【豊島日帰り観光】電動レンタサイクルで一周の旅【直島・豊島ツーリング3話】

2021.12.4(土曜日)

朝ごはんは昨晩セブンイレブンで調達していたコンビニ飯(レンジは共有スペースにあり)。

朝っぱらから中本のマーボー丼をヒーヒーしながら食べるわたしたち(うまい!)。

とてもいい天気だ(^ω^)。

準備ができたら今日は直島の東にある、豊島(てしま)へ向けて出発だ。

まずは宮浦港を目指す。

豊島へバンバンと一緒に行く方法を考えたが、どうしてもバイクを載せていくための”フェリーの時間”を気にすると相当に制約があったので、今回はバンバンは直島(宮浦港)でお留守番してもらい、わたしたち人間だけで豊島へ向かうことにした。

宮浦港のお土産屋さんで赤かぼちゃのキーホルダー見つけた!

バイクは宮浦港に無料駐輪場があるので、そこに置かせてもらった。ヘルメットが気になる方は、宮浦港にロッカーがあるので利用するとよいだろう。

2022年1月現在、直島発→豊島行は多くて1日3便。しかも期間により、旅客船の運行は曜日によるので出発前に要チェック。

9:20直島発 豊島(てしま)行の高速旅客船に乗るよ!

豊島行きの乗り場は、切符売り場から少し離れているので、余裕を持って行った方がよいだろう。

直島から豊島まで約20分の船旅。船内の人はまばらだった。

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9:40頃 豊島(てしま)・家浦港に到着

高速旅客船を降りて、豊島・家浦港のターミナルを通過。

待合所を出たすぐのところにレンタサイクルできるお店(土庄町レンタサイクル)がある。

ネットで調べて豊島に何軒かレンタサイクルやさんがあるのは事前に把握していた。大体の相場も見てきたのだが、ここのお店がわたしたちが利用するだろう時間では一番お値段安い感じがしたので迷わず借りることに。

  • 電動自転車:4時間まで1,000円。以降1時間ごとに+100円。最初に1,000円を支払い、超えた分は返却時に精算。

くたびれた感がある28号機と29号機ではあるが(^ω^)、これで元気に豊島を周ろうではないか٩( ‘ω’ )و

・・と、このとても元気だった、とても(笑)。

レンタサイクルで豊島を一周・観光するよ٩( ‘ω’ )و

豊島は自転車のルートで1周約12キロほどだそうだ。家浦港から時計回りに走ってみる予定。

行ってみたい「島キッチン」「豊島美術館」「心臓音のアーカイブ」は、東の唐櫃(からと)地区にある。

電動自転車の扱い方を教えてもらい、いざ出発。

豊島駐在所/パトカー見つけた!(^ω^)

・・・するが、あれこれ写真を撮りながら行くので、電動自転車だというのになかなか進まない(笑)。

豊島の案内標識
豊島の古い自動販売機

・・とそこへ現れた壇山(だんやま)展望台への案内。4キロだったか5キロだったか?!

11時から唐櫃地区にある島キッチンでの昼食を事前に予約していたのだが、まだ「間に合うやろ」「だって電動自転車やで!」と高をくくって寄り道を決め込み、山道を漕ぎ始めたもの・・

いや、本気で白目になるくらいしんどいんですけど!!(°Д°)

電動自転車を完全に”バイク扱い”していたわたし。バカだった!!

ぜぇぜぇしながらしばらく漕いでいたものの、展望台までの距離を調べたところまだ半分しか到達していないことがわかり、あっさり断念。

来た道を引き返したのだが、ここから唐櫃地区までの道のりも遠く(風も強かった・・)、島キッチンの予約時間ギリギリの到着だったので、諦めて正解だった(しょっぱなから無駄に疲れただけ(笑))。

「島キッチン」で昼食を食べよう

お店は少し入り込んだ場所にある。たのしみにしてやってきた(^ω^)。

案内を頼りに進んでいくと、お店が登場。

2010年に空き家を再生して造られた。

島キッチンのサイトで営業日の確認もできるし、予約も簡単にできる。この日はOPEN時間に行っても混んではなかったけれども、瀬戸内芸術祭のときや気候の良い長期休暇の時期などは予約をして訪れた方がよいのだろう。

む。はキーマカレーセット、わたしは島キッチンセット
お品書き 誰誰さんの野菜、と確認できる(^ω^)
うめソーダと無花果ソーダ

お腹もいっぱいになったところで、周辺を少しお散歩。

展示作品・空の粒子

青木野枝さん作。

円形の彫刻をつなぎ合わせたということだが・・これは溶接されているのか?

