- 前の話はこちらをどうぞ→酷道425号線をゆく~龍神→牛廻越(→十津川)~「あれっ、何か違う」【2019-2話】
牛廻越を出発したわたしたち。
酷道酷道といってもやっぱりR425は国道で、険道(県道)に比べて酷道にはカーブミラーが多いと感じる。あるのとないのとでは走りやすさは段違いだ。
R425では、ガードレールがないところ、ガードレールがあってもぐにゃっとなっているところ、路肩が崩れてガードレールも谷へ・・というところなど様々だ。
お腹の下が、ひょっ!!となるのを感じながらいくつものカーブを走っていく。わたしにとって「ひょっ!!」は快感だ(^ω^)。
こんな感じで、動画の静止画で酷道を紹介していく
人気もない山の中。
違う意味で油断しているわたしたちの目の前に、突然現れる黄色い「通学路」と書かれた警戒標識。ハッとする。
「この道にこんなに似つかわしくない道路標識があるだろうか」と心のどこかでちょっぴり感じたりもするが、のちにも何度か登場する。ちなみに前回も今回も、子供の姿は見かけなかった(子供どころか大人の姿もレアだ)。
続いて建物が登場。
大変にちびっこなカーブミラーもあるので気になる方はぜひ(笑)。
しばらくして、今日初めて対向車①に遭遇。小型のバスだった。何のバスか確認できなかったのが残念。
この辺りは土砂が流れて一面茶色だったのに、今回はきれいめだった。路面はデコボコしているが。
木漏れ日の森の中を走るのも気持ちいいが、パッと視界が開けるとテンションがぐっと上がる٩( ‘ω’ )و。
主婦目線からすると、お買い物事情が大変に気になるところ(^ω^)。生協の個配利用なのかなぁ。それとも車に積んで売りに来てくれるのかな。
一般的には、お買い物事情より、ツーリングのトイレ事情の方が気になるかもしれない(笑)ので紹介しておくと、駐車場完備のとてもきれいな公衆トイレがあるのでご安心を(のちにも紹介)。
時間制限通行止めのお知らせを四国以外でひさしぶりに見た気がする。幸い解除中だった。
「寒くて脱げない」と言ったカッパだが、ある意味脱げなくてよかったのだ。
こんなにお天気が良くても路面が濡れている箇所が大変多いので、カッパの下をはいておくか、ひざ下のスパッツ(泥除けカバー)かブーツカバーをしておくと汚れを気にせずR425は走れると思う(前回もそう思ったはずなのにすっかり忘れていた)。
「紅葉の頃やのに、落ち葉が少ないね。路面きれいやね」
なんて話していると、
!!!!!!!
びっくりした!!!
カーブにランドセルを背負った大きな小学生がおった!!やっぱり学童注意やで!!
と思ったら、黄色いヘルメットを被ったブロワーの機械(?)を背負った男性だった。
ごめんなさい。ごめんなさい。笑ったらあかんのやけど自分の見間違いに笑ってしまった。この方のおかげで路面がきれいやったんやね。本当に感謝!
次なる対向車②は郵便局の車。レア感強くて大変うれしい(^ω^)。
何か建物でもできるのかというくらい壮大な感じの工事をしている箇所は路面がワイルド仕様だった。
次なる対向車③はバイク。なお、バイクには疎いため車種はわからない。
「学童注意」の別バージョン。
対向車④は地元の方らしき軽自動車。
あ、寄りかかりタイプのおにぎり見つけた(^ω^)。せっかくなので記念にパチリ。
隣にはバス停も。
本数は少ないのに、朝早いんやね!バスの時刻表の中で「予約運行」という言葉を初めて見た。
こんな感じで不意にトイレが現れる(安心)。
おっと!ハイエース(?)仕様のクロネコヤマトの車を初めて見たかも。こういう場所専用なんかな。
対向車⑤も地元の方と思われる軽自動車。
やった!対向車⑥はまたバスだ。今度は「十津川村」「追西川」と表記してある。
あっ!スクールバスのマークもある。もしかして・・さっきの時刻表の十津川温泉行きが早いのは、スクールバスも兼ねているからなのかなぁ(なんて考えるのがたのしい(^ω^))。
さぁ、どんどん進もう。
あっ!初めて見るものが多いな(笑)。
最近、「止まれ/STOP」のような英語表記も併せてある標識を見かけるのだが、新しい「注意/CAUTION」は初めて遭遇。これはうれしい。
北海道では、昔の「注意/CAUTION」は遭遇できたことがあったのだけど。下の警戒標識のように古くないので、今回見つけたものはきっと最近のものなのだろう。
忘れそうになったころ、時々現れてここが「国道」であることを認識させてくれる。
分かれ道までやってきた。わたしたちはまっすぐ、新宮方面へ。
「十津川でガソリン入れて、お昼ご飯食べんとなぁ」「あ、ひさしぶりに自販機見た!」
なんて話していると、繁華街にたどり着く前に現れた一軒のお店。
「幟立っとるし、ここで食べとこか」ということで入店(^ω^)。
からあげ定食に焼き肉定食と
ごく普通の定食だったけれど、頂いたみかんを食べたり、お店の方とお話しすることで、しっかりリフレッシュできて大変よかった(^ω^)。
「バイクの人は楽しいって(R425を)走るよね」「え?わたし?!大昔に1回龍神まで車で行ったことあるけど、えらい目に遭ったわ。二度と行かへんわ(笑)。地元の人は使わんよね」と。
やっぱりそうか(^ω^)。
以前も利用した、エネオスでガソリンを満タンにした。予想通り、十津川にある目についた食事処はどこも満員御礼状態。先にお昼を食べておいて正解だった。
「どうするこの先?もうイヤやったらR168を北上して行けるけど」
と訊くと「全然平気(^ω^)」とむ。の返事が返ってきたので、このまま下北山までR425を進むことにした。
それにしても龍神~十津川間はバイクを含めてもすれ違いはわずか6台。3連休だというのに随分少なかった。さてここから先はどうかな(^ω^)。
- つづきはこちらをどうぞ→酷道425号線をゆく~十津川→下北山へ~「まだ続くチャレンジ」~【2019-4話】
バンバンズの冒険まだつづくよ(^ω^)