西脇市の西林寺・都麻乃郷あじさい園であじさいを鑑賞した後は、県道17号線を走り播磨中央公園方面へ。
播磨中央公園の近くをお昼時に通ると、人が並んでいるラーメン屋さんを以前発見していた。ただ、なかなか行けなかったのだ。
む。は醤油ラーメンがあまり好きではないから。
播州ラーメンとは(wikipediaより)
兵庫県西脇市を中心とした播州地方で作られ食されている醤油ラーメンで、「播州名物」とされているラーメンである。
スープは醤油味であるが甘さが強い。使用されるタレは地元産の甘味を帯びた独自の醤油であり、甘みを加えるタマネギやリンゴ、魚のだし、氷砂糖などを煮込み、甘さが強い物である。
その昔、全国各地から女性がちが集団就職でやってきて織物工場で働いていたそうで、女性向けの味付けにしたため、甘くなったと言われている(諸説あり?)。
かくいうわたしも、初めて西脇市の有名な大橋ラーメンさんで播州ラーメンを食べたときには、その甘さに「ん?(`・ω・´)」と思ったものだった。
ところが、少し体が冷えた日に2度目の訪問をした際、甘味が広がるラーメンのおいしさに気付いてしまい・・
そんなわけで、前々から行ってみたいと思っていたラーメン屋さんへようやく行くことができたのだ。
加東市の紫川(しせん)ラーメンさんへGO!
- 食べログ:こちら
- 駐車場:有、お店の裏側に第2駐車場もある。
中途半端な時間だったため、待つことなく座ることができた。
カウンター席が10席ほど、座敷が3席、テーブルが2~3席だったかしら。思ったよりも店内は広い印象だった。
お兄さんが注文を取りに来てくれたのだが、全く予備知識がないのでキョロキョロ。
壁にメニューが貼ってあり
- ラーメン600円
- ライス100円(だったかな)
あとはビールやジュースといった飲み物。大橋ラーメンさんもそうだったが、とてもシンプルなメニュー構成だ。
大盛りや替え麺はないのか、
ラーメン一人で2杯食べられますと200円引きになります。3杯目からは100円引きになります
と書いていた。2杯食べると600円×2-200円=1,000円ということかな。
そんなわけで、ラーメン登場
麺の太さやスープの濃さは注文できるが、初めてなので普通にしてもらった。
ずずっとひとくち。
何だこのおいしさは!
少し縮れたしっかりした麺が非常にわたし好みだ。播州ラーメンらしくスープはバッチシ甘い。
レンゲがないので器を持ち上げてワイルドに飲む必要があるが、普段あまりラーメンスープを飲まないわたしでも、もうひとくち、あとひとくち、と飲んでしまいたくなるようなやさしい味だ。
肉は、チャーシューと言うより、豚バラ肉を味付けしたもののように感じたのだが。違っていたらメンゴ。
何というか、甘い、、少し甘すぎるかなとさえ思うのだけど、あのシコシコとした麺とのバランスがとてもよいと感じるのだ。それが600円というお値段で食べれるのだからありがたい。
え?2杯目?
・・うん。食べようと思ったら食べれたけれども、自制した。
正直、好みは分かれると思う。
わたしも最初は受け入れられなかったけれども2回目であれ?と思い、今回の3回目で播州ラーメンを完全にアリ!だと思うようになった。
この展開、以前にもあった・・!
今や全国に広がりつつある天下一品のときと似ているのだ。
む。がテンイチのこってりラーメンが好きで、連れていかれたのだ。おいしいお店があるから、と。
1回目
わたしはあっさりラーメンを頼み、む。のこってりラーメンを少しもらった。「こんな(こってり)ラーメン、ありえない、信じられない」と思った。
む。はこう言った。「ラーメンというより、テンイチの食べ物」
2回目
ありえないラーメンやさんだと思ったのに。なぜだかまたひょこひょこついて行ってしまった。
今でも何がどうなってこうなったのかわからないが、わたしもこってりラーメンを注文。「あっさりより、こってりでいいのかも」
後に胸焼けw。
3回目
前回胸焼けしたにもかかわらず「テンイチはこってりやろ」。との考えに。何がどうなってこうなったのか自分でもわからない(2回目)。
4回目以降
胸焼けどころか、から揚げセットなど、セット物を注文するまでに急成長w。
その後は、京都の総本店にまで行っているのだから(笑)
自分自身の好みを確認できるまで、数回かかる場合もあるということか(謎)。
「テンイチのこってりは無理やろ」という女性が周りに多いのだが、「3回食べてみて」と伝えている。実践してくれてそうな人はいないがw。
播州ラーメンの場合、できれば「寒い日に食べてみて」と言いたいかな。甘味のおかげで、ほっとする、やさしい気持ちになれるラーメンだ。
他の播州ラーメンのお店も探してみよう。兵庫のご当地グルメだよ。