- 前の記事はこちらからどうぞ→酷道425号線をゆく~十津川→下北山へ~「まだ続くチャレンジ」~【2019-4話】
いつだってそうだが、初めて走る道はワクワクする(^ω^)。
確かに、「R309大型通行できません」と書いてあるのに、いざ天川(てんかわ)方面へと突入しようとするといきなり数台の車に遭遇し、
「むむ?ここが本当に酷道309号線区間なのか?!」と疑心暗鬼になって地図を確認するもやはり間違ってはいなかった(笑)。
よし、酷道309号線区間へ突入٩( ‘ω’ )و
ザッパーン!(カッパを履いていたらなんでも来い(^ω^))
それにしてもすれ違う車の多さは何なんやろ?天川方面からみんな抜けてくるん?!
前半は路面が濡れている箇所が多い、対向車多い、路面のデコボコは多少あり、ただ落石や枝、葉などは少なく、適度に道幅が広い部分も多いので走りやすい状態が続く。
ガードレールのおにぎりステッカーは、関西方面では奈良・三重の雪が降る山エリアで(?)よく見かける印象。北海道も多い。
何台もの車とすれ違いながら、もしや・・!とようやく気づく。
気付いてからは早く確かめたくてソワソワ。
うっそうとした山の中の道を走るだけではなく、開放感ある瞬間も多かったのは良かった◎。
こんな壁初めて見た(十)。おどろきとどろき。
上がっていくにつれ、登山客と思われる方の車がわしゃわしゃ(すでに酷道感はないw)。さらに進むと・・
行者還トンネルの登場!
ですよねですよね!
反対側で止まって写真を撮ろうと進むことに。
行者還トンネル西側は有料駐車場エリアになってるで!
なんとなく停まりづらかったのでw、そのまま通過。
関西百名山でもある、大普賢岳・行者還岳・釈迦ヶ岳・八経ヶ岳(八経ヶ岳は日本百名山でもある)を目指す人、熊野古道の世界遺産・大峯奥馳道(おおみねおくがけみち)を歩く人の登山口にもなっているようで、このあたりは行者還トンネル西口駐車場として整備されているらしい。
バイクの免許を取る前までは、関西百名山を制覇したいと思っていた。いくつか本も買い、登った身としては、兵庫から日帰り登山するには「難あり」の山としての記憶が残っていたのを走っている途中で思い出したのである(笑)。
それにしても思っていた以上に下の方まで駐車場が確保されていた印象。今まですれ違った車は登山客だったのだと納得。
奈良県人のむ。は小さい頃、マイクロバスに乗ってここへ登山に来たことを思い出したそうだ(笑)。
さて、行者トンネルを越えると下りだ
写真を撮っているとライダーさんがやってきた(この区間バイクは初めて)。
こういう道は、峠を越えたり、県境を越えたりすると、あっち側とこっち側で道の様子(整備の力の入れ具合、と言ってもいいのか?w)が違ったりするのが興味深かったりする。
ふむふむ。
現在地がどこかわからないのだがw、ここの駐車場・トイレまですれ違った車は3台、バイクが1台だった(河鹿の里キャンプ場やみたらい渓谷あたりだろうか?)。
行者還トンネル(西口)まで、走る距離はきっと長いけれど、東側(上北山村)からのアクセスの方が車だと楽なような気がする。西側(天川村)からの方が道幅が狭い部分が多い印象。バイクだとどっちでも変わらないかと。
酷道309号線!だと期待を膨らませすぎていたので、がっかり感が半端なかったのが正直なところではある。ちょっと退屈だった。。
奈良県 道の駅・吉野路黒滝で小腹を満たそう
ひさしぶりのここの道の駅!近畿道の駅のスタンプラリーをやっていたとき以来だ。
大好きなしいたけ(のフライ)。揚げたてをくれたのでアツアツ!あったまるね。
む。も何か食べていたけど忘れた(笑)。
リフレッシュしたら和歌山市内までR24で一直線!
