※わたしの備忘録なので、つまらない話であることを最初に宣言しておく。
わたしの緑色のバンバン200は、2003年生まれだ。
2008年の4月にうちの子になったバンバンは、今15歳。我が家にやってきて次の4月でまる10年になる。
ずっと同じバイクに乗ってきて、相も変わらずいろんな面で進歩のないわたしではあるが、ネットやツイッターを見ていると不思議に思ったりすることがいくつかある。
そのうちの1つが、
バッテリーを2~3年で交換する
ということだ。この言葉を見かけるたびに、わたしの頭の中は?でいっぱいになる。
- え?どうして?
- 本当に2~3年しか持たないの?
- 個体差が大きいの?
不思議に思うのには理由がある。
わたしのバンバンは、少なくとも我が家にやってきた2008年から一度もバッテリーを交換していないからだ。少なくとも10年近くもっているのは間違いない。
わたしのバンバンの乗り方はこんな感じ
購入してから数年と、近年(2013年以降)では大きく乗り方が違う。
以前の仕事のときにはなかなか連休がなかったので、休みの日ごとにバンバンに乗ってお出かけをする元気なんてなかった。
冬の間乗らないとか、チョイノリに甘んじることも多かったが、バッテリーが上がることなんて一度もなかったし、寒い日にエンジンのかかりが悪いなと思うことはあったけれど、ちゃんと始動してくれた(バンバン200にキックはない)。年間走行距離は3,000-6,000キロくらいだろうか。
2013年以降は、ロングツーリングにもちょくちょく行けるようになり、季節関係なく年間8,000‐12,000キロ走るようになった。
高速をほとんど使わないのは以前も今も変わりはない。
バンバンのバッテリーがあがったことは?
寒さで上がったことはないのだが、
- メンテナンスをしようとバンバンを動かしたときにキーをONにしたまま放置してしまった
- バッテリーから直接取っているシガーソケットにグリップヒーターを差し込んだままにしてしまった
ことが理由でバッテリーが上がってしまったことは2度ある。
どちらも車とケーブルをつないで問題なく復活した。
ところが、いよいよこの冬、バンバンが動かなくなったのだ
今までバンバンに乗ってきて、こんなの初めてだ。セルボタンを押してもカチカチいうだけでエンジンがかからない。ラパン号に繋いで復活。
10年以上(もしかしたら15年)元気に頑張ってくれたバッテリーだけど、いよいよなのかも。
#twitterVanVan会 pic.twitter.com/QsAseX9TAG— kaori tdrk@VanVan200 (@todoroki3cars) 2018年2月4日
この冬は雪こそ降らなかったけれども、しっかり寒かったとどろき地方。加えて2-3週間バンバンでお出かけができなかったのでバッテリーが上がってしまったのだろうか?
素朴な疑問がわいてきた。
タイヤのように、バッテリーも製造年月日を確認できるのだろうか?
ツイッターでグラトラ乗りの物知りじんさん(@jinnn1966)に尋ねてみた。
ボクは台湾ユアサですけど、ここに190816Aと書いてあるの読めます?これ19日・08月・16年(2016)らしいです。ちなみにこれ通販で出荷先日に液入れ充電して出荷なんでこっからスタートと考えてもらえばいいかと思います。ちなみに届いてからの日付を書いておくと目安になりますよ pic.twitter.com/uOZIc1x3Fr
— @じん (@jinnn1966) 2018年2月4日
早速見てみよう٩( ‘ω’ )و
シートはよく外すが、バッテリーを自分で外したことはない。
この辺で触ったのは、バッテリーバンド(ゴム)を交換したのと、シガーソケットをバッテリーから直接つなぐのにつないだくらいだ。
ドキドキしたが、プラスドライバーで簡単に外すことができた。小さいと思ったけれど、思いのほかずっしりしていて驚いた(2-3キロくらい?)。
GSユアサ(MADE IN CHINA):YTX7L-BSというバッテリーのようだ。
ピンク色のペンで書かれていたのでびっくりしたw。「バンバン12月点検」と書いてある。タイムカプセルみたい(^ω^)。
刻印は、100707E2とある。
2007年7月10日製造のバッテリーのようである。
ということは2018年2月現在で、10年7ヵ月ほどたったバッテリーだ、ということがわかった。
さすがにバンバンが生まれた年(2003年)からのものではないか(笑)。
アマゾンで調べてみても、そんなに高いものではないので、すぐに交換してもよかったのだが、また疑問がわいてきた。
- 寒いからバッテリーが上がっただけなのか?
