日ノ尾峠・荻岳展望所・ミルクロードを堪能した記事のつづき。
おっと!
前回の記事で4連標識をやっと撮影できたと書いたのだが、県道11号線(やまなみハイウェイ)を走っていると毎回毎回、わわぁ(´ω`)と特に思うところが3か所ある。
- 赤い屋根のレストハウス
- 長者原(ちょうじゃばる)
そして4連標識の手前の、
- 由布岳
である。今回由布岳が見える位置で立ち止まって撮影しなかったため、昨日の記事に組み込むのをすっかり忘れてしまっていた。
由布岳を望みながら走る快走路。やまなみハイウェイでもとても好きな区間の一つだ。
- 長者原や赤い屋根のレストハウスは別府から阿蘇へ向かって走るのが好き。
- 由布岳を見るのは阿蘇方面から別府方面へと走るのが好き。
そんなわけで、往復この道を走ってしまうことが多いわたしなのである(*・ω・)。
前にグループがいたので、ちょっぴりマスツーリング気分を味わえたw。
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さて、この日の宿は、別府の鉄輪温泉だ(大分県)
パー子のわたしは戸惑った。
じゃらんを利用して宿を予約した。確かに「別府」と表示されていたはずだし、そのつもりで予約したのに何故だか宿は「鉄輪(かんなわ)温泉」だと表示されているのだ。別府なのだから別府温泉やないの?
ふむ。
別府温泉と鉄輪温泉・・名前が違うんだから別物なんだよねぇ?と思ったらどうもそういうことでもないらしい。
デジタル大辞泉より
別府温泉とは:
大分県別府市内の温泉群の総称。別府・浜脇・亀川・柴石(しばせき)・鉄輪(かんなわ)・明礬(みょうばん)・堀田(ほりた)・観海寺の八湯を別府八湯・鶴見八湯とよぶ。
と書いてあった。
つまり鉄輪温泉は別府温泉の一つで、つまりのところ別府温泉なわけなのねw。
わわ(*・ω・)。もしかして、これって常識なのかしら。温泉にそれほど興味がある方ではないとはいえ、恥ずかしながらはじめて知った次第。
wikipediaによると
鉄輪温泉は、
温泉の湧出量では日本最大である別府の源泉の大半が鉄輪に集中している。湯治場の面影を濃く残し、レトロな町並みと別府地獄めぐりの多くが鉄輪温泉にある。
と紹介されているので、知らずに予約したわけだが、別府八湯の中でも横綱格のエリアに宿泊、と言う解釈でよいのではないのかと(雑)。
そんなわけで宿を探すのだが、まぁ見つからない(笑)。
鉄輪温泉街をバンバンズでソロリソロリと進んで行く。
まぁ、群馬県の草津温泉のあの人ごみの中を走ったことを思えば大したことはないが、それでもなかなか恥ずかしかった。
温泉の方に教えてもらい、ようやくたどり着いた大黒屋さん
うん、他の方も利用する駐車場の奥に宿があるとは盲点だったw。一泊お世話になります。元気なおかみさんが出迎えて下さった。とても気持ちがいい(*・ω・)。
表には地獄蒸しができる釜がある。
無防備に、当たり前のようにありすぎて(笑)。
「この辺にお家を建てるときに、例えばシステムキッチンを備え付けるように、庭に地獄蒸しの釜を置こうかな、みたいな感じでみんな作るんですか?」
なんておかみさんに尋ねてみた。
(どういう言葉を使われていたか忘れちゃったので、おそらくおかみさんが使われた言葉とは違うと思うけどメンゴ)源泉(蒸気のもと?)のようなものを大黒屋さんが持っているそうで、それを周りの方に分けてあげているのだそうだ。
ただ、それを分けるのにも、熱で傷んでしまうので、ステンレスの配管にするなどすると、結構な費用がかかるため、システムキッチンのように気軽にはいかないかな(笑)、と仰っていた。
鉄輪温泉に住む人みんながみんな、手軽に入手できるのかと思ってしまった・・だって、これが一家に1釜あれば、めっちゃ便利やん。主婦の味方やわ(*・ω・)。
この日早めに到着したのは、夕食付のプランにしたからだ。もちろん夕食はこの釜を使った地獄蒸し料理。
夕食までの時間があるので、おかみさんに教えてもらった近くの蒸し風呂に行ってみよう。
「鉄輪むし湯」へGO!
