沖縄島最北端・辺戸岬と鯉のぼりいっぱいの奥共同店【沖縄旅・ツーリング8話】

2023.5.5(金)後編 くもりときどき晴れからの雨のちくもり

国頭港食堂でお腹を満たした後は、少しだけ走って道の駅・ゆいゆい国頭(くにがみ)へ。

何故この道の駅に寄ったかというと、2017年に立ち寄った際、沖縄県最北端の証・国頭村訪問証明書を購入できたからである。

当時は平成。令和になった今、デザイン等変わっていれば再度購入したいなとワクワクしながら立ち寄ったのである。

ところが、スタッフさんに尋ねてみると今はもう取り扱いをしていないとのことだった。残念・・。

ちなみに今回、道の駅・かでなで「インフラカード」のことを訊いてみたのだが、こちらも取り扱っていないとのことでゲットできず。

当時頂いたインフラカード

まだいただいていないところを周ってみようかと思ったりもしていたのだが、コロナもあるし、カードを目的として訪問することは控えておくことにした。

それでは、沖縄本島最北端・辺戸岬へ!

道中、おもしろいものを見つけたら回収しつつ、

辺戸岬(へどみさき)へと進めるのだが、空の色からして、やはりというかなんというかぽつぽつと雨が降り出してしまった。ちょうど駐車場に到着した後に雨脚が強まり、観光案内所やカフェもある建物に避難。

少し雨宿りすると小雨になったので、遊歩道を歩いてみた。天気が天気なのでいまいち伝われないが、断崖絶壁の景勝地だ。

お天気に恵まれたらとてもきれいだと思う(^ω^)。

前回の写真になるが、沖縄島最北端の地・辺戸岬で記念写真を撮るのにぴったりなものもある。

せっかくシートバッグの中にカッパも入れてあるのに、なぜか雨具を装着するという選択をしなかったわたしたち。

道路標識の撮影しながら南下を始めたものの、

再びぽつぽつと雨・・!

advertisement

沖縄本島最北端の奥共同店さんへ!

沖縄といえば共同売店。離島に行くと頼りになる存在だ。

集落の方が共同で出資・運営するお店で、この奥共同店さんが共同売店の第一号店。歴史は100年以上にもなる。

ここは絶対に外せないと立ち寄ってみたら、GWということもあって鯉のぼりでいっぱいだった(^ω^)。貴重な風景を見ることができてうれしい。

ちょうど同じタイミングでガソリンを入れに来た方がいたので、レジのお姉さんがなかなか戻ってこられなかったのだが、粘って沖縄県国道58号線0起点到達証明をゲット!(100円くらい)

2017年当時からデザインも変更になっていたし、”平成”から”令和”にも変わっていた。やったぁ٩( ‘ω’ )و。

※このとき、店内に「こんな証明書売ってますよ~」という案内みたいなものは見つからなくて、お姉さんに尋ねてみたら出してくれたので気になる方はお声掛けしてみてね(^ω^)。

こちらは2017年に入手したもの

ただ、残念ながらここを出発する頃にかなり雨脚が強まり、カメラ類はここですべて片付けてしまった。すぐ側なのだがR58の0起点の写真を今回撮影することができなかった(そしてここでも雨具の着用をしなかったわたしたち。なぜ・・笑)。

以前撮影した写真なのだが、このように国道58号線は、鹿児島県鹿児島市を起点に種子島・奄美大島・沖縄本島まで続き、半分以上海上区間になっているおもしろい国道なのである。

※R58は鹿児島県鹿児島市が起点なのだが、ここでは沖縄の国頭が沖縄でのR58の起点ということで証明書が販売されている。R58の終点は那覇市にある。

ずぶ濡れになりながら島の東側・県道70号線を南下

雨脚は強くなり、どうして雨具を着なかったんだろうかとむ。とインカムで話しながらも、「これだけ濡れた今更」と何度か繰り返し進んでいく。そうなのである、雨具は適切なタイミングを逃すと着ることをあきらめてしまう(笑)。