2013年の作品のようなので大丈夫だとは思うのだが、遠くから見ると余計不安定というか不確かなもののように思えて、胸騒ぎがする作品だった。

展示作品・ストームハウス【2021年11月閉鎖】

実際の民家で約10分間、嵐がやってきて過ぎ去るまでを体感できる施設で、とても楽しみにしていたのだが2021年11月末で閉鎖されたそうだ。もう少し早く来ていれば・・惜しかった。

それがどこにも書いておらず、ストームハウスの前まで行くと、営業しているかのように音が鳴り響いていたのでiPhoneで調べるまで「閉鎖したこと」が分からなかった次第(お気をつけて)。

さて次は豊島美術館へ行こう٩( ‘ω’ )وと移動中・・!

みかんの無人販売を発見。無類のみかん好きのむ。は嬉々として2袋購入(^ω^)。

そしてこの側の道が、豊島でも有名なとっても気持ちの良い道!

ひゃっは~٩( ‘ω’ )و

この気持ちのいい下りの途中に豊島美術館があるので、ひゃっは~٩( ‘ω’ )وは途中で断念せざるを得ないのだが(笑)。

豊島美術館

外から見る限り、何とも不思議な形をした美術館。

チケットを買って

入口へと進むのだが、意外と距離がある。

中に入るためには、靴を脱いで専用のスリッパに履き替える必要がある。建物内の撮影はNG。

まさかまさかの造りでとても驚いた!

「水滴のような形の建物」「一本も柱がない」「一日を通して泉が誕生する」

というHPの説明の通りで。開放感いっぱいの建物内に入り込めるわけだが、季節や天気によって全く見え方や感じ方が違うんだろうなと思った。

床を覗き込んだり、その行方を追ったり、空を見上げたり。シンプルな世界の中で童心に戻れた気がしてとても楽しかった(^ω^)。

外にはテーブルがあったりするのでお天気が良い日には売店で買ったものをここで食べるのもよさそうだ。この日は強風のため、寛いていたお姉さんたちは撤退を余儀なくされていたが・・

ここは棚田があった場所だそうで、辺りはこのような景色が広がる。

気持ちのよい坂道を下って散策していると、おや?!

やたら大きな道路標識を発見(笑)。直置きの道路標識が結構好き(^ω^)。

路地を入ってみたところにもあった!

小さな島にはあまり標識がないものだが、見つけられるとうれしいものだ。すぐそばには

マルチバスケットボール٩( ‘ω’ )و/イオベット&ボンズ

豊島の形をしたバスケットゴールがある。

これは面白い!!2人してうれしそうにやってみたけどなかなか入らない!!(笑)

一応わたしはその昔バスケットボールをしていたのだが、その経験はまるで活かされなかった。

公園にバスケットボールも置いてあって開放されているので、誰でも自由に利用できる。

さらに島の東へと進み、

”心臓音のアーカイブ”へ

自転車を置いて施設まで少し歩く。

アーカイブ=”保存記録”。その名の通り、世界中の方の心臓音を録音、保管されている小さな施設。

別途料金を支払うことで自分の心臓音を記録することも可能だ。

わたしは会社の後輩が子供とここに来たときいていたので、もしかして録音しているのではないかと検索してみたら検索にHIT!(録音された方の心臓音を聴くことが可能)

ヘッドフォンで聴いてみると、心臓音というのは一定のようには感じなくて、思ったよりもざわざわしているんだと思った次第。なかなか面白い経験だった。

島の東まで来たので、そのまま時計回りに豊島の外周を走ることができればよいのだが残念ながら道がない(涙)。

というわけで、通ってきた豊島美術館の気持ちの良い

この道を今度はヒーヒーしながら登り(笑)、

(逆光で見えづらいが)甲生(こう)地区方面へ進んでいく。

牛さんがいたり、

開けた場所で写真を撮ったりしつつ進むも、残念ながら甲生地区唯一(?)の見どころでありそうな”豊島八百万ラボ”は休館中。さらに進んだ先の”針工場”も休館中。

Casa P47 ロケ地

こんな感じでぐるっと豊島を一周。

10時頃に家浦港を出発して、14時半ごろには一周できていたのでここまでで所要時間は約3時間半だ。

帰りの高速艇までに時間があるので、おやつでも食べるとしよう(^ω^)。

”いちご家”さんでデザートを食べるよ٩( ‘ω’ )و

一見ぱっと見た感じでは、デザートを食べれるお店には見えないのだが(超失礼)、軒並み休館中が多い中よくぞ営業してくれていた!という感じである。

メニューが想像以上にたくさんあって目移りしちゃう!!

