淡路島の赤うにでお昼ご飯を済ませた後は、淡路島の5枚のダムカードを求めてダムめぐりをする。本当はバンバンとツーリングのときに巡りたいのが本音だが、
「今日はダム行かんの?(・ω・)」
と楽しみにしている人がいるので(笑)。
淡路島のダムカードは5枚、隣接している
ツーリングマップルにチェックしてみたのだが、このように淡路島の南のエリアに5基すべてが集中している。一気に5基なんて、一つ一つ訪問していると満腹になりそうな感満点なのだが、この5基すべてのダムカードを大日ダムで入手することになっているので、それならばまとめて周ろうと思った次第。
ちなみに公式では「大日ダムで平日限定配布」となっている。ただ、淡路島という場所も場所なので、もしかしたら郵送対応してもらえるのではないかとの期待を抱いての訪問だ。ま、ダメでも淡路島は近い。また来ればいい話やしね。
ご飯を食べた場所から近い順に、北富士ダム→成相ダム→諭鶴羽ダム→牛内ダム→大日ダムの順で訪問する。
1基目:北富士ダム
ツーリングマップルに載っていないダム。場所がわかるかな、と思いながらR28を走っていると、「成相寺」の案内が出てきたのでそっち方面かと進んでみた。成相寺側にある成相ダムと北富士ダムは連結していていて下の画像のようにお隣さんなのだ。
走っているとダムを発見。
北富士ダムの下側へも進むことができた。ラパン号でもかなり近くまで寄ることができる。重力式コンクリートダムといえばそうなのだが、下から見たら変わったデザインに見える。
階段がとっても綺麗。思わずここから上へあがりたくなるが、この後まだまだダムが控えているので止めておく。
北富士ダム天端へ
ダムカードがない、説明の案内がないとダムの特徴がわからないね。
天端はそこそこいい長さ。車止めもなく、ダムの周りもぐるっと走れそうだ。
水が流れる部分の、サイドのコンクリートが削れている(?)のが珍しいと思ったのだが、気のせいかもしれない。鈍感なわたしのことなので(*・ω・)。重力式コンクリートダムは多い。一般的な・普通のダムとして見てしまいがちだが、もしこういうところに違いがあるなら面白い。注目して見ていくとしよう。
天端を渡って、北富士ダム管理事務所へ。日曜日なので当然閉まっていた。ダムカードについての記載は特になし。
ぐるっと北富士ダム湖畔を周って終了。景色は悪くないが、距離的には物足りないかな。
2基目:成相(なりあい)ダム
北富士ダムから成相ダムへ向かう途中にあった案内板。連結している兄弟ダム?双子ダム?だからか、2基のダムの案内が出ていた。そもそもダムが近距離にあることが珍しいので、めったにないと思うのだが。
北富士ダムからすぐに到着。
こちらも平成14年に出来たダムなので綺麗だ。遠くに何やら古そうな、気になるものが見える。
ここも天端に車止めはなく、走れるようだ。天端中央部分の柵がガラス張りとオサレ仕様になっている。多数の謎の表彰台も完備。
天端が水色と言う、見たことない感じのダムである。
成相池堰堤
何だろうと思ったものは、成相池堰堤(えんてい)というそうだ。
堰堤(えんてい)とは:
川水を他に引いたり、流れを緩やかにしたり、また釣り場をつくったりするために築かれる堤防。ダムより小規模。
コトバンクより
新しい成相ダムができたため、ほぼ水没してしまっているそうだ。灌漑対策のために造られたそうで、戦後に完成。安全面に考慮しつつ残されているそうだ。
残念ながら上を歩くことはできなかったが、新旧のダム・堰堤を見ることができて感激。ダムカードが発行されているのは淡路島では5枚なので、5基に絞って今回訪問するのだが、もしかしたらこういうダム(堰堤)が残っているのでは?!淡路島訪問の際には、別のダムも訪問してみるとしよう。
成相ダム管理所
成相ダムカードについての案内あり。大日ダム管理所でもらってください、とのこと。
管理所から何がでるんだろうね(*・ω・)。
3基目:諭鶴羽(ゆづるは)ダム
諭鶴羽神社側ではなく、サイクリングターミナル・諭鶴羽ダム公園がある方であることに注意。諭鶴羽ダム管理所には特にダムカードの案内はなし。
