1人きりのキャンプ場を満喫した前日の記事はこちら。
2016.9.15(木)はれ 日中は21-27℃
良く寝た!と思って起きたらまだ5時にもなっていなかった。わたしは昨日、一体何時から寝ていたのだ?
モソモソと活動をはじめ、テントを開けてみると、うーん、予報通りいまいちな天気なのか。夜中雨が降らなかっただけよかったけれども。
そんなこんなで、とりあえず朝ご飯にする。・・・あ、あれ?!
ご飯がない(: ・`д・´)
セイコーマートで買ったいかとわかめの酢味噌・ふきの煮物とともに食べようと思った昨日の残りご飯がないのだ。メスティンは綺麗に洗ってある。
ん?も。もしかして?
問:1合全部食べたのか?!
・・・う。
あまりのメスティンでのご飯のおいしさとジンギスカンのおいしさにご飯がすすむくんだったのは間違いないのだが、驚くべきことに、1合全部食べてしまったのだ(やっぱりどこからか漏れているのではと心配)。
さすがのわたしでも普段、夕食に1合も食べないし、ましてや昨日なんて焼酎とチューハイを飲んでいるのである。
飲んでいてそんなに食べれるかと、自分のことを不思議に思うのだが、自分が思うよりはるかに高スペック(?w)だということなのだろう。新たな自分を知ることができて良かったということにしよう。
・・・キャンプ場に誰かいて食べられたわけでもないはずだし、ね・・(幽)
お惣菜だけを食べて出発準備に取り掛かる。
そうこうしていると、晴れてきた!
やったね。この辺は曇り予報だったのだが。これはうれしい。
夜露で濡れたバンバンをタオルで拭くのが朝の日課だが、北海道は一日走ると虫まみれになるので、ちょうどいいのだ(笑)。
テントは濡れたまま畳んで出発しようと思ったが、せっかくならばとテントとシートを乾かしてから出発することに。
6:50 桜ケ丘森林公園オートキャンプ場を出発
道道53号線を南下、鶴居・釧路方面へ。
それにしても晴れている方向に向かって走る予定が、最初から晴れているとは。何でもない道でも、テンションも上がる。
弟子屈でガソリンを入れ忘れていたのでヒヤヒヤしていたが、鶴居にホクレンがあったので助かった。
ここまできたら、最東端・納沙布岬に表敬訪問したかったが、やっぱり今後は基本的に西の方向を向いて走ることにした。
道東・道北の天気の悪い予報と、帰り京都に着くくらいに台風がやってきそうな予報があるからだ。台風の進み具合によっては早めに帰れることができるように。何があっても動きやすいようにいい位置に居たい。
8:50 道の駅・しらぬか恋問
道道53号線からR38を西へ。今回のわたしは意外と道の駅に寄っている気がする。
レストランは9:30からの営業らしい。ここの豚丼をひさしぶりに食べたい、と気持ちが揺らいだのだが、トイレ休憩のみで先に進むことに。自衛隊の車がたくさん停まっていた。
白糠のホームセンターにてオイル交換
天気がいいので走りたい気持ちもあるのだが、前回のオイル交換から1,500キロを超えてきた。
風も穏やかだし、天気もいいのでオイル交換をしておこう。1回交換しておけば、もう帰るまで問題ないだろう。
どうして自分でオイル交換をするのか?
以前の北海道のツーリング記を読んで下さっている方だとお分かりだと思うのだが、
わたしのバンバンは850mlのエンジンオイル量のところ、1.5リットル入れられた。
しかもそのオイルは黒いオイルだった。
オイルが多いから抜いてほしいと言っても抜いてくれなかった(複数のバイクやさん)。
勝手に高いオイルを入れられた(それだけならまだしも、その後シフトチェンジが硬くて難儀した)。
という北海道での経験があるからだ。
オイル交換は自分でできる。旅先だからって知らないバイクやさんにやってもらわなくても、自分でやったらいいやん、という結論に達したのである。
そして自分でやれることのメリットは、わざわざ大きな街でバイク屋さんを探さなくとも、ホームセンターさえあればできること。
北海道は小さめの町でもセイコーマートとホームセンターは割と簡単に発見できる。箱とG1オイルを買っても1,200~1,300円程。自分でやるのが安心だ・・
今日もホームセンターの店員さんと交渉。
「旅をしている。オイル交換を自分でしたい。商品を買えば、ごみ処理をお願いできるか。駐車場でさせてもらっていいか。」という内容のことをお話しし
今まで断られたことはない。ありがたいことだ。オイルが少し冷めるまで、チェーンの清掃と注油を行っておく。
風がなかったので小さい2リットルのオイル処理箱を買ったのだが、少し風があるようだったり、不安であれば大き目の箱を買うと安心だ。オイルが散って、お店の駐車場を汚すこともない。
今日もガッツリ黒いなぁと思いながら見ていると
ゴム片のようなものがオイルのなかから出てきた(と思う)。劣化して出てきたのかな。
次回バンバンをメンテナンスに出す際、バイク屋さんに訊いてみることにしよう(→恐らく液体パッキンの部分がでてきたのであろうとのこと)。
オイル交換をしていると、地元の方が次々と話しかけてくれた。気を付けてね、と言ってくれるその一言がうれしい。
「自分でオイル交換するなんて感心だな~カニ食わせてやりて~な!」と言ってくれたパンチの効いたお父さん、ありがとう。
しばらくおしゃべりをしたのだが、牧場経営をしていて、バイクにも乗っている方で、本当に面白い人だった。今も旅人が何人か家にいるそうで、次来たら来いよ、と牧場の場所まで教えてくれた(笑)。
そんな短い距離でオイル交換するの?3,000キロ越えてからでいいでしょ。信じられない等たまにバンバン乗りでない方に言われるのだが、汚れ・減り等わたしのバンバンにはバンバンの事情があるのである(笑)。
さっぱりしたバンバンで走ろう(*・ω・)
流れが早めのR38から、厚内への道道1038号線で海岸線を走る。
海が近い!波しぶきがすごくて、遠くが白く見える。
バンバンを停めて、海を眺めていると、「バンバンと旅をしとるんやな」としみじみ思った。
毎回どこかしらでそう思う一瞬があるのだが、オロロンラインでも宗谷丘陵でもエサヌカ線でもなく、この風景がハマったらしい。何がそう思わせるのかは不明だ。
4ケタの道道標識にときめきながら
昆布刈石展望台へ。
長年の宿題がやっと終わりそうだ。
- 続きは、【’16北海道ツーリング7日目後編】浦幌→帯広→糠平~観光?!グルメ!温泉!~をどうぞ。
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