「本州にもたくさんあるでしょう、走って楽しいところ」
「道、まっすぐすぎて飽きるんじゃない?」
「どうしてわざわざ北海道に来るの?」
以前にも書いたことがあるが、何度も何度も北海道に住む方に訊かれてきたことである。最近は、「なんで北海道なん?」と兵庫の人にも言われるようになってきた(笑)。
観光客というのは、おいしいもの・素敵な景色・温泉があるところに集まるというけれども、まさに北海道はそれが当てはまっている上に、走っていて楽しいのである。
その「走っていてたのしい」ってどういうこと?
ほら、そういうことやん!
と思うのだけど(笑)、それが分からない方に、それを伝えるのは大変難しいことなのだと、今年北海道のゲストハウスで出逢ったお姉さんとおしゃべりしていて思った次第(^ω^)。
- 1 初めて、バイクで北海道ツーリング
- 2 1.アゴの手入れはこまめにしよう
- 3 2.ぶち当たってくる虫にご用心
- 4 3.北海道ツーリングでは雨より風が脅威
- 5 4.気軽にバイク店・バイク用品店は探せないので注意
- 6 5.北海道は思っているより寒いことが多い
- 7 6.北海道は思っているより距離があることが多い
- 8 7.ガソリンスタンドの営業時間、定休日に注意
- 9 8.飛び出してくる動物に注意
- 10 9.北海道の道路は国道でも意外と荒れている(凸凹が多い)
- 11 10.頭の良いカラスにご用心
- 12 10.北海道の天気予報はあてにしない(笑)
- 13 11.ゲリラ豪雨時にご用心
- 14 12.観光地でも案外舗装されていないところがある
- 15 13.その他
- 16 北海道ツーリング気分を味わえる(?)動画やブログはこちらです(^ω^)
18きっぷとバス→ジムニーと周る北海道
わたしが初めて北海道を旅したのは、青春18きっぷ(期間限定のJRの普通~新快速乗り放題のきっぷ)とバスを利用して。
そのときに、のんびり走る電車の車窓から「ああ、こんなまっすぐな道をいつか走ってみたい」と思ったものだった。
その何年か後、ジムニーと3ヵ月ほど北海道を旅した。それはそれはたのしかった。
食べ物はおいしいし、北海道の方は旅人に慣れていて、そしてとても寛大で気さくに話してくれた。そのときに出逢ったのが岐阜県から来ていたFTR乗りのお姉さんだ。
バイクで旅したらたのしいのかな。
旅好きなわたしとしては、無視できない情報だった。
初めて、バイクで北海道ツーリング
その数年後、バイクの免許を取って、バンバンを我が家に迎えることになった。
でも、なかなか連休が取りにくい仕事だったので、北海道ツーリングなんて、おばあちゃんになってからだと思っていた。
それが仕事を辞めないといけないことになり、チャンスが巡って来たのだ。
よし、北海道に行こう!٩( ‘ω’ )و
兵庫から青森まで走って本州最北端・大間崎から北海道に乗り込んだ。
乗り込んだら、雨が多くて、海岸線は風が強くて、バンバンと不安になりながら走り始めた北海道だった。
雨の中をバイクで走ると、少しの雨がとても大げさになる。
ヘルメットにもよるけれど、とても痛かったり、濡れたものを乾かすのに一苦労したり、虫にぶちあたったり、濡れていると飲食店に入るにも気を遣う。屋根のある車だったらどんなにいいだろうか、と何度も思ったりした。
それなのに、一度バイクで北海道に行ってからは、車ではなくバンバンと行っている。
不思議だね。どちらも選べるのに、どうしてだか、バンバンと行きたいって思ってしまうのだ。
そんな北海道が好きなわたし。基本的なことも含めて、いくつか経験談としてまとめておこうと思う。
1.アゴの手入れはこまめにしよう
これはジェットヘルメットの方にお伝えしておきたいことだ。
多分、ヘルメット・シールドの形状、滞在日数、現地の気温、皮膚の強さにもよると思うのだけど、わたしは行くたびに毎回顎がガッサガサになるのであるw。
わたしはこういう顎まで隠れる長さのシールドだったり、
下のようなパイロットタイプのヘルメット・シールドを使っているのだがどちらもダメだった。
肌も弱い方ではないし、毎日クリームでお手入れしていても・・・ちなみに今年もガッサガサになったw。
2.ぶち当たってくる虫にご用心
1からのつづきの話になるのだが、もし、フルフェイスとジェットヘルメットを持っていて、どちらのヘルメットにしようか迷っているときには、全力でフルフェイスをお勧めしたい(多分アゴも荒れない)。
北海道の虫をなめてはいけない。
寒いときなど虫も少なくなるのだが、それでも少し気温が上がると特に牧場の多いエリアでは虫の激突率が多くなると感じる。ツイートされていた方がいたのだがこんな感じだ。
北海道ツーリング4日目
納沙布岬→ナラワラ→羅臼
異常なほどに虫にぶつかったんだけど、なんでだろ?
