バイクのホムセン箱取付法【自転車用のグッズで着脱簡単固定】

先日からいろいろと考えていたバンバンへのホムセン箱[RVボックス]の固定方法。

北海道ツーリングの際、荷物満載のライダーさんから教えてもらった方法などを思い出しながら、モンモンとしていたわたし。

今回の願望としては、

  1. アイリスオーヤマのホムセン箱を使用する。
  2. ホムセン箱をシュッと外して持ち込み運びしやすいようにしたい。

ということだ。

ホムセン箱は安価で使い勝手もいいが、バイク用のリアボックスではないので、専用のキャリアへの取り付けベースや固定するものがない。そのため、

  • ラッシングベルト(荷締めベルト)のようなもので固定
  • 金具で固定

するといった方法で取り付けるのが一般的だ。まぁ、念のためラッシングベルトで固定するのは良いとして、金具で固定すると去年のホムセン箱作成経験上、取り外しにそんなに時間はかからないとはいえ、やはり面倒といえば面倒だ。

もっと、こう、何かないだろうか・・?

とにかくいろんなワードで検索をかけまくったが、まるでピンとくる記事に巡り合えなかった。機械・工具オンチのわたしにはとにかく簡単な作業でないと困るのだ。そしてできれば材料費が安く済むとありがたい(^ω^)。

「バイク用のリアボックスではないので、専用のキャリアへの取り付けベースや固定するものがない」

ぺカッとわたしは閃いた。

アマゾンには何でもあるのだ!探してみよう٩( ‘ω’ )و

そうやん!

バイク用のリアボックスを購入すると付属品でついている、キャリアへの取り付けベースや箱に固定するもの。それがないから困っているわけで。

それだけを売っているのではないだろうか?それっぽいものを探してみればいいのだ。だってアマゾンには大抵何でもあるんやから。

ということで検索をかけてみた。うん、確かに見つかったので早速作業してみた(^ω^)。

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これはいい!自転車用の取付ベースとお買い物カゴ取付アダプター

じゃん。

取付キット(自転車用)

左の黒いものがキャリアに取り付けるベース。

自転車用のグッズを使う

右のグレーが、カゴの底に取り付ける用のもの。

商品イメージとしては、

マダムがスーパーに自転車でお買い物に行く際、マイバスケットを持って行く、それを自転車カゴ用としても使える、というようなものである(ワンタッチで取り外ししやすい仕様のもの)。

ただ、写真を見て驚いたのだ。

マダムのマイバスケットへの取付を想定しての商品だとばかり思っていたら、幼児椅子の写真もあるので、それも考えられて造られているようだ。

確かに説明書きを見ると、どちらの商品にも

耐荷重:15kgとあるので、これは安心である。そもそも、バンバンのキャリアの耐荷重が数キロしかないのは、この際置いといて・・w。

ただ、どちらの商品にも、もちろん

自転車のバスケット以外の目的で使用しないでくださいと記載されているので、使用するのは自己責任ということで(バイクに使うと、遠心力・負荷はかかるに決まっているものね)。

そんなわけで、固定したホムセン箱をワンタッチで取り付け・取り外せる方法を用意することはできた。あとはうまく固定できるかどうかだ。

とにもかくにも、やってみよう

①まずは、板を再び用意

む。に5.5ミリ厚の合板を切ってもらっていたのだが、イメージ変更のため、再度加工をお願いした。

ホムセン箱に少し足があり、それを埋めるためと補強も兼ねて、ホムセン箱の底の形に合わせて切ってもらった。

板をかませる

それをスプレーで塗装(塗装すれば、少しは雨対策になるのかしら?)。余っていたスプレーで塗装したので、下はシルバー、重ね塗りは緑ということで。

う、うん。

素直に黒で塗装すればよかったと思うけれども、まぁいいじゃない(^ω^)。

②ベースをバンバンのキャリアに固定

ベースは他にも色はあったが黒を選択。セムスネジ・ワッシャー・ステーなど必要なものは付属していて、ボルトの長さも問題なかったのでそのまま使用。

ステンレスのものに替えた方がいいものもあるかもしれないが、とりあえずそのままで。

ホムセン箱を使う

4か所固定した。

③板・ホムセン箱に穴を開け、アダプターを固定する

アダプターを当てて、穴の位置を決める。

リーマ・半田ごてを使っていつものように穴を開けていく。

自作サイドボックスを取り付けた際に余ったステー、丸型ワッシャーなどを使って固定。

付属のM5のボルトは短かったので、30mmの長さのものをホームセンターで購入。

ツーリング仕様に完成!

