※少し前のことになるが、タイトル通りのことが起こったので備忘録として書いておく。バイクや機械に詳しくないので書き方がおかしい部分があるかもしれない。
- バイク:SUZUKI VanVan200/200cc/単気筒/キャブ車
- 走行距離:この時点では10万キロ弱
- 年式:2002-2003、約22年もののバイク
- メンテナンス状況:車検のないバイクなので2年に1回ほど定期的にバイク屋さんに見てもらっている(今年は3月に済)。オイル交換などできることは自分で。
- 乗る頻度:基本的に週末のお天気が良いときに乗る、大型連休でのロングツーリング、今年度からは天気がよい日限定・通勤で週末以外の週1~2回乗るという程度。
今年、北海道ツーリングへ出発したのが7/4(木)。帰ってきたのが7/10(水)。
ロンツー後の恒例の洗車&オイル交換をすることにした
北海道ツーリングでは晴れもしたけれど、雨にもたくさん当たったのでオイル交換&洗車をすることに。それが7/13(土)の話。
ちなみにわたしはあまり水をかけて洗車をしない人間だ。
どちらかというと拭いて汚れをふき取るタイプ。
というのも水をかけてきれいに水分をふき取る自信がないので、洗車をするにしてもそんなに大量の水は使わないし、ましてやバイクにぶっかけるということもしない。
ただ、ロングツーリングの後だけは、(気持ち的に)水を使って洗車をすることが多い。
オイル交換&洗車を終え、裏庭からカーポート下へとエンジンをかけて移動。
さっぱりしたなぁ、と思っていた。
ここから、日曜日~水曜日までお天気がいまいち等で会社へ行くにもバイクに乗る機会がなく。
お天気が良かった木曜日に会社へ行こうとしたところ・・
バンバンのエンジンがかからない!
事案が発生。
うそやん?!オイル交換の後、土曜日ちゃんとエンジンかかったやん?
何度もチャレンジしてみたが、こんな感じだった。
- ヘッドライトは点灯OK、セルは元気に回っているような音がする。
- ただ、エンジンがかかってもだんだんと元気がなくなり、スンっとエンジンが止まってしまう。
- (違うよなぁと思いながらも)チョークを引いて同じようにエンジンをかけてみるもダメ。
- とにかくセルは元気に回っている感じがする。エンジンはかからないか、かかっても数秒で止まってしまうという状態。
5~10分くらい粘ってみたが出勤前なのでここで諦め、この日は黒バンバンで出勤。
夕方帰宅後、簡易バッテリーチェッカーで計測してみると問題なさそうな感じだった。バッテリーじゃないのか・・十中八九バッテリーが原因だと思っていた。
む。と共に再度エンジンをかけようと試みるもダメ。
ただ、夕方違ったのは何度か試したうちの1回だけアイドリング状態を保てたことだ。そのおかげでオルタネーターのチェックができた。
せっかくかかったエンジンを一旦切るとセルは回るがエンジンがすぐにストップしてしまう、という状態にやはりなってしまった。
ここまで時系列で振り返るとこんな感じだ。
- 7/10 北海道ツーリングから帰宅。(北海道では何の問題もなし)
- 7/13 オイル交換と洗車。(その後エンジンはいつも通りかかった)
- 7/18 会社に行こうとするとエンジンがかからない。
これは困った。
22年物の10万キロ近く走ったバイク。バイクに詳しくないわたしでも、
オルタネーター(発電機)、レギュレーター(電気をバッテリーに安定して流すもの)、イグニッションコイル(変圧器)といった部品は一度も交換したことがない、けれどもそろそろ交換した方がいい時期にきているんだろうな、ということくらいはわかる。
ただ、自分ではどうしようもないので、翌日、いつもの整備士さんにバイクを見てもらうことに。
するとどういうことか、あれだけ昨日はエンジンがかからなかったのにすんなり元気よくかかるではないか!(驚)
レッカーを呼ぼうと思っていたのだが、エンジンがかかるならと、ソロリソロリとバイク屋さんへ走って向かうことができた。
エンジンがかからない理由として考えられること
時系列でバイク屋さんにお話ししてみたところ、可能性としては
1.あまりの暑さのためエンジンのかかりが悪かった?
冬、エンジンがかかりにくいことはあるのだが、わたしは夏にその経験は一度もない。
ただ、整備士さんから同じバンバン200で夏の暑さのあまりエンジンのかかりが悪くなっていたものがあったらしく、「夏 バイク エンジンかからない」と検索をかけてみるとキャブ車では珍しいことではないことがわかった。
2.どこかしら部品に不具合がある?その前兆?
200㏄のバンバンには車検がないので定期メンテナンスを2年に1回くらいしてもらっているのだが、点検項目の中にないような個所の不具合や上記に書いたようなもの(オルタネーター、レギュレーター、イグニッションコイルなど)の劣化の可能性。
3.洗車時の水が原因?
