バンバンが帰って来た(^ω^)。
2週間、ほとんど天気が悪く雨と言えども、いつもいるバンバンがいないのは寂しいもので。いつ点検が終わりましたと連絡があるのか、ソワソワしながら待っていた。
一昨日連絡があり、昨日仕事が終わってから、やっとバイク屋さんに引き取りに行けた次第。
バンバンの気になる点・やってもらいたいことは以下の通りだ
- 前後・シンコータイヤSR428を持ち込んでのタイヤ交換
- その際、持ち込みの新品のフロントホイールを使ってもらう(リアはそのまま)
- 10年(もしかしたら14年?)のバッテリーはまだいけるかチェックしてもらう(未だ一度も交換したことがない)
- 先日、同期のバンバンz乗りのオヤジさんが交換されていたディスクローターについて問題ないか見てもらう
- ブローバイガスが液状化してしたたり落ちていた件について、原因がわかれば教えてもらいたい
- (追加)キャブのオーバーホール
- 1年点検(基本的な点検)
である。
まずは、2のホイール&それにくっついていたタイヤのことを書いておこうと思う。
新車バンバンから取り外しのホイール
1年半ほど前、バンバンz乗りのぎんさん(@三重)に新車取り外しのタイヤ(K180)付きのフロントホイールを譲ってもらったのだ。
ことの成り行きは、こんな記事を書いたことから。
今まであきらめていた購入当初から状態のよくないホイール。 見慣れていたはずのホイールなのに、 先日ふと、ピカピカやったら…
記事はそのままなのだが、フロントホイールとリアのホイールの値段が違うのは、素材の違いからだとはのちに理解した。
フロント:アルミ、リア:鉄。アルミの価格は鉄の5-7倍らしい(?)。
その頃、ぎんさんもフロントホイールを交換したいと思いオークションで落札したものの、フロントだけきれいなのも?!と思い、交換を思いとどまったそうだ。
もう使わないからいかがですか、と声をかけて頂いたのだ。そして譲ってもらった次第。
丁寧に段ボールで梱包されていたホイールは我が家の2Fに立てて保管されていたのだが、この度やっとタイヤ交換の時期が来たのでひっぱりだしてみたわけだ。
ぎんさんには、「新車のダンロップ(K180)のタイヤがついていていらないと思うけど」と言われていたけれど、使えるのなら、次はK180でいいかな、と思っていたわたし。
段ボールを取ると、タイヤとホイールはきれいにラップで何重にもくるまれていた。それを取ったわたしは、とても驚いたのだ。
14年前のタイヤが現れた?!
タイヤには、製造年と製造週が刻印されていると認識している。
わたし、何か見間違えたかな?!と思い、慌てて外に飛び出した。
黒バンバン200(2016年モデル・2016年購入)のタイヤ
ダンロップのタイヤ。BF5M1116と書いてあるので、2016年11週製造。
緑バンバンのタイヤ(2014年秋に交換)
シンコータイヤ。1814とあるので、2014年18週製造のタイヤ。
新品ホイールについていたタイヤ
ダンロップ製。ええ??
2003年16週製造?!(: ・`д・´)
えっと今は2017年やから・・14年前のタイヤとか!(驚)
もしかして、わたしの認識間違いではないかと教えてもらったのだが、やはり合っているようである(あたるさん、ありがとうございましたw)。
見た感じ変色もなければ、亀裂もなく、ゴムゴムしい感じは健在だ。
そりゃ使えたらラッキーだとは思うけれど。いや。でも。しかし。
14年前のタイヤってどんなもんなのだろうかと、事前にバイク屋さんに運んでみてもらったのである。
そんなの「使えませんわ、こんな古いタイヤ、ははっ」と言われるに決まっとるやん、と。
ところが。
バイク屋さんいわく「このタイヤ、使えますね」
割と慎重な感じのバイク屋さんなので、お兄さんが即答したことがとても意外だった。
「あの、でも、これ14年前のタイヤですよね?」
「そうですね、14年前のですね」
「見た感じ大丈夫に見えますか?」
「そりゃ、新品タイヤと同じかと言われたらそれは間違いなく違うんですけど、たぶん保管状態がすごくよかったんだと思います。ラップに包まれていたんですか?なるほど。本当にダメなタイヤって変色していて、割れてもろくて、でも、グッと押してもちゃんとゴムらしさがあるので、このタイヤは使えますね」
でも、このタイヤが大丈夫と判断されたら、そのまま組み付けられてしまうのだよね、と。
リムバンドや中のチューブも14年のときを経ているのだよね、と。
妄想を無限に広げてしまうわたし。家の近くでトコトコ乗るくらいならよかもしれないが、遠出したときにトラブルがあっては。自分があの世へ行くだけならまだしも、たまたまわたしの周りを走っていた人を不幸にするわけにはいけない。
お兄さんがOKと言ってくれても、バンバンには2本のタイヤしかない。それにわたしの信用を乗せることはできなかった。
ホイールだけ取り外して、あとは処分してもらうことにした。
それにしても、タイヤは3年もしくは5年だと、どこかで思っていたりしたけれど、保管方法でこんなに変わるものなのだと理解できた次第。
でもって、まさかの、2003年製の緑バンバンと同期の新品ホイールに巡り合えていたことに、ちょっと感動した。
→60,000キロを超えた単気筒バイクの現在、へつづく。
自分でタイヤ交換ができたら、どんな乗り心地なのか近所で試してみたかったけどね(^ω^)。