2015.12.19(土)はれときどきくもり
冬のツーリングでは、行き先に迷う。
雪に悩まされることのない兵庫南部に住んでいる。年中バンバンに乗れるけれども、北の方に行こうと思うと雪だの凍結だの考えてしまう。
淡路島(冬は水仙が綺麗)、小豆島(香川)、海岸線近くもよいのだが、やっぱり、冬のツーリングと言えば日生(ひなせ)方面へかきおこ・かきそばツーリングを一番に推しておきたい(^ω^)。
一路、西へ
お昼からのお出かけだったので、姫路バイパスをブブーンと走り
ブルーライン方面へと進み
県道260号・日生(ひなせ)方面へ。
何でもない、よくあるような田舎道だけど、こういう道をバンバンとトコトコ走るのがとっても好き。
今日の目的のお店は「ほり」さんだ
別にどこのお店でもよかったのだが、検索したら一番に出てきたので行ってみることに。
日生港の近くで、前に行った「みっちゃん」も近いようである。
メイン道路を一本山側へ入るとありる(道は狭い)。
向かい側が駐車場。
到着は14時前。
土日祝日は、満員御礼だろうと思い、昼時を少しずらしての訪問。それが功を奏してか、店内には誰もおらずナイスタイミングで入店できたようである。やったね。一人なのでカウンターを勧められ着席。
前にお好み焼き(というかソース)で撃沈しているので、今日はかきおこではなく、かきそばにしてみようと腹をきめていたのだ。む。のお土産に、お持ち帰り用で1枚かきおこも焼いてもらうことにした。
「日生の方って、牡蠣を食べて育つんですか?」と焼いてくれているお母さんに訊いてみたら
「いやいや、そんなことないよ。(牡蠣は)高級品だから」と意外な返事。
「えっ、誰かにもらえたり、給食で出たりしないんですか?」
「漁師さんにもらえたり、安く分けてもらえたらたまに食べるけど、そうじゃなかったら、なかなか食べる機会ないかなぁ。給食でも出たことなかったなぁ」「だから、かきおこがB級グルメと言われると、違和感あるよね」
確かに。
わたしのかきそばは、800円だったかな?かきおこが950円(確か)。かきおこのかきの増量が1,200円くらいで、かきおこのかきの倍量が1,400円くらい。なかなかの値段だものね。
で、かきそばが出来上がった
かきはいっぱい入っているからおいしい(^ω^)に決まっているのだけれど、例え麺2玉にしても、多分足りなかった気がしないでもない(大食い)。
やっぱりかきおこにすればよかったかなぁ。
ほりさんのだったら、わたしでもペロっと食べれる気がする (観察していたのだが、見た目モサッとしてないし、きっとこのお母さん方は勝手にソースを足したりしないからw)。
と言うわけでお土産を持って退店。
※お土産を持つことで、ひとりだけおいしいものを食べたという罪悪感が軽減される仕組み。黙っていてもむ。にブログを読まれるとバレてしまうのが、ブログをやっている難点の一つである。
食後のコーヒータイム
天気のいい日に知らない町に来てボヤっと海を眺めるだけってのも、いいもんである。
直ぐ側に、港がある。小さすぎて港っぽくないけれども。
前に日生諸島にフェリーで行ったときに帰りに降りた港だ。
タイミングよければ、行ってもいいなぁと思ったけれど、次は16時半までないので、あきらめることに。
今か今かと出発を待ち構える自転車とバイクたち。
バンバンも前はこんな感じで待機したっけ(笑)。
五味の市に行くも、時間が遅いからか期待外れ。
あれ?こんな橋あったっけ?!
ちょっと気になっていた橋があったので走ってみることに。前に来たとき、こんな橋、あったかなぁと思いながらだったのだが・・
やはり出来立てほやほやの橋だった 。備前日生大橋は2015年4月に開通したのだそうだ。
鹿久居島とつながったのか! せっかくなので頭島(かしらじま)まで走り、
島の方の生活道路なんだろうなというところをお邪魔させてもらって少し探検。
通っていると中国人観光客らしき方々に、なぜか頭を下げられた不思議(笑)。タクシーも走るのか(°ω°)。
頭島にて、バンバン44,444.4キロを迎えた
44,444.4キロの風景。
- 11,111.1キロはどこだったかなぁ。忘れた(笑)。
- 22,222.2キロは、秋田県で大雨の後、綺麗な夕焼けを見れたとき。
- 33,333.3キロは、雨の中の走行だったから写真を撮り忘れたけど、北海道の網走から斜里へ移動しているとき。
- 44,444.4キロは、頭島にて。
- 55,555.5キロは日本のどこで迎えるんやろう。
よし、帰りますか。
R250では、250㏄のバイクに乗っているお兄さんが前にいたのだけど、ヘルメットにもバイクにも小さな若葉マークを付けていた。
こんなわたしでも、「怖い」とか「死んだらどうしよう」という気持ち、今でもバンバンにまたがるたびに思っている(それ以上に楽しいって気持ちもあるけれども)。
そうやって臆病になることって悪いことじゃないと思うのだ。
そんな気持ちが、少し謙虚な気持ちを持たせてくれると思うし、安全運転に繋がるとも思っているから・・
わたしもいつまでも長くバンバンに乗っていられるように初心を忘れずに運転しようとお兄さんの背中を見ながら思ったのである。
お兄さん、ありがとう(*・ω・)。
姫路バイパスは渋滞ぎみだったけれど、完全に暗くなる前に帰宅。寒かったけれど、楽しいツーリングだった。
バンバン走行距離:190.5キロ