- 回復できないくらいにバッテリーが劣化しているのか?
どういうことなんだろう、かと。
「交換したらええやん」
と言われるのだろうけれどもw。
「2-3年が寿命」と言う人が多いのに「10年もった理由」がわからないし、「交換したらいいやん」と言われても・・・本当にそれでいいの?と思ってしまうのだ(笑)。
わたしをあちこちに連れて行ってくれたバッテリー。もう少し見守ってあげたいじゃない(^ω^)。
もちろん、またすぐにバッテリーがあがるようであれば交換するけれども。
押しがけの練習をしようと試みるも?
これ幸いとばかりに家の前で押しがけの練習をしてみたのだが、我が家の家の前は平坦だ。坂道がないと一人では無理だと悟った。空荷でも体力の消耗が激しい。
よく考えたら、わたしは一人でiPhoneが圏外の酷道を走ることもあるので、違う方法で対応できるようにしておく方がよいだろう(圏内であれば、JAF会員なので万が一でも大丈夫だ)。
このときには、ラパン号にケーブルをつないで復活。その後、何度かエンジンをかけて様子を見たり、ツーリングにも行った。
一発でエンジンもかかり、ヘッドライト等のランプが弱弱しい感じもなく、何も問題がなかったのだが、3月に入って、再びバッテリーが上がってしまったのだ。
ジャンプスターターを購入
2月にバッテリー上がりをしたときに、ジャンプスターターを購入したのだ。
以前、ツイッターでどなたかに教えて頂いて(失念)、こんなコンパクトなものがあるのか!と初めて知ったのだ。iPhoneの携帯バッテリーとしても使えるので、一つ買っておくのもよいかもと思っていたのだ。
で、購入したのがこんなの。
- 専用のケースがある
- iPhoneにも充電可能
- コンパクト
- 2年の保証付き
この手の商品は使い方にもよるのかわからないが、かなりレビューが荒れているので、いろいろ商品を見てみるとよいかと思う。
AOVジャンプスターターを使ってみた
一瞬、ウィンカーとニュートラルランプは点灯したのだが、全くうんともすんとも言わなくなってしまったバンバン。
バッテリーチェッカーでは、黄色のMIDランプ点灯。
ジャンプスターターを使ってみよう。
車のマークのところに付属のケーブルをつなぐ。
説明書には、日本語でも書いてくれているので、あとはその通りに。
ただ、若干
けれども、何とかはさみ、エンジンをかける。が、
あれ?(: ・‘д・´)
非常にエンジン音もライトの光具合も弱々しいのだ。
つなげばまずは元気にエンジンはかかるものだと思っていたので、とても驚いた。
- ケーブルが細すぎる
- バッテリーがかなり消耗した状態
など考えられるようだ。アイドリングも安定しない。挟み方も変えて何度かやってみたが、弱々しいのは変わらないので新しいバッテリーを注文することにした。
台湾ユアサと
GSユアサ(MADE IN CHINA)
がある。
お値段2倍ほど違いがあるけれども、台湾ユアサの口コミも悪くはなかったので安いほうを使ってみることにした。今はバッテリー到着待ちである(^ω^)。
- 後日交換した記録はこちら⇒スピードメーターバルブとバッテリー交換【バンバン200】