砂の美術館(南米編)、そして
鳥取砂丘を楽しんだ後は、Yさんの希望で道の駅・あまるべへ。
道の駅・あまるべ
- 住所:香美町香住区余部1723-4
R178沿いにある道の駅・あまるべ。
赤い「餘部鉄橋」が有名だ。約100年の歴史に幕を閉じ、2009年ごろにかけ替え工事が行われた。ちょうどその頃にも来たことがある。確かこのときはまだ「道の駅」ではなかったと記憶している。
以降も何度かここへは来たことがあるのだが、一度も餘部駅まで歩いたことがなかった。
「空の駅」余部鉄橋・展望施設があるのだ
電車も好きだし、歩くのも好きなのに、どうして今まで行ったことがないのか?と自分でも疑問に思うのだが、多分、この辺りは兵庫南部からでも割と距離があるので、ここにたどり着いた頃には「早く帰りたい」と毎回先を急いでいるような気がする(笑)。
今回はYさんの希望で餘部駅(空の駅の展望施設)が組み込まれたのだ。こんなとき、誰かと一緒だときっかけがもらえていいなと思う。きっといつかは行ったと思うけれど、ね。
余部駅までは案内が書いてある
途中、素敵マダムとかわいい男の子に道を教えてもらいつつ、テクテクと坂道を上っていく。
残してくれている橋梁も間近に見える。
餘部駅到着
歩いて5~10分くらいだろうか。坂道なので歩きやすい靴の方がいいかもしれない。
驚いたのは、想像以上に人がいたこと(°ω°)。ひっそりした駅だと思っていたのに。人気の高さが伺える。
新しい餘部駅は、モダンな造りだ
新しいものも好きではあるが、こういうのを目の当たりにすると、古い駅が残っているときに来ればよかったとちょっぴり思ってしまうわたしがいる。
電車の本数は、人の多さとは対照的。
ちゃんと京都・大阪の運賃も書いてある。
以前の線路が残されてある
新しい線路と並行して残されている以前の線路。
「スタンド・バイ・ミー」のチャンス!と思ったが、思っただけだった。え?知らない?スタンド・バイ・ミーは映画だよ(: ・`д・´)。
「空の駅」というネーミングだったので、てっきりガラス張りの展望台があるのだとばかり思っていたのだが、全然違っていた。
この日は風も強く、このグレーチングの上に立つと、怖いったらありゃしない。
優雅なものを想像していたが、真逆のワイルド系の展望台だった(笑)。
フェンス越しに、こんな風景も見ることができる。ゾワゾワ(°ω°)。
想像以上に面白い場所だった。荒れた天気のときの方が楽しいかもしれないw。
餘部駅まで、エレベーターができるらしい
帰りにこんな張り紙を見つけた。
地元の方も駅を利用するたび、あの坂道を歩くなんて大変だろう。足が丈夫でない観光客の方もエレベーターができたら助かるだろう。
でもできたら、あんまりオサレじゃないエレベーターがいいなと何だか思ってしまった次第。
道の駅のスタッフさんにいつできるのか訊いてみたら、来年の秋くらいだろう、とのことだった。
鉄道グッズも置いてある
道の駅の横の施設には、資料館があり、以前にもまして鉄道グッズが増えていた。
写真を撮り損ねたのだが、缶バッジのようなものや、電車の写真販売もあり、マニア心をくすぐるグッズが置いてあった。
道の駅には食堂・売店とあるが、道の駅周辺に徒歩圏内でお店らしいお店は見当たらないので、車中泊には少し寂しいかもしれない。駐車場は20台弱と道の駅にしては狭い。
ただ、最近道の駅に寄ることが少ないわたしでも、何故だか通りかかると毎回寄ってしまう不思議な道の駅なのだ。餘部駅の良さを知ってしまったから、きっとこれからもそうしてしまうのだろう(*・ω・)。