下から、アダプター→合板→ホムセン箱→ステー→丸型ワッシャー→スプリングワッシャ→ボルトという感じ。

ホムセン箱をバイクに固定してみた

ふぁっ!!

めっちゃええ感じやん٩( ‘ω’ )و 。

着脱簡単!

何といっても、着脱がめっちゃ簡単。

この部分を押さえて引っ張るだけで、

ワンタッチでホムセン箱を外すことができる。

ただ、裏を返せば、自然と外れやすい(?)、盗難にあう可能性もあるということではあるのだが、安心して下さい。

鍵穴、ありますよ(^ω^)。

今日のところはカラビナをつけてみたが、ちゃんと鍵穴に入ったし、固定もできていたので普段使いとしては問題なさそうだ。

ただ、着脱簡単で固定できるのだが、少しガタガタして、心もとない感じがするのである。なので、やはりベルトでの固定はしておきたい、かな。

まぁ、5分も10分もかかることではないので、ね。安全のために。わたしが持っているアイリスオーヤマの箱のサイドには、ベルトを通す穴が最初から開いているのでとても助かる。

そんなわけで、黒のラッシングベルトで固定して完了。

今後のホムセン箱に関する宿題

  • 軍用のサイドバッグをどう利用していくか。
  • テント(ワンタッチテントorコンパクトテント)の載せ方について。
  • ホムセン箱上部にも荷物を載せれるように金具類の取付(以前のRVボックスの金具を再利用する予定)。
  • ホムセン箱の開閉部分の鍵の取付(防犯対策)。
  • 驚きとどろきの・・思いのほか手に付く黒い塗料についての改善w。

この辺はぼちぼち進めていけたらいいなと思っている。

ワンタッチ着脱可能なホムセン箱を取り付けるにあたって使用したもの

A:アイリスオーヤマRVボックス(12年もの・グレー×グリーン)を黒に塗装したもの

よく考えれば、今は本体が黒×蓋がベージュというものも売っているので、これを買って蓋だけ塗装してもよかったのかと思ったりもしている。アマゾンで1,000円ちょっとのものなので、そのうちこれを買うかも。

※後日実際この箱を買ったところ、ベルト通し穴がなかったので注意。

※次の記事にも書いたのだが、ベルト通し穴があるほうがよいのであれば、こちらの鍵付きタイプのほうがよさそうだ(底部にある模様・要確認)。

B:自転車用:OGKのベース台(黒)

自転車のキャリアに設置するベース台。他にもベージュやグレーもあるみたいだ。わたしは黒を選択。アマゾンで1,000円ちょっとで買ったが2021年現在、以前より値段が上がっているようだ。

C:自転車用:OGKのFCアダプター

自転車で使用する際、マイバスケットや幼児用いす側に設置するアダプター。探してみたが色はライトグレーしか見つけられなかった。


※つまりのところ、Bのベース台とCのアダプターを2つセットで買わないと、固定はできない。あくまで自転車用なので注意(自己責任で)。

※取り外しが固いなど、アマゾンのレビューに書いてあったりはしたが、わたしがやってみたところ、スムーズに取り外しができたので、そのように感じることは皆無だった。

D:その他、ステーや金具、家にある工具

家にあったので、買い足したのはM5の30mmの長さのボルト(130円くらい)と合板(666円)。

そんなわけで、我ながら、

頭ええんちゃうん(^ω^)

と勘違いしそうなwひさしぶりのひらめきだった。

もっとよい方法があるかもしれないが、ホムセン箱をバイクのキャリアに固定する一つの方法として、何かのヒントにでもなれば。金具などの取付などは、細々とやっていこう。

【後日談】実際、これで北海道ツーリングに行ってきた

実際どうやったん?外れたりせんの?壊れたりせんの?大丈夫なん?

という声もちらほら聞こえてきそうだが・・・、この固定方式で北海道ツーリングに行ってきた。

わたしの場合ではあるが、13泊14日のツーリングでは、何の不安もなかったことは付け加えておく。北海道ツーリングの記事はこちらからどうぞ。

3年半以上経過した2021年1月現在でも、全く問題はなく大活躍してくれている(^ω^)。

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