そうすることができたのは、おそらく30度ほどある気温のせいで、過去の経験から

走っていればそのうち乾くだろう

多分止むだろう

と考えたからなのだろう(知らんけど(^ω^))。

雨の中でもたのしい標識探し

途中から雨は小雨になり、iPhoneで標識撮影をする余裕はでてきた。県道70号線からは国道331号線と進むのだが、

見たことのないきれいな40高中の道路標示にヤンバルクイナの警戒標識に大興奮だった(雨に強いデジカメを買わないと!と決意)。

【40高中とは?】

高速車および中速車は最高速度40キロ/h、という意味。

以前は車両の種類によって高速車・中速車・低速車の3区分があり、法定速度が違っていたのである(それぞれ60キロ/h、50キロ/h、30キロ)。しかし、この路面標示があるところでは、高速車・中速車(原動機付自転車以外)も最高速度は40キロ/hまで、という意味。

1992年に法改正があり、今の法定速度は原動機付自転車は30キロ/hで、それ以外は60キロ/hとなっている。なので、”高中”という区分がない今、この路面標示は廃止されて、「高中」部分については削られていることがほとんど。

わたしも四国の山の方の国道を走ったときに、消された「40高中」をうっすらと確認したことはあるのだが、まるで最近塗りなおしたかのようにここまではっきりした路面標示を見たのは初めてで大変うれしかった。そして、沖縄本島の東には信じられないほどたくさんの40高中を発見することができたのでマニアの方はぜひ。

ある程度南下すると、雨が上がった!

やれやれと、見つけたコンビニで休憩(^ω^)。

レブルもGBもドロドロだ。

今日はまる1日走れる日だったのだが、あまりお天気もよろしくなさそうなので早めに宜野座ICから高速道路で帰ることにした。

レブル・GB350で初めての高速デビュー

わたしはGB350に乗っていたので、その感想になるのだが

まぁ快適!!”という一言につきる。

大きなパワーのバイクに乗っている方からしたら全く違う感想になるのだろうが、わたしは普段200㏄のバンバン200に乗っているので、高速道路に乗るのであれば

  • 80キロ/h巡行
  • キープレフト
  • ガソリン残量に気を付けて(タンク7.5リットル)

という感じなのだが、(当然)80~90キロ/h辺りは軽く出るし、疲れるような、バイクのことがちょっと心配になるような振動もない。

150㏄の差でこんなに高速が快適になるのか、と新発見だった。バンバンにとって(わたしにとって)、唯一の苦行が高速なので。

※ただ、オールマイティなバイクなんて存在しないのは百も承知。バンバンが高速道路が苦手でもそれは個性として受け入れているし、他の点がわたしにとって優れているので何ら問題もなければ不満もない(^ω^)。

ちなみにレブル250に乗っていたむ。は、もちろんバンバン200よりも快適に走れるのだが、吹いていた横風が気になるとのこと。

  • レブル250は車体重量171キロ。
  • GB350は車体重量178キロ。

らしいので、それほど差はないのだが。乗る態勢もそれほど変わらないと思うし・・?体重もむ。の方が重い。

ただ、わたしは全く風について気にもならなかったので(普段はわたしが風を気にする方)、何の違いなのか不思議だなぁとは思った次第。

とにもかくにも、バビュンと帰ってこれて大変貴重な経験になった。明日はバイクを返却しなければならない。臨機応変に高速を使って立ち回ろう。

今日も地下駐輪場の定位置に(^ω^)。

夜はまたまた国際通りへGO!

国際通りの「THE観光客向け」という居酒屋さんへ。

島唄の生演奏があり、心地よく音楽がながれる。観光客料金であってもそれで観光地が潤うのならいいじゃない、と思うので喜んで入店した(^ω^)。

ラーメンでシメ、運動がてら少し歩いてみるけどやっぱりよいのだ。

何度でも通いたくなる(^ω^)。

洗濯物をして、早いところ眠ることにしよう。

※目的地をこれ以上入れることができなくて、宜野座ICまでの大体のイメージ。

  • 高速道路は帰り 宜野座IC~那覇ICまで約50キロ(740円)
  • レブル250:走行距離307キロ
  • GB350:走行距離298キロ

お互いのバイクに跨ってみた。レブルはやっぱり足つきがよき!

advertisement
最新情報をチェックしよう!