確かに洗車はしたのだが、北海道ツーリング中結構雨にも当たったことと、洗車後には普通にエンジンがかかったことを説明。
ただ、洗車が原因であることもあるあるなのだそうだ。
シロウトからすると、今までだって回数は少ないとはいえ水をかけて洗車はしてきたし、大雨の中ツーリングをしたこともあるし、世の中には雨ざらしにされたバイクだってあるだろうから、それで?本当に?!とは思ってしまうところではあるが、たくさんのバイクを見てきた整備士さんが言うのだからそうなのだろう。
何が原因かわからないので、可能性がありそうなことをお話しておいた(^ω^)。
個人的にはまだまだバンバンに乗りたいと思っているので、部品があるうちに少々費用がかかったとしても怪しいところは交換してもらってOKということでいつもどおりお願いをしておいた(ただ、バイク屋さんのスケジュールがパンパンとのことで、不具合が出なければ一旦このままの状態でお返しするかも、とのこと)。
しばらく見てもらうもバイク屋さんでは不具合でず・・
2週間以上経過。
2週間連絡がないということはおそらくバイク屋さんでは症状が出ていないのだろうと。夏休みも近くなり、連絡をいただいてもすぐにバイクを取りに行けないのと、予約してメンテナンスしてもらっているバイクの中に飛び入り参加させてもらっている感じなので、一旦は引き取ろうとお電話をしてバンバンを迎えに行くことに。
予想は的中で(笑)、やはりバイク屋さんでは不具合がでなかったとのこと。
定期メンテナンスの点検項目にないものについてもいろいろ計ってくださったそう。若干低いかなと思う数値が出たものがあっても「これだ」と特定できるものはなかったと。あやしいところはあるが(部品名を忘れた)、それが原因だとは断定ができない。
暑さや洗車が原因も否定はできない。
「予備整備」として部品供給があるうちに交換してもよいものはあると思う。費用はかかってしまうが・・とのこと(すごくいろんなプランを考えてくださっていていつもながら大感謝だ)。
わたしはそれで構わないので、9月か10月かスケジュールが空いたところでご連絡をいただくことに。それまでにまたエンジンが止まってしまうことがあれば運び込むことに。という流れになった。
お盆のツーリングの後、同じことが起こった・・!
少々の不安を抱えながら、出発したお盆のツーリング。
兵庫から福島まで自走で走り、自走で戻ってきた(太平洋フェリー欠航のため)。
晴れもしたが雨にもしっかり当たり、ツーリングの後にオイル交換と洗車をした。
先月の北海道ツーリングと全く同じような流れだ。
一つ違ったのは、「洗車も原因のひとつかもしれない」と整備士さんから訊いていたので、いつもよりさらに最小限の水量と水力で、できる限りやさしく洗車をし拭きあげた。その日のうちにバイクを移動するためエンジンをかけたが問題なく始動した。
ただ、次の週末にバイクに乗ろうとしたらエンジンがかからなかったのだ。
- 8/16 お盆ツーリングから帰宅(2,400キロくらい走ったがツーリング先では問題なし、高速も250キロくらい走った)
- 8/17 オイル交換と洗車。(その後エンジンはいつも通りかかった)
- 8/25 エンジンがかからない。(その後すんなりかかった)
状況や症状が前回と似すぎていて、洗車時の水量が少なかった分、今回は(まだ)エンジンがかかりやすかったのかな?という気がしないでもない。
どこかしら穴が開いている?
水分量?この暑さ?に関係がある?
あと最近、平坦な道(高速道路含む)ならあまり感じることがないのだが、少し坂道になった個所では、加速時息継ぎをしてもう一段階・・!というときに何かこう物足りなさを感じるのだ。言葉で表現しにくいのだが、もうちょっとパワーでたよな?!と感じるというかなんというか。
・・・と、ちょっとしたモヤモヤが7月から続いている。今まで16年乗ってきてこういうことを感じたことがなかったので。
イグニッションコイル?どこかしらの不具合(の前兆)もあるとは思うのだが、もう少しバンバンには頑張ってもらって秋にしっかりとメンテナンスをしてもらえたらなぁと思っている現在だ(^ω^)。
バイクは消耗品の塊。小さな体で長年元気に走ってくれているので交換個所も出てくるのも当たり前だものね。
【余談】
以前のバイク屋さんで6~7万キロのときに一度も開けたことがないと思って、キャブのOHをしてもらったのだが、そのときに組み付けを失敗(?)しているらしく、変な形のまま固着してしまっているらしい(今度どこの部分なのか見えるなら教えてもらって写真を撮ろうと思う)。
漏れたりそういうのはないとは思うとのことだったが、そこら辺が今になって不具合を生じてないとよいのだが・・
※メモは整備士さんにお伝えする為と自分の備忘録のため。