酷道157全線走破ツーリング 2日目その3【R157温見峠~始点:武蔵交差点まで編】

 2日目その2のつづき。

静かな温見峠で一休みしようかと思っていると、立て続けに2台の車が福井方面からやってきました。どこか別の場所を探そうと、峠を下って行くことにしました。おっと。いい場所を発見。 腰も掛けれるし。振り返るといい景色やし。

下りですが、あまり気にしません。今まで荷物をたくさん載せたバンバンでも、何度となく坂道でも停めては写真を撮って来たので。来たので。来たのに!

サイドスタンドの出しが甘くてバランスが崩れてしまいました(°ω°)。 そして、

いてて。
縁石とバンバンに挟まれるの図。こんなときカメラを付けていると面白いですねw。写真なんて撮る余裕はないのですが、しっかり記録されていました。見事に挟まれたので、身動きが取れません。 いや、まいっちんぐマチコ先生ですよ(ひさしぶりの登場)。

フン!と力を入れて起こそうと何度か試みるもだめ。変な形で挟まれたので、うまく起こせません。ちょっとでも気を緩めるとバンバンが縁石に当たって傷ついてしまう・・ 必死のパッチ(え?これって関西だけ?!)でバンバンを支えます。何でもそうだけど、うまくいかない理由は平常心でないとか焦っているから、だったりするわけで。

はい~深呼吸。すーはー。すーはー。
フンっ!!

たかだか数分のことだったのですが、いろんなことが頭をよぎるものですねw。何とかバンバンが立ち上がりました。

ひさしぶりにヒヤッとしたぜ。

何でもためておくもんです。肉が存分に活躍しました。 どこか傷ついていないだろうかとチェック開始。

も、漏れている?!
明らかにバンバンから漏れたような跡ではあるのですが、バンバンを見ても、漏れた形跡がないのです・・タオルで拭いてみても、液体はつきません。エンジンはかかるので、問題はないのだと思うのですが。ちょっと気にしておくことにします。

ちなみに、バンバンを起こした後、
数分後に軽トラのおじちゃんが通りかかったので、
あのままの状態だったとしても、助けを求めることはできたようでしたw。

さて、ぼちぼち下っていきますか。
峠付近の福井側は、岐阜側に比べて路面状況は悪いように感じました。

少し、道も狭いです。

ただ、そんな区間はそう長くはないように感じたので、 例えば能郷白山に登るために温見峠を車で目指すのなら福井側からからの方がアクセスはしやすいのかな、と個人的には思いました。



えっと、センターライン?!(笑)

びっくりするくらい気持ちのよいストレートの道がありました(*´ω`*)。

最高ですね。

雪の重みのため?! 見事にぐにゃっているおにぎりも発見。おにぎり下の案内も良い感じです。



走っていると、徐々に道は広くなり、完全に2車線となり、 行く先を告げる街の名前が出てきました。 もう「あの区間」は終わってしまったのです。

大野市、勝山市を抜け、目指すは石川県金沢市。ここから先は、酷道も期待できないので若干77キロを長く感じるわたしがいました。

いくつもいくつもトンネル内を走って行くのですが、豪雪地帯だけあって、 トンネル内にもグルービング加工されている箇所がありました。一般道であれば、苦手なタイヤの方でもある程度の速度で走れるので問題ないでしょうが。

谷トンネルを抜けると、そこは石川県。

「んん?!」

道路にも「超」って使うんや!(°ω°) しかも「超」だけオレンジ。こんなの初めて見たので感動しました。「超急カーブ」と書いていました。

あとは、やたら距離の近いおにぎりを見つけてにやついたり (結構珍しいと思うのだけど)。

微妙な距離感w。

重複道路の案内の親切さに感謝したり(迷わず進めました、青看で2連おにぎりは珍しい気が)。

なかなか進まなくなった金沢市内では、対向車線で青バンバンのお兄さんを発見しました。気づいてはもらえなかったけど、めっちゃうれしかったです。あとちょっと。

今日の宿泊先は福井県の敦賀(つるが)。温見峠だけ走って、さっさと向かえばいいものを、 わざわざ北上して石川県の金沢までやってきました。R157の終点から始点まで走る、と自分が決めたばかりに好きでもない街中を走りました。

何のために?
うーん。何のためでしょう(笑)。
R418の重複区間だけ走れたら良かったはずなのに。ただ、「走り切った」感はありました。

06:29 R157終点 岐阜県岐阜市 茜部本郷交差点出発
13:02 R157始点 石川県金沢市 武蔵交差点到着

R157走破。よしっ。お腹が空きました。石川らしいものが食べたいなぁ。お店を探しながら、福井県に向けて日本海側を進んでゆきます。

今この辺です。
2日目その4:続きはこちらです。

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