「恋」。
もうすっかり忘れかけている気持ちを思い出せるかも(遠い目)・・しれない場所(*・ω・)。Yさんと鳥取砂丘へのドライブの途中、行ってきた。
日本には4つの「恋」のつく駅がある
- 母恋駅(北海道)
- 恋し浜駅(岩手県)
- 恋ヶ窪駅(東京都)
- 恋山形駅(鳥取県)
鳥取はまだしも、後の3駅で一番早くにいけそうな気がするのが北海道の母恋駅だなんて。わたしの中で東京と岩手はどれだけ遠いのだろうか(笑)。
今回は、恋山形駅を訪問する。
恋山形駅へのアクセス・駐車場
現在無料開放されている鳥取道の智頭南ICを下り、国道373号線を北へ。数キロ走ると、恋山形駅の案内が出てきた。
ふむふむ、と道を入って行ったものの、駅らしきものが見当たらない。ま、まさかあの道なのか?!
iPhoneで調べてみると、「駐車場は数台」というようなことが書いてある。
この先が本当に恋山形駅なのか確信が持てないのと、急坂なので、対向車が来た場合困るかと思い、歩いて向かうことにした。
歩いてみたら、そうでもなかった(笑)。
人気もない上、思った以上にスペースはあったので、ラパン号で上がればよかったと思ったほど。
恋山形駅は智頭急行の駅のひとつ
恋山形駅は、兵庫県の上郡(かみごおり)と鳥取県の智頭(ちづ)を結ぶ智頭急行の駅のひとつ。1日に数人しか乗り降りしない駅に「来い」とかけて「恋」としたそうだ。
ちなみに、調べたのだがなぜ「山形」なのかがわからない。
近くにバス停があったのだがこの辺りは「大内」という集落のようだ。どこにも「山形」らしき地名がないのだが?(廃校になった近くの小学校は山形小学校というらしい)
恋山形駅はピンク色
テクテク歩いて向かった先には、ひときわ目立つ駅があった。
ここまでやってくれていたら何とも気持ちがいい(笑)。
あっちもこっちもハートだらけなのだが、萌えポイントだったり、ツッコミポイントだったりがあった。それらを紹介してみよう。
1.壁にハートがある
これは夜になると光るのだろうか。
どうでもいいのだが、我が家の高圧洗浄機を持ってきて壁を綺麗にしたいと思った(*・ω・)。
2.素敵な撮影ポイントがある
ラブラブ写真が撮れるように、カメラ台まで設置してくれている。
萌えポイントは、ここでの撮影の際の立ち位置の案内である。
足跡ではなく、ハートなのだ。これはかわいい。
3.ハート型の絵馬がある
ちなみに恋山形駅は無人駅。
みんなどこでハート形の絵馬を入手しているのかと思いきや、智頭駅等で売っているのだそうだ(400円らしい)。
この絵馬は、写真真ん中のハートの色が濃くなっている部分にぴたっとはめこむこともできるらしい。映画・グーニーズのドクロを思い出すわたしは古いのかw。
専用のノートもある。
4.ピンクの電話がある
イケナイわたしは、コッソリ開けてみたが、白い電話だった(*・ω・)。
最近、みやちゃん・よっちゃん見ないね。
5.鉄道むすめ・宮本えりおちゃんがいた
・・かわいいこなのだが、残念なわたしにはちょっとわからない。
何かのキャラクター?
6.駅のホームにもハートがある
徹底している。
こんなところまで。
ピンクの椅子に座って電車を待つと、ソワソワしてしまいそうだ。
7.お手紙が届くのに時間がかかるポストがある
駅の横にこんなポストがあるのだ。
ただ、こんなことが書いてある。
回収は、「ま、毎週月曜日?」
週に1回の回収なのだそうだ。
というのも、郵便局のポストではないらしく、智頭急行が置いてくれているポストだかららしい。
しかし、火曜日ここに来て投函したら、回収は1週間後。そして郵便局で処理され、届くのは10日後くらいかな?ラブレターを送るとしたら、最長で10日もドキドキしとかなあかんやん(笑)。
でも、ハートの風景印を押してある手紙が届いたら素敵だろうね。
普通のラブレターだとあまりのドキドキ具合に堪えられそうにもない。お誕生日や結婚記念日に奥さん宛てにお手紙やメッセージカードを出せば、旦那さんのポイントがグッと上がりそうだ(笑)。あ、切手はお忘れなく。
そうこうしていると、電車がやってきた
上り、下りともに電車がやって来た。
ででん。
電車の本数、少ないよね?と思って時刻表を見に行くと
前後ともに1時間半~2時間くらい、電車がない時間帯だというのに、たまたま来たときに遭遇できるとは何て運がいい。
満足して、恋山形駅を後にした。
思いのほか、楽しめて満足できたのはよかったが。立ち去るときに少し寂しく感じたのは何故だろう(笑)。
ちなみに、鳥取県には隼駅という、かっこいい駅もある。
どこかに、「轟駅」はあるような気がしている。
お近くの方、情報求ム。