新日本海フェリーで京都へ・2024北海道ツーリングまとめ【2024-11話/完】

2024.7.10(火)→京都舞鶴港→兵庫県自宅【後編】 雨

6時に目が覚めたもののしっかり二度寝をキメて10時起床。

身支度を済ませたら、行きと同じように下船の時間までベッドには戻らない準備をしてプロムナードへ。

新日本海フェリーでの過ごし方

大好きなちくわパンとようかんパン。セイコーマートに行く度に探していたけれど、結局であえたのは一度だけだった。

普段朝から激甘パンを食べたりしないのだが・・、北海道に行くと食生活が一気に激変する。

うん、あまい。でも食べちゃう(笑)。

その後はミルキウェイ(5F)に移動して読書タイム。ちょいちょい人はやってくるものの滞在する方はおらず、ほぼ貸し切り状態で読書が捗った。

映画が好みのものではなさそうだったので、

釧路で2冊本を買っておいてよかったし、天気はいまいちだけどフェリーが大揺れすることなく読書ができる環境がうれしい(船が揺れると長時間寝たきりを余儀なくされる)。

区切りの良いところで大浴場へ。誰もいないのでこれまた貸し切り状態でスチームサウナに何度か入ってさっぱり。

14時半頃、セイコーマートの辛味噌ラーメンとおにぎりでお昼ご飯。

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船内をお散歩してみる

今まで全く気が付かなかったのだが、通過ポイントの時間を案内してくれていた。

行きにも気になっていた新日本海フェリーの缶マグネットガチャガチャ。

わたしは京都舞鶴~北海道小樽航路しか使ったことがないのであかしあはまなすしか馴染みがない。今回は行きがはまなす、帰りがあかしあ。

9種類のうち2種類・・引けるかなぁと思いながら「一回だけ」と思ってガチャガチャをしてみたところ

見事一発であかしあゲットォォォ٩( ‘ω’ )و。今回も自分の引きの強さを再確認(ガチャ以外で発揮したい、笑)。

売店でヨーグルッペを買ってみたり

食べるばかりになってしまうので船内をウォーキングしてみたり、

またミルキウェイに戻って読書の続きをしたり。

今日の京都~兵庫は結構な雨が降る予報。雨の中飲食店に寄るのは億劫だし、日付が変わる頃の帰宅になるので船内のレストランで夜ご飯を食べておくことに。

タッチパネルでの注文、セルフレジの方式になっていてびっくり!

注文にとっても時間がかかるラインナップだった(コラコラ)。一日通して糖質が多すぎる食事だが、こんな日もあるってことで。

絶対に雨なのでしっかり雨装備で下船

しっかりカッパを着こんで下船したのだが、周りの方はバイクのところで雨具を装着していてとっても大変そうだったので「雨」とわかっているなら荷物は多くなるが雨具を持ち込んで部屋で準備しておく方が楽じゃないかなと思う。せめて下半身だけでも。座ってパンツが履けるしね。

車両甲板がかなり暑いので、真夏はひとつでも動作が少ない方がいいかなと個人的には思った。

定刻通り21時15分頃、バイクの下船開始。

こんなにしっかり雨が降っているときの乗り下りはひさしぶりだなぁ。スリップしないかと、さすがに緊張した。

がっつり降る雨の中、盛大に道を間違え新たなルートを開拓しつつ(笑)無事に兵庫南部の自宅に戻ったのがちょうど24時。

バンバン、今回も一緒に走ってくれてありがとう。

ひさしぶりの一人旅が終わった。

思ったより誰かとお話ができたし、ひさしぶりに一人で走ると北海道の道は何にもない区間があまりにも多すぎるから少し心細くなったりもした。ひとりだから大好きな標識撮影を妥協せず行えた。停まることもUターンすることも多いから、2人で走るより1.5倍近く時間をかけて走ったと思う。

なんもかんもひっくるめて楽しかったなぁ。2人より1人の方がいいとか、そういうんじゃなくて。いろんなことを思い出せたひさしぶりの一人でのロングツーリングだった。

でも、やっぱり退職してから働き始めるのが早かったかなぁ(笑)。テントを持って、お天気がよい方に向かって気ままに旅をしたかったかなぁと思ったり(^ω^)。

濡れたバンバンをざっと拭き上げ、洗濯機を4回回し、む。が用意してくれていたあったかいお風呂に入り、旅のことを何だかんだ話をして、あとちょっとのところで読み切れなかった2冊目の小説の続きが気になって仕方がないので読んでいたらベッドに入ったのは3時。

