【沖縄ツーリング】初めて行く方へ6つの注意点

違う土地で運転をする際、

「沖縄 交通ルール」「沖縄 交通事情」

などと検索してから現地を訪れるようにしている。

交通ルールというのは日本全国一緒だと思いがちなのだが、その土地のルールの存在(ルールというと言いすぎか・・傾向)が見受けられるからである。

例えばわたしが住む兵庫県のとあるエリアでは、(ちょっと言いにくいのだが)、

  • 黄色~赤になった瞬間くらいまで強引に突っ込んで進む車が多い傾向にある(追突に注意)。
  • その一方で、踏切ではきちんと一時停止する車がほとんど(当たり前の話なのだが)。

それが他の土地に行くと真逆のようなことが見られるから不思議なのである。黄色信号の原則は「止まれ」だし、踏切では「一時停止」が基本なのに。

6年ほど前に、初めて沖縄本島を訪れた。レンタカーを借りて走るにあたり、沖縄の交通事情を調べて驚いたことがあった。

「沖縄の道は滑る」

と書いてあったのだ。「兵庫の道は滑る」だなんて聞いたことなんてないのに。

1.沖縄の道は「滑るかも」と思って走ること

今回、沖縄本島ツーリングを実行するにあたり、「道が滑るんだった!」と思い、再度調べていると6年経ってもやはり道は滑るようであった(それはそう)。

沖縄の道はパッと見た感じでも本州の道より白く見える。石灰岩が使われているからのようで、そのおかげで特に雨の日は滑りやすいと。二輪は顕著なようで、現地の沖縄の方にもアドバイスをいただいた。

今回、レンタカーで走っているとき夕立のように降り、レンタルバイクで走っているときにもかなりの雨が降ったのだが、「滑るかも」という心構えのもと、規制の速さで走っている限りは、カーブでタイヤが滑るだとか、停まれないだとか、そういうヒヤッとした場面は幸いにも一度も遭遇しなかった。ビクビクしながら走ったのがよかったのかもしれない。

海もすぐ側なので、道路に上がってしまっているにも注意である。バイクで走っているときはもちろん、信号で停まる際にも足をついたその先の砂に注意である。

レンタカーで運転する際も、バイクとの車間距離をしっかり取るようにおすすめしたい。

「滑るかも」「滑りやすい」というその気持ちだけでも随分と違うと思う。

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2.二輪車の車両通行帯(車両通行区分)に注意

全国で唯一の交通ルールが沖縄にある。

排気量にかかわらず、二輪は左側の車線を走らないといけないと定められた区間が存在するのである。

それはこのように標識が掲げられていたり(下の画像では、右車線のライダーさんは通行区分違反の可能性がありますね・・)、

路面に表示されていたりする。

これが、沖縄本島全ての二車線以上の道でこの交通ルールであれば旅行者もわかりやすいのであるが、そうではないのがややこしい。

  • 沖縄県警のHPよりその区間についてはこちら

年々この区間は短くなってはいるそうだが、それでも2023年10月現在まだ40キロ弱残っているそうで、上記の区間を事前に調べても旅行者が覚えるのはなかなか酷な話である。

というわけでわたしたちは二車線以上の道は常に一番左の車線を走っていた。

ただ、たまたまわたしたちは何の不具合もなかったのだが、

左車線を走っていたら「左折専用レーンになってしまう」こともあるだろうし、右折するときは原付のように二段階右折をするのか?はたまた何キロか定められた距離の手前から右に寄っていたらよいのか?など、普通に考えたら困りそうなことが存在するのが厄介なのである。

そしてもっと混乱させるのが、この二輪通行区分のルールを現地の沖縄のライダーさんがほぼ守っていない点(小声)。

そんな光景を見ていたら、どうしたらいいの?!と思うのだが、やはり、

  • 左折専用レーンになることに気を付けながら一番左側の車線を走っておく

しか他に手はなさそうだし、

  • 右折する際は特に距離などは決まっていないのだが「あらかじめその前からできる限り道路の中央によって、右折・横断するように」とのこと

であるからそうするしかないようである(排気量によっては二段階右折の必要はなし)。

と感じた。

この2つが沖縄ツーリングで訪れる際、最も頭に入れておかないといけないことなのかなと思う。

正直、わたしはいろんなところに行って道路標識を見るのが趣味な人間なので、一般的な方よりよっぽど標識を気にしている方だと思うのだが、この二輪通行区分の沖縄ルールを全く知らずに沖縄に行って、走りながら標識を確認して「あ、こう走らなくては!」と思えた自信がない。

例えばこの標識を見て、「お?」とは思うと思うのだが、・・・

知らない土地で、案内標識をチェックして行き先を確認、通行区分の標識を認識してさらに時間帯やら曜日のことが書かれてある補助標識を読む必要がある。

「瞬時に理解できる人がいるのか?」と問いたい。まぁ、理解しないといけないのだろうが・・(白目)。それくらい、走っていると唐突に現れ、そしていつの間にその区間が終わったんだ・・?としか思えない二輪車の車両通行帯の沖縄ルールなのである。

現地のライダーさんが走っているからと同じように走ってしまうと交通違反なので、行かれる予定の方は沖縄にはこんな独特なルールがあると頭の片隅にでもおいておいてもらえたらと思う。

その他、

  • ③二輪通行禁止
  • ④道路標識の多さ
  • ⑤Yナンバーの存在
  • ⑥渋滞

について、沖縄ツーリングの注意点として挙げられる。動画の方がわかりやすいかなと思って作成してみた。アフレコ有なので、わたしの声が入ってますが気にしないでください(白目)。

沖縄本島には独特な二輪のルールだったり滑りやすさがあるので「もしかしたらバイクがこんな動きをするかもしれない」という危険予測にもなるかもしれない。沖縄でレンタカーを借りてドライブ予定の方にも見ていただけたらうれしいです(^ω^)。

2023年GWの沖縄旅・沖縄ツーリングの記事はこれで終わりです。長々とありがとうございました٩( ‘ω’ )و

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