的は、旧道花脊峠百井別れなのでR372~京都府道73・405にて亀岡市あたりからR477を走ることにした。

随分前にこの辺りのR477を一度走ったことがあるのだけど、そのときと印象は変わらず杉林の中を走って行く道だった。

手前からも案内が出ているとおり、災害で崩れているのか一部通行止めになっていたので、府道363を使って迂回。


ゲートがあって進めなかったけれど、先はよい感じに堆積物を確認できた。

府道は今まで走ってきたR477と同じような道。

R477に向かって進んでいると、途中の分かれ道からオフロードのバイクのお兄さんが登場。

「あ、そうや、途中から362になるんやっけ。こっちか」と、進路を変更。 今までの道とは違い、えらい道が汚れている (京都府道362・愛宕弓槻線らしい)。

京都府道362号線へ

進んでいると、トラックがやってきた。

ちょっと広いところだったので大丈夫だったけれど、 全体的に道幅が狭いので、例えバンバンでもトラックが来たらUターンしないといけない感じだった。

それにしても見事な堆積物だ。道の雰囲気も素敵でにやけてくる(^ω^)。

青々として立派な苔。

枯れ葉ゾーンを抜け、水たまりを越え、どんどん荒れる一方の道を進むと

ダートに変貌。

お、おかしいな。ツーリングマップルには「2車線の快走路」って書いてたやん (それならば既に入口からして違うんやけど)。

現在地を確認しようにもiPhoneが圏外だったのでツーリングマップルと方位磁針で方向を確認すると

緑の矢印方向に進まないといけないのに、思いっきり南下していたことに気付いた次第w。

この先の道は途切れているように地図では見えるのだけど。どうなっているのか気になるなぁ。もうちょっと進んでみたいけれど、時間も気になるので引き返すことに。

帰りもトラックに遭遇。結構往来があるようだ。

偶然だったけれど、楽しい道をちょっとでも走れてラッキーだったということで。

軌道修正!府道を走り、無事にR477に合流

少しづつ標高が上がっているのと、太陽が隠れてしまったのもあって、出発時はポカポカ陽気だったのに、服の隙間から入ってくる風が冷たくて気になるようになってきた。

花脊(はなせ)峠前に、一服。今日は魔法瓶にあったかいコーヒーを入れてきたのだけど、正解だった。あったまるぅ。

この辺は一応「酷道477」と言われている区間だと思うのだが、驚くほどに交通量が多かった。

府道38に繋がった後の東部分はそうでもなくても、百井別れまでは車が多いのかもしれない。気を付けていかなければ。

旧道・花脊峠へ

花脊峠手前に旧道の花脊峠があるようだ。花脊峠に着いてしまったので、あそこかな?!と思う場所までUターン。 目を付けていた進入路であっていたようだ。


旧道別れというバス停があるので目印になる。でも、誰がここで下りるんやろ。夜になると怖そうな感じ百点満点だ。

さて、行きますか(^ω^)。思ったよりきつめの坂道をぐいぐい上がっていく。

数百メートル進むと、坂の途中でダートに。ゆるくはないので、走りやすいほうかと。

上がりきると、あったぁ!旧花脊峠

いや、これは・・・
想像以上に雰囲気が良くて、テンションぶちあがりである。誰も来そうにない、ひっそり感がたまらん!


今思えば、ここを右に曲がって上がって行けばもう少し先に行けたのかも?(今調べると、やっぱり上に行く道が府道361に繋がる道のようだった。残念。)このときのわたしは、まっすぐ進むことしか考えていなかった。

火の用心も分岐(笑)。

旧峠からまっすぐ進んだ先は、通行止めでチェーンがされていた。ここでUターン (その手前の分岐もチェーンがされていた)。


ちゃんと調べていなかったし、旧峠に書いてくれていた地図と自分の地図を照らし合わせて見なかったので府道361方面に抜けることはできなかったけど、百井別れが最大の目的。

ここはまた次に来たときのお楽しみができてよかったやん(^ω^)と 今、記事を書きながら自分に言い聞かせている(笑)。

次回は、現役の花脊峠と百井別れ。

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