薬草の上に寝転ぶ、蒸し湯があるというので行ってみた。
宿でチケットを買うと蒸し湯に入る際の浴衣も貸してもらえて500円と少し割引してもらって利用できた(おそらく通常は、入湯料500円+レンタルウェア210円)。
男湯はすぐに入れたのだが、わたしは10分ほど待ってから脱衣所へ。中のロッカーは100円戻ってこないタイプなので、荷物の出し入れの際注意。
一見、藁のように見える薬草の上に寝転んで楽しむ蒸し湯。
その際、汗まみれになってもかまわない服装が必要になる。自分で用意した綺麗な状態の短パンやTシャツでもOKだ。まずは下半身をかけ湯して清め、持ってきたウェアに着替え、係りの方に呼ばれたら蒸し湯扉を開けて中に入る。
写真は撮れなかったので検索して出てきた画像を使わせてもらうと、
蒸し湯入口の扉は青〇の画像なのだが、なぜか非常に低いので頭を打たないように気を付ける必要がある。中は赤〇のような感じで、昔となりのあっくん家の藁いっぱいの納屋で遊んだのを思い出した(笑)。
定員は4名のようだ。頭の石の部分に持参したタオルを置き、寝転ぶ。岩盤浴のような感じだろうか。じんわり出る汗の量が半端ない。熱いのは熱いのだが、気持ちよくて、眠ってしまいそうだった(危)。
基本は8分で一度係りの方が呼んでくれるのだが、2分の延長も可能とのこと。わたしはとりあえず8分で退出。
衣類についた薬草を係りの方に払ってもらい、隣のお風呂に入浴。全体的にあまり広くないので、「くつろぐ」という感じはないかな。ただ、こういう蒸し湯ははじめてだったので楽しかった。
外に出ると、む。がゆでタコのような顔をしながらw足蒸しを楽しんでいた。
鉄輪温泉には、無料の足蒸しがある
足湯はよくあるけど、足蒸しなんて珍しいね。どれどれ?
ひざ小僧まで衣類を上げ、蓋をする。タオルで穴をふさぐ。
目安は10分から12分とのことだが、うん。無理(笑)。でも、7~8分はできたかな。
毎日やれば、わたしの足もほっそりしそうだw。
洗い場も完備しているので、とても利用しやすい。温泉街って楽しいのね。思いのほか堪能しているわたしたち(*・ω・)。
宿に帰って、地獄蒸し料理をいただこう
わー。盛りだくさん(*´ω`*)。
手羽先だけ、少し塩コショウをしているとのこと。岩塩と女将さん特製の唐辛子ベースの調味料があるので、好みで頂くとしよう。
めっちゃでっかいタコ(笑)。
いつも、肉肉うるさいむ。だが、たまにはこういうヘルシーな料理もいいだろうとこの宿にした。おいしいといって食べてくれて何よりだ。やっぱり地獄釜、家に欲しいw。
牡蠣もプリップリ。
100度近い蒸気で蒸すといっても、ただそれだけでこんなにおいしくなるものだろうか。鉄輪温泉の泉質(蒸気の質?)もよいのかなぁ。江戸時代から続くという伝統料理について、もっとおかみさんに訊いてみればよかったと今になって思う。
む。に少し手伝ってもらって完食。おいしかったな。ごちそうさまでした!
少し運動がてら、夜の鉄輪温泉街を歩いてみよう
劇場と宿が一緒になったタイプの施設もあり。
別府の市街地で利用したことがあるが、この辺りにも100円で入ることができる公共温泉があった。ざっと見ただけでも2軒見つけられたのでもっとたくさんあるのだろう。
もう閉まっていたが、観光センター?のような施設のところに、地獄蒸し釜があった。利用料金はこのような感じ。
ゆで卵なら10分かからずにできるようなので、気軽に利用してみるのも楽しいかもしれない。
何気にある温泉マークがかわいいね(*・ω・)。
もくもくと立ち上る湯けむりある風景がとてもいい。
宿の温泉に入ってさっぱりしてから就寝。
さぁ、明日も天気はよさそうだ。どこへ向かうか?起きてから考えよう(*・ω・)。
九州2日目バンバンズ走行距離:290.9キロ
つづきの3日目の記事はこちらをどうぞ。
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