・・と思っていたら、む。とわたしで意見が分かれるw。
轟「青い道路案内にR24は左って書いてたやん、次左やろ?」
む。「でもナビは右って案内しとる」
轟「右と左って全然方向違うやん」
と小競り合いした後、「新しい道ができたんかなぁ。バイパス入口ちゃうやろな・・」と進んだら見事にバイパスだったという話w。
※おそらく、京奈和自動車道(R24)で和歌山県の五條北IC辺りから乗ったと思われる。
和歌山市内の宿まで約80キロ。
何が不安かというとバンバンのタンクをリザーブに入れないといけなくなりそうで怖かったのだ。和歌山市内まで燃料は十分に持つとは思ったが、それはリザーブに入れての話。一般道とバイパスや高速では少し話が変わってくる・・
結局、一番止まりたくなかった対面二車線のトンネル内でリザーブに入れることになってしまった。
交通量も少なかったし、十分安全に停車できる場所ではあったし、インカムのおかげでむ。には先に言っておいてと伝えることができたけれども、バンバンのタンクが小さいことは百も承知の話なのだから、本当に気を付けないといけないと反省だ。
※わたしのバンバン200:6.0リットル+1.5リットルがリザーブで計7.5リットル。
まだトラブル?!(笑、えない)
やれやれ、宿についたよ!
と宿の手前でバイク置き場を確認するためバンバンを一旦停めたところ、エンジンがかからなくなってしまったのだ。
おいおい!ちょっと待ってよ!さっきまで元気に走ってくれてたやん!
冷や汗をかきながらバンバンを押して駐輪場へピットイン。
キルスイッチやスタンドのチェックなど、基本的なことを確認したけれども問題なし。なんやろなぁ・・
ウンともスンともいわないわけではなく、エンジンがかかりそうになる状態ではあるから点火系なのかしら?もしかしてプラグ交換したら直るんかなぁとチェックしてみると、少しプラグキャップが緩くなっていた(ように思えた)。
むむ?乗り降りしたときに足が当たったんかな?
ぎゅっと被せたところ、エンジンがかかって一安心。もう1回掛けてみたけど大丈夫だった!(疑心暗鬼)
いやいや。今まで旅先でこんなこと一度もないけどw。こんなことが連続であるなんて、何かあるかもしれないから気を付けないとと、気持ちが引き締まる思いだった。
さて。
気持ちも引き締まったところで、和歌山ラーメンでも٩( ‘ω’ )و<懲りてない
宿の方に教えてもらった中で、行ったことがなく距離も近かった丸高さんへ。
おでんに筍があった!ブツブツができるまで食べてしまうたけのこ族としては歓喜٩( ‘ω’ )و<お皿の一番左がたけのこ
着丼。「ラーメン」という食べ物に似つかわしくない、かわいいワンポイントにノックアウト(笑)。
さっぱりした早寿司が合う(^ω^)。
和歌山ラーメンと言われだしたのはここ20年くらいらしい。きっと昔から「中華」とか「ラーメン」として根付いていただろうけど。
和歌山ラーメンは、豚骨ベースの豚骨醤油ラーメン・醤油ベースの豚骨醤油ラーメンにわかれると思うのだが、系統を調べて好みのラーメンやさんを探すのも楽しいと思う。
ここのお店は醤油ベースなので割とあっさりと食べれて、豚骨のクセが強いのはちょっと・・という方でも食べれるのではないかと思う(知らんけど)。
帰りにコンビニに寄ると兵庫の我が家の近くでは見たことないグリーンソフトを発見。抹茶味らしい。
開けてみると・・
全身モナカでコーティングされていた!
なんで?!(笑)
でも・・小さいころ、こんな姿のバニラ味のアイスを食べた気がする。気がするだけかなぁ。記憶の引き出しはちゃんと開かなかったけれど、どこか懐かしく思うことができた食後のデザートだった。
- 1日目バンバンズ走行距離:458.9キロ
- つづきはこちらをどうぞ→友ヶ島灯台一般公開!”ラピュタの島”の戦争遺跡をめぐる【2019-6話・完】