家島諸島3島めぐり・観光ツアーに参加してきた【後編】@兵庫

家島を散策した後は、再び船に乗り込み、男鹿島へ移動。「男鹿」というと、秋田県の男鹿(おが)半島を思い浮かべるが、家島諸島の男鹿は「だんが」と読む。

鹿がいる、男鹿島へ

家島の宮港から15分ほどで到着。

採石場がある

思わず人を探してしまうほど、静かな島だ。小さな集落と浜があるのみ。島全体が花崗岩からなり、島のほとんどが採石場。夏には海水浴客でにぎわうそうだが、そんな風景がまるで想像がつかない。

姫路の辺りにいた、つがいの鹿の牡鹿が渡ってきたことからついた島の名前で、姫路には妻鹿という地名が残っているらしい。うーん、どうして一緒に行こう、って言わなかったんだろうね(笑)。

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そして男鹿島には鹿がいるw

「男鹿島というくらいだから、鹿がいてもいいでしょ?!」という軽いノリでガイドさんは言っていたが、まさか囲われてこんなに鹿がいるとは思わなかった。近くの方が交代でえさをあげているらしい。

かわいかった

近寄ると寄ってきてくれた。えさ欲しさだと思うが、それでもいいもん(*・ω・)。

それにしても、鹿の角ってこんなに茶色かったっけ?!と思っていたら、ツアーに参加していたお母さんが「これは袋角だよ」と教えてくれた。そう言われてみればこの時期に鹿の角をこんなにマジマジみたのは初めてだ。

触ったら毛もさもさ

角を触ってみたら、産毛よりもうちょっとしっかりした毛が生えていて結構ざらざらしていた。

袋角=春に生え始めた角は秋頃に立派な角になる、その過程でおおわれている皮膚、かな。この牡鹿さんは、あんまり枝分かれしていないから、若いのかも。

のりまきさんから教えて頂いたのだが、この鹿は4歳以上とのこと。先っちょが何本あるかでわかるようで、この鹿の場合、4つの角先があるので4歳以上。「以上」、と書く理由は4つ以上は増えないから。4歳以上の年齢は角からはわからないのだそうだ。

バンビちゃんがかわいい

お母さんの後をついて歩くバンビちゃんに萌え(*・ω・)。ずっと動物観察をしていても飽きないわたしなので、ずっと見ていたいくらいなのだが、残念ながら男鹿島は鹿観察のみ、瞬殺で終了w。

ちなみに島の反対側には男鹿灯台がある。周囲10キロくらいの島のようなので、ウォーキングにもいいかもしれない。

男鹿島へは公共トイレ、自販機はあると思って行かない方がいいかもしれない。添乗員さんにトイレはないです、とさんざん言われていた。今地図を見るとわたしたちが歩いたエリア以外にはあるようだが、数が少ないと思うので注意だ。

すごいね(*・ω・)

これがほぼ島全体が採石場という男鹿島。どこまで行ったら終わりなんやろうね(*・ω・)。

驚愕!衝撃!w坊勢島へ

いよいよ最終である坊勢(ぼうぜ)島へ。ここも15分くらいの移動時間だろうか。家島諸島の有人の島としては小さいのだが、家島に次ぐ多さの人が暮らしている。

人口は2番目に小さい

坊勢島も、原付社会のようだ。港に大量に停まっている原付。

でも!!

その多さにも驚いたが、さらにさらにさらに驚いたのが、交通違反オンパレードな世界が広がっていたことだw。

当たり前のように

こんなのも。

2人乗りw

どこの東南アジアの国なん?!wと思わず言いたくなるくらい。

モザイク処理をしたのでわかりにくいと思うが・・・もしかしたらわたしたちが見間違えたのではないかと思うくらい、ありえない光景の連発で、島に上陸した人みんながみんな驚いていた(°ω°)。家島はそんなことなかったのに、坊勢島だけどうも特殊な島のようだ。

確かにあちこち行った島の中でも、そういう光景を見かけたことはあるが、警察もいないような小さな島に限ったことで(だからといってよいわけでもないのだが)、2,000人規模の島でこんな状態は見たことがない。そしてその率は異常だ。

弁天島や恵美酒神社もガイドさんに説明してもらったのだが、まるで耳に入ってこなかった(笑)。港の近くを散策した程度で島をぐるっと周ることはできなかった。島の南の方には展望台もあるようなので、また訪れてみたいものだ。

姫路港へ戻る

外から西島を見た後、島のガイドさんをお見送り。本当にかわいいガイドさんだった(*・ω・)。楽しませてくれてありがとう!見えなくなるまで手を振ってくれた。

ありがとう~!

17時頃姫路港に戻った。

陽が長い季節なので、もっと島でゆっくりしたかったな、と思ったりもするが、友達と参加する日帰りツアーも楽しいもんだ。

楽しかったね(*・ω・)

バイクを積んで持って行くというのは難しいと思うけど、姫路は近いしまた家島諸島に行きたいなと思っている。「観光」を前面に押し出した島ではないので、どこの島にも「品揃えのいいお土産屋さん」というものがなかった。残念な気もするけど、ある意味商売っ気がなくて、過ごしやすいのかもしれない。食事つきの宿に泊まったら多分おいしい海鮮料理がたくさん食べれるんだろうなと思う。

おまけ(*・ω・)姫路港周辺の駐車場

ターミナルの目の前に駐車場がある。

飾磨港第2駐車場

午前6時~午後24時まで30分毎100円、24時間駐車で2,000円。バイクは不可。港の目の前なので使い勝手はいいと思う。100~150mほど離れたところに飾磨港第1駐車場があるが、料金体系は一緒。

一日2000円

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1日500円で利用できる姫路港の駐車場

何と言う駐車場かちょっとわからないが、わたしたちはこの駐車場に停めた。

R2方面から姫路港を目指し、港の入口を少し通り過ぎると、道の真ん中に下の画像のようなPの案内が出てくる。

姫路港の安い駐車場

ここを入ると右手に駐車場がある。港の前の駐車場より広い。収容台数約200台。

いちばんおすすめ

姫路港の駐車場

朝5時~21時までで500円。車で走ってきた道を戻って港に向かうとぐるっと大周りになってしまうので、公園に向かって港へ直線で進んで行くと400mほどなので近いと思う。

ループ橋の近くにも1日500円の駐車場があるのだが、港まで800m・歩いて10分くらいかかるので、距離的に近いのはこちらの駐車場だと思う。

姫路港近くのバイク駐輪場

港で働く人にもきいてみたのだが、バイクを安全における場所は見つからなかった。ただ、おじちゃんに「公園の横のこのスペースは、許可が下りているからみんなここに置いているよ」と教えてもらった。

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確かに偵察に行ったときも、この日もバイク・自転車が置いてあったが、人目に付かない公園の横のスペースになるので安心しておくことはできないかな、と個人的に思った。

小豆島へ渡るなら、バイクを乗せて行く方がほとんどだと思うが、例えば単身で家島諸島に行くというのであれば、姫路港へは車で行って駐車場に停めるのがいいかな、と思う。

参考まで。

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鹿がいたよ
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