悩みに悩んで、いちごのスムージー

やっぱり王道のいちごのクレープ(^ω^)。

苺好きにはたまらんやつだった。大満足。

16:17発の帰りの高速艇まで1時間以上あったが、レンタサイクルを返却し(1時間オーバーの+100円くらい追加料金を払ったような記憶)、家浦港周辺を歩いて探索。

家浦港を出たところ

お土産屋さん、レンタサイクルショップがある。

ちんたらしていたら、いきなり猫に突進されて焦るの図(笑)。

豊島の救急車見つけた!

動かされている感じがしなかったのはなぜだろう(車両が古い?)。

豊島のシャトルバス見つけた!

家浦港・唐櫃港周辺の施設しか開いていない(訪問しない)のであれば、家浦港→唐櫃港までシャトルバスで移動、唐櫃港あたりでレンタサイクルを借りて唐櫃エリアを周る、というのも一つの手だと思う(むしろ豊島一周にこだわらないのであれば、それが良い気がした(笑))。

豊島のスクールバス見つけた!

島キッチン近くの駐車場で発見した。案外大きいバスでびっくり。

豊島の郵便局見つけた!

郵便局って日本のどこに行ってもある。安心感半端ない。

豊島の移動販売見つけた!

実際に販売しているところに遭遇したかったなぁ(^ω^)。

小さな商店や駄菓子屋さんのようなお店は見つけたが、コンビニやスーパーはざっと走った感じでは見つけられなかった。移動販売が大活躍なんだろうなぁ。

豊島のガソリンスタンド見つけた!

エネオスが2軒。

直島と比べてひっそりとしている印象の豊島。車通りもそれほどある感じはしなかったけれども、ガソリンスタンドが2軒あるのには少々驚いた。

と、しっかりと豊島を満喫して直島に戻ることにする(^ω^)。

やっぱり島はいいねぇ。

休館中や休業中の施設やお店が、今このコロナ禍だけの話なのか?そうでないのかにもよるけれども、もっと賑やかなときにまた豊島に来たいと思った。

豊島・家浦港→直島・宮浦港へ

16:17の最終便で直島へ帰還。

直島に戻って夜ご飯を食べようとするも、土曜日とはいえやはり昨日と同じ夕食難民に・・(涙)。味気ないが、宮浦港近くのセブンイレブンでご飯を仕入れてトレーラーハウスへ帰宅。

お風呂はつつじ荘の貸し切り風呂で。

とても良いシステムなので、こちらもトレーラーハウスとまとめて紹介しようと思う。

冬に豊島をレンタサイクルで一周した経験からのまとめ

  • 豊島を一周しようとすると、結構アップダウンが多い。
  • わたしたちが行った日はお天気はとても良かったが風が強くて大変手ごわかった。
  • 電動レンタサイクルで多少は軽減されるが、全てラクチンになるわけではないので注意が必要だ(笑)。
  • 自転車の場合、寒い時期には手が冷えるので手袋の準備をしておいたほうがよいだろう(わたしたちが利用したレンタサイクル屋さんでは軍手を販売していた)。
  • あまりに暑くて何度か飲み物を買ったが、自販機は割と見つけやすいので安心。お店はなかなか見つけられないので、軽食を持っておいた方がよいと思う。
  • わたしたちは動き回るので電動自転車のバッテリーが大丈夫かと心配になったりしたが、結局3時間半~4時間半ほど利用して半分ほどバッテリーが減ったくらいで済んでいた。
  • 行きたいところ・使える時間・天気・施設が開いているか否か・出発の港にもよると思うが、レンタサイクル一択、シャトルバス一択というよりもどちらも組み合わせて移動する、とする方が楽に移動できるかもしれない。
  • 食事処は開いていないお店も多かったので、事前に必ず確認を。
  • 豊島滞在時間は、10時~16時過ぎまでの6時間程度だったが、行きたいところには行けて満足している。

風は強かったけど、お天気が良くてよかった!

冬の寒い時期に・・なんて思ったけれど、アップダウンを考えると、自転車で島を一周するのなら、涼しい時期~寒い時期の方が適しているのではないかと。

ちょいちょいGoProで撮影していたから豊島の動画を作ってみたよ(^ω^)。

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