- 前の記事はこちらからどうぞ→「ただ遠くへゆく旅(の練習)」1泊2日・関西から能登半島ツーリング【1話】
R162を北上、福井県小浜市あたりのR27に合流。
R27沿いのガソリンスタンドで給油するタイミングでようやく防寒着のカッパを脱ぐことができた。よい天気だ(^ω^)。R27→R8で福井市内を目指す。
お昼ご飯には越前そば!「けんぞう」さんへGO!
ひさしぶりに越前そばを食べたい!ということで目星をつけたのが「けんぞう」さん。
3連休初日。11時からOPENなので、あまりにオーバーして到着するようならスルーして別のお店にしようと思っていたのだが、なんとか11時過ぎに到着できた。よかったぁ。
- 食べログ:こちら
- 駐車場:住宅街の中にお店はあるが数か所にちゃんと確保してくれている。舗装。
数組のお客さんがすでに待機。名前と人数を伝えて待合所でわたしたちも呼ばれるまで待つことに。
幸い10分ほどで案内してもらうことができた。メニューがシンプルで大変に驚く(笑)。
- けんぞうそば(大盛あり):辛味大根のしぼり汁にだし醤油を入れたものにつけて食べる蕎麦。
- おろしそば(大盛あり):大根おろしが入っただし汁を上からかけて食べる蕎麦。
- 五合そば:上記の両方の食べ方を楽しめる蕎麦。一般的に2~3人向けみたい。追加もOK。
そばのメニューは以上。
座敷に大きめのテーブルがいくつかあって相席スタイルで着席。誰かのお家に来たみたいな感じだ(^ω^)。
先に注文を取ってくれていたのでそれほど待つことなく蕎麦がやってきた。む。はけんぞうそば。わたしはおろしそば。どちらも大盛(だが、やっぱり”蕎麦の大盛”はわたしたちにとって大盛には見えないw)。
む。「足りひん・・」
というのでダイエット中のわたしはむ。に一皿進呈(^ω^)。おろしそばは大盛と言っても1皿に盛ってくるのではなく2皿くるのが面白い。
辛味大根の辛味にヒーヒーしながら(笑)、ツルツルっと完食。いや、ツルツルとは違うかなぁ。太めの十割そばなので、ズルズル?としっかり食べる感じ?だった。ちょろっともらっただけなのだが、(なんとなく)けんぞうそばの方がおいしいように感じたので、次回食べるときにはこちらを選ぼうと思った次第。
※わたしはこういうの大好きなのだが、辛みに耐性のない方は気を付けた方がよいかもしれない。
そば湯をゆっくりと飲んでほっこりしたら退席。そばという食べ物は、このアディショナルタイム(そば湯タイム)が魅力よね(^ω^)。そばのソフトクリームを食後に食べている方も多かった。
外に出ると12時頃だったのだが、かなりの方が待っていたのでお休みの日はやはり早めに行く方が良いみたいだ。
これから先のルートを再確認。けんぞうさんの次の目的地は能登半島の千里浜なぎさドライブウェイ、次は最終目的地の能登半島先端。ここまで全行程の半分くらい。残り250キロ程度。
さぁ行きますか!それにしても夏に逆戻りしたかのような暑さだ(^ω^)。
それでも用意してきた飲み物の減り具合は8月の比ではない。30度を超えていると言ってもやっぱり紛れもなく今は9月なんだなと感じる。
砂浜を走れる!「千里浜なぎさドライブウェイ」
ひさしぶりの石川県羽咋(はくい)のなぎさドライブウェイ٩( ‘ω’ )و
わたしはジムニーと来たのが最初。ここは、砂の粒子が細かくて締まっていて固く、バイクや車、自転車も走ることができる国内唯一の波打ち際を走れる道なのである。世界的に見ても珍しい場所だ。
北海道から兵庫まで自走の帰り道に寄ったときは静かな夕暮れ時だった。
む。は海水浴客でにぎわっていた8月の激混み状態のときにティーダ号できたことはあるけれども、バンバンとは初めてだ。突入前にトイレを済ませて・・
いざ出陣٩( ‘ω’ )و
ひゃっはー!超きもちいい!
知らないお兄さん(笑)。
お天気もよくて、バンバンズを停めてただただその風景を眺めているだけでも楽しかった(^ω^)。
兵庫から遠いのかなと思ったりしたけど、SSTRのゴールである千里浜なぎさドライブウェイまで高速使わずこの時間に到着できるなら楽勝やんなと、確認できたのもよかった。ひとしきり写真を撮って楽しんだ後。
わたしには長年ここでやってみたかったことがあったのだ。
なぎさドライブウェイの海の家(?)で浜焼きを食べたい!
そんなに食べたいなら食べりゃーええやん!
って感じなのだが、ずっとずっと逃してきていたのだ(そういうのあるやん?)。
4つお店があって、どこに入ろうかと思いながらバンバンズを停めていると、すぐにわたしたちに気づいてくれて、サイドスタンドがメリ込まないように板を持ってきてくれたお母さん。うれしい(^ω^)。ここのお店で食べることにしよう!
轟さんではなく贔さんに改名しようかと本気で考えるほど、貝類が好きなわたし。悩んで、む。はバイ貝、わたしはハマグリを選択。あとコーラをお願いした。
注文を受けてからお母さんが焼いてくれる。香ばしいにおいがたまらない。海に目をやるとバンバンズが見える。なんなん。最高やん٩( ‘ω’ )و。
他にお客さんがいなかったのでお母さんといろいろ話してみると、お店は3月から11月まで開いていることがわかった。冬の間、お店はどうなるのか?きいてみたら、一度建物は解体するそうで再開するときに建てるらしい。
以前はもっとあったお店も今は4軒しかなく、多いときはシーズン前にお店の場所を決めるくじ引きをしていたそうだが、今はローテーションしているとのこと。などなど。
こういうお話ができるから、混んでいないタイミングで旅先のお店に行けるとラッキーなんよね(^ω^)。
じゃじゃーん!
・・もうちょっとちゃんと撮ればよかった(笑)。もう我慢できなくてハフハフしながら食べたけど、最高ォォォォ٩( ‘ω’ )وハマグリエキスをチュッチュするのがたまらん。ジュース2本と合わせて1,700円位だったかな?!
念願かなって大満足だ(^ω^)。
「かなもり」さんというお店の名前を忘れないように、写真を撮っておこうとパチリ。
後からの話だが、家に帰って写真を見て驚いた。14年前、ジムニーで来たときも本当は食べたかったのだ。当時の記事内に使っていなかった、車内から撮影した浜焼きのお店の写真があったよな・・と。探してみると1枚だけフォルダにあった。
それが「かなもり」さんだったという事実。運命やね。お母さん、次きたときも食べに来るね。元気でいてね(^ω^)。
- つづきはこちらをどうぞ→バンバンズ500キロ移動⇒能登半島最北端の宿・禄光旅館でほっこりするの巻【3話】
なぎさドライブウェイは石川県にあるよ(^ω^)