ホタルも鑑賞できるらしいし、春には桜で綺麗なダムのようだ。サイクリングターミナルもあるので、車も停まっていて、いちばん賑わっている感じはしたのだが北富士ダム・成相ダムを見てくると、少し物足りない感が否めない。
ここも天端を車で走ることができる。広くて開放的だ。
湖畔沿いの道の先に駐車場があり、停めている車も数台あった。湖畔沿いの道は木に囲まれてあまり見通しもよいとは言えず、湖畔片側の道はやや狭い感じだった(そんなにおすすめはしない)。
4基目:牛内ダム
何に驚いたかって、5基のダムめぐりをしていると、どのダムもちゃんとダムの案内を出してくれていることにびっくりした。ありがたい。
おかげで迷わず牛内ダムにも到着・・・予定が、反対側から攻めたもので、草ぼうぼうの道を進むことに(この写真はまだマシなほう)。さすがにこんな道、誰も向かいから来ないだろうとは思ったが、もし来ていたらどこまでバックしないといけなかったんだろうか(笑)。ひさしぶりにこんな道を運転した。
抜けた先には、気持ちの良い景色が広がっていた。
でも、なんでっ!!柵がないん?!(°ω°)簡単に落ちてしまえそうな状況に(一人で勝手に)ガクブル。この日一番だった。
牛内ダム湖畔の道は、レストスペースが多く楽しめそうな雰囲気だったのだが、残念ながらどちら側も通行止めとなっていた。
高さは59mなのだが、えらく高く感じてしまう。右側の部分が、珍しい感じに思えるのだが。
この後行く、大日ダムと牛内ダムは洪水を分水できるそうで、2基でもってしてパワーを発揮できるらしく、よって2基で1つの事業として認められている全国的にも珍しいダムとのこと。島のダムということもあり、かなり特徴が多いのかもしれない。調べてみなくては。
牛内ダムの管理所もオサレで綺麗な建物だ。特にダムカードの案内はなし。
ちなみに牛内ダムへの道だが、反対側の道だと何てことない整備された道だ。この案内通りに進めば問題ない。
5基目:大日ダム
ようやく最終の大日ダムへ。
ここの天端も車通行可能。やっぱりこうしてみると、最初の2基がオサレさんだったのがよくわかる。天端は長く、歩くのにはよい感じだ。
高さは32mなので、小さめ。
町並みが綺麗に見渡せる。
ぐるっとダム湖畔を走ると、びっくりした。ダムの側にダム・・・大日川ダムが現れた(笑)。レトロ感が出てとってもカッコイイ。思わずラパン号をバックで停めて記念撮影。今日一番興奮したw。大日川ダムも訪問したかったが、せかせかと周るのももったいない。次のお楽しみとすることにした。
大日ダム管理所:淡路島のダムカードについて
〇大日ダム管理所で淡路島の5基のダムカードをまとめて頂くことができる。
〇ただし、管理所が開いているのは平日のみ。それ以外の場合には、郵送対応してもらうことができる。
〇時間外の訪問の際は、返信用切手を貼って、ポストに投函しておくと対応してもらえる。
〇5基セットで入手可能(マナーとして、カードだけ手にいれるのではなく、ダムを訪れたいね(*・ω・))。
〇複数人分も対応してもらえる。1人(5枚で1組)につき82円を貼った1封筒が基本だが、家族等の複数人で訪れてどうしてもwという場合は1つの封筒でもOKだそうだ(1~2人分82円切手、3~4人分92円切手貼り付けのこと)。5人分以上の同封対応や現金での受付はできません、と書いてあった。
確かにここまで親切書いてくれていたら、逆に切手や封筒を持っていなくて、お手紙と現金を入れる人もいてもおかしくはないかも・・。
しかし、何と言う神対応だ。封筒対応してもらえたらうれしいなと思って来たが、まさかここまでとは。遠方から来る方にもありがたい配慮だ。
後日早いうちに、5枚×2セット送ってもらうことができた。感謝。
兵庫県のその他ダムカードについてのまとめページはこちらの兵庫県のダムカード配布一覧【平日限定、郵送対応についてまとめ】をどうぞ。
オサレダムを求めて・・俄然、淡路島に行く理由が見つかったね(^ω^)。