目覚ましを6時にセットして、いつもの日常に戻るのだ。

ー2024北海道ツーリング記・完ー

現地4泊・2024北海道ツーリングまとめ

今回のことをざっとまとめておこうと思う。

【1】北海道ツーリング日程/4泊5日/道東方面

・7/4(木)仕事を終えてから夜・京都 舞鶴港発/船中泊

・7/5(金)夜・北海道 小樽着/小樽泊

・7/6(土)帯広泊

・7/7(日)弟子屈泊

・7/8(月)弟子屈泊

・7/9(火)夜・北海道 小樽港発/船中泊

・7/10(水)夜・京都 舞鶴港着/兵庫自宅帰宅

このような感じで、北海道の宿を取って北海道に宿泊したのは4泊。

北海道到着は夜遅く、北海道出発も夜遅く、ということもあり、丸一日北海道ツーリングができたのは7/6~9の4日間。北海道上陸の初日は宿直行で走れていないけれど、北海道での日程と言うと4泊5日の北海道ツーリングということになるのかな。

【2】今回の北海道ツーリングの走行距離/小樽~弟子屈(道東)

・北海道DAY1:308.7キロ

・北海道DAY2:388.2キロ

・北海道DAY3:405.5キロ

・北海道DAY4:482.9キロ

4日で1,585.3キロ。兵庫自宅~京都舞鶴港も含めた総走行距離は1,829.0キロだった。

わたしがマイナーな場所にしか行っていないのか何なのかわからないが、渋滞や大勢の観光客が多くて順番待ちというようなことは皆無。ノンストレスの北海道ツーリングだった。今年は全国各地、どこに行っても外国人観光客が多い印象だったので覚悟をしていたのだが拍子抜けだった。

2022年お盆の北海道ツーリングでも実はこれに似たルートを予定していたのだが、道東の天気予報が悪すぎたため旭川を拠点とした日程に変更。

それのリベンジをした、という感じ。

【3】7月の北海道・道東の気温と服装と雨に対する装備

今まで何度も書いているが、6月の北海道でも気温が0度前後で凍える思いをしたことも30度近くで暑すぎた思いをしたこともあるし、何度か訪問した9月も夏用の格好でもいいのでは?と思うくらい気温が高いときもあれば冬装備でちょうどよかった、ということもあり。

天気、北海道のエリア(道東は他エリアに比べ気温が低いことが多い)もよるが、そのときになってみないとわからない!のが正直なところ。

それでも参考例として書いておくと、今回の事前の道東の天気予報としては、20度前後、曇り一時雨または曇りという感じだった(天気予報では一日も晴れマーク無(涙))。

基本的な格好としては、道東なので他のエリアよりは寒いかなと思ったりはしたが2022年の経験をもとに本州の夏のスタイル+雨具で行くことにした。

  1. 夏のメッシュジャケット
  2. インナーは長袖冷感Tシャツ&半袖Tシャツの重ね着
  3. 夏のメッシュパンツ
  4. メッシュグローブ

を基本に。

毎日雨が降る予報だったので、ライディングブーツの他にわたしはワークマンで購入したレインブーツも持って行っていた(北海道では結局毎日履いていた(笑))。

あと、路面が濡れているときにひざ下が濡れるのが嫌すぎるので登山用のスパッツ(泥除け)を装着していた。

曇り空の場合、メッシュジャケットにメッシュパンツだけだと少し寒さを感じたので(トンネルは激寒)、防寒着に雨具を着ていることが多かった。

ただ、天気予報に反して日が射すことも多かったため、気温が30度近くまで上がったときはさすがに暑かった(カッパを脱いで夏の格好でOK)。

今回は雨が降っても20-25℃くらいということもあり、メッシュグローブが雨に濡れても寒いと思うことはなかったし、雨具が劣化して浸水してしまったけれど寒さに震えることがなかったのはラッキーだったと思う。

夏の場合、上下の寒さは雨具で凌げるかもしれないが、あまりに寒すぎる場合一番対策に困るのが手だ。予報気温が夏にしては低いかも・・と思うときは雨に備えてレイングローブを持っておくと安心かもしれない。指先の冷えは身体全体を冷やしてしまう。

【4】防水対策バッチリで雨の心配がなかった北海道ツーリング

自分の身体もだが、持ち物や機械類が雨に濡れるのは耐えられないものだ。

GoPro7の雨対策

わたしは、ダイビングでも使える対応している防水ハウジングを利用している。

以前失敗したのが、雨が降り始めてからハウジングに入れてしまい中で曇ってレンズが真っ白に。雨が降り始める前にハウジングに収納すると曇ることはない。今回は入れるタイミングに気を付けていたのでうまく撮影ができていたし、GoProを雨から守ることができた(^ω^)。

ハウジングに入れてしまうと給電しながら撮影ができないのがネックではあるがしかたない。

デジカメの雨対策

旅に出ると何かとカメラを壊しがちなわたしなので去年いよいよ購入したオリンパスのTG-6。防水、防塵、耐衝撃2.1m。ハードな環境でも大丈夫、というデジタルカメラだ。

今回、予報から覚悟していた天気よりも随分と恵まれたものにはなったけれど、雨もしっかり当たりはした。わたしの趣味は道路標識の撮影なので、おもしろいものを見つけたら雨でも当然撮影をする。

今まではタオルを持ってカメラに気を遣って・・ということを繰り返しながら撮影していたのだが、今回は本当に楽だった。

海の中でも使えるカメラなので雨ぐらい余裕のよっちゃん(古)ということで。

あと、しっかり今回も旅の途中でカメラを落としたが、さすがの耐衝撃カメラだ。なんの問題もなかった。どうしてもっと早く買わなかったんだろうと思うくらい(^ω^)。

ツーリングバッグの雨対策

今回は北海道で4泊のみ、夏のツーリング、宿を利用、お天気が悪い、ということで極力荷物を減らすことを考えた。

荷台の荷物はとにかく防水バッグに詰め込むことで雨の心配が皆無になるのでいつも通りコールマンのドライバッグで対応。

疲れるのでツーリング中、普段リュックは背負わないのだが、今回は雨予報が多く、リアボックスから財布だの何だのを取り出すのが面倒だなぁと思ったので、防水バッグを背負っていた。

ヘンリービギンズの防水リュックはサイドに外ポケットがあるのでペットボトルやちょっとしたものを入れることができるのでとっても便利◎。

完全防水というのは想像以上にストレスや心配が減る。少々荷物の取り出しにくさはあるかもしれないが、わたしは雨に濡れる方がイヤなタイプなのでとても気に入って使っている。

スマホ/iPhoneの雨対策

スマホをむき出しで固定するバイク用のスマホホルダーを信用していないので(個人の意見です)、この手のケースタイプのホルダーを使っている。

ナビがないと不安になってしまう人間でもないので、なんとなくの距離や到着時間の目安にナビを使っているのだが、結構な雨が降ったときでも給電を中止したくらい。スマホホルダーの中に入れておけば本体が濡れることもなく大変よかった。

宿・ホテルの駐輪場対策

なんせ北海道ツーリングに行こうと決めたのが出発前日だったので、宿を決めたのもそういうことで。

4日ともに天気が悪い可能性大

だったため、北海道で4泊するすべての宿に屋根付きの駐輪場があるのが理想だった。有料で上等。雨のときはなおさらバイクを屋根下に置かせてもらえるととても助かる。

小樽は何度も利用したことがある小樽グリーンホテル。大きな屋根下に置けるのがわかっていた。

帯広のホテルニューオビヒロ

週末と言うこともあり、帯広は予想していたより随分宿泊料が予算オーバーだなぁと思っていたのだが、キャンセルが出たのか運よく予算内で予約できた宿。たまたま屋根下にバイクを置ける場所があるホテルで本当に助かった。

帯広はJRイン帯広ホテルエリアワン帯広を利用したことがあるが、どちらも当時は屋根下にバイクを置かせてもらうことができた。

弟子屈(てしかが)の屈斜路湖荘。大きなガレージあり。無料で使わせていただけて最高すぎた。

む。が利用した6年前に比べ改装されとてもきれいになっているみたいだ(^ω^)。

到着時、出発時には幸いにも雨は降っていなかったのだが、到着後夜のうちに毎日降っていたので、屋根のあるところにバイクを置かせてもらえて本当にありがたかった。小樽・帯広に至ってはバイクを置かせてもらえるだけでもうれしいのに。

【5】今までと違い、やたらと道路上で動物を見かけた

北海道には、たくさんの動物の警戒標識が設置されているとおり、

たくさんの動物にであえるのも魅力のひとつであるが、今回は短期間だったにも関わらず過去一路上で動物を見かけたツーリングだった。

そんな鹿の行方を追ってみると車が来たと思ったら路上から森の中へ移動。

案外遠くには行かずいつ路上に飛び出してもおかしくない位置にしばらく滞在していた。その側を(当然)鹿がいると気づいていない車が勢いよく走っていくわけで・・・鹿が急に飛び出して来たら避けようがないよなぁ、と思ったりもした。

バイクならば、大けがにつながると思うのでくれぐれもスピードの出しすぎに気を付けてほしいなと思った。

鹿は朝方や夕方によく出ると言われたりするがわたしは日中でも見かけたし、きつねも鹿も札幌近郊のエリアで見かけたのでいつどこにでもいる、と思った方がよいかなと。

いつものとおり、手がおしゃべりになってこんなに記事を書いてしまったけれど(^ω^)これで今回の北海道ツーリングの記録を終わります。

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