明日は知床を満喫しようと思う。 pic.twitter.com/G0LviTMACZ— 北井 雄士 (@yujhi1) 2018年7月26日
写真は気持ち悪くて撮れなかったけど、わたしは、シールドが黒、黄、赤の3色の虫汁に染まったことがある・・・
虫が顎に当たればとても痛い。
なので、季節・気温にもよるけれども、半ヘルやシールドなしで行こうと思っている方はかなりの覚悟が必要になるだろう。
今年の6月は本当に寒すぎたので、新しいカブトのフルフェイス(下の画像のような緑色)を持ってくればよかったと何度も思った(笑)。マウントを付け替えてなかったので仕方がなかったのだが・・
ちなみに、雨が降っていないときに防寒具として明るい色のカッパを着ると、虫汁がかなり目立つ。
当然一日走るとバイクも虫まみれになるので、フクピカなど毎日拭けるものを持っていくのがよいと思う。
個人的に今年持って行ったものの中でよかったと思ったのが、以前ツイッターに投稿したのだけどダイソーで買った100円タオル。
このときはラージ(ツイート内では大きさを間違っていて、正しくは23cm×35cm)の方がいいかな、とツイートしたのだけど、実際は少し小さめのレギュラーサイズで十分だった。
水につけるとムクムクと大きくなる、というコンパクトタオルなので、使用する際必ず水が必要になるのがネックではある。
ただ、割と丈夫で、毎日バイクを拭く程度の作業であればすぐに破れたりすることもなく、貧乏性のわたしは何度か洗って繰り返し使った次第w。丈夫なキッチンペーパーのような感じだ。
100均のものなので、使うだけ使ったら捨てやすい、というのも精神的によかった。
そんなわけで、虫アタックへの準備はしておきたいところだ。風防なども有効だろう。
3.北海道ツーリングでは雨より風が脅威
本州の雪も降らない、災害も少ないエリアに住んでいると、平和ボケしている感も否めないわたしである。
強風が吹く=台風
みたいな図式が勝手に出来上がっているのだが、北海道の強風は台風、関係ないですから!
今まで何度かえげつない強風に遭遇したことがある。
一度は西の海岸線。天塩から羽幌方面へ走っていたときのこと。
出発時は晴れていて風もなかったのだが、南下するにつれて大変な風に(: ・`д・´)。
スピードも出せず、かといって後ろから来たトラックに抜いてもらおうと端によると、トラックの風圧でフラフラに。
普通であれば、道路に沿って走ると思うのだが、海からの風に向かって走る感じでちょうどいいという変な感覚に(笑)。
それが海からの一方の風だけであればよいのだが、谷間があるようなところだと、風が渦巻いていて一体どっちの方向から風が吹くかわからないのだ。
あまりに恐ろしくて路肩に停まろうとするも、風にあおられてまともに停まることができない。バイクから降りようなんてとてもじゃないけどできなかった。
反対方向に向かうチャリダー君たちも怖すぎて乗れないと言っていた。励まし合えたので勇気でたけど(^ω^)。
あとは、知床付近で。
相泊温泉に行こうと進んでいたときのこと。
確かに天気も悪く、風も強かったのだが、そこまで不安を感じるほどでもなかったのだ。ところが、ちょうど橋の上でのできごとだった。
山から吹きおろしてくる風がわたしを直撃したのだろう。気が付いたら反対車線にいたのだ(: ・`д・´)。
交通量もなく、平和な道だったから、もしかして
イリュージョンでは?!
だなんて今になって話せるけれども、突風が吹いた瞬間は生きた心地がしなかった。幸い、バンバンごと倒れることも、誰かにご迷惑をおかけすることがなかったけれども。
突風や強風によってバイクごと倒れて事故した方もいる。雨はカッパを着ればなんとかなるし、ずぶぬれになっても洗って乾かせばよい話だれども、風は本当にどうしようもない。
できることと言えば、予報などで風のチェックをする、ということだろうか(例えば、Yahooの風予報など)。とりあえず、海岸線よりは内陸を走るルートの方が少しはマシだろうとは思う。
4.気軽にバイク店・バイク用品店は探せないので注意
「北海道はツーリングの聖地」
「北海道にはライダーが多い」
というイメージを勝手に作り上げていたので、初めて行ったときにバイク用品店を探して簡単に見つからなかった衝撃はかなりのものだった(^ω^)。
調子に乗って走古丹の砂地を進んだわたしは、こんなことになり
こんなことになったバンバン。
これは付け替えた後なのだが、電球が割れてしまったのだ。
電球と、チェーンオイルを買おうと根室の街を探したけれど、見つからなかった。カー用品店ならあるかも?と思って行ってみると取り扱っていて、店員さんに訊いてみたのだ。
「バイク用品店(バイクやさん)を探すけど見つからないんです」と。
すると、札幌など大きい街ならまだしも、冬は雪が降るからみんなバイクに乗らないし、自分でやっちゃう人も多いから、バイクのお店は少ない。カー用品店にバイク用品も置いていたりする、と教えてくれた。
なるほどである。
できれば旅先でお世話になりたくはないけれども、北海道に住む地元のライダーさんに出逢えたら、どこのお店にお世話になっているかなどお話して教えてもらっておくとよいのかもしれない(^ω^)。
画像を探したのに見つからなかったのだが、北海道ツーリングの後、異様にタイヤの真ん中だけが減っていたことがある。
- 直線道路が多い
- 快適な道なので走り続けることが多い(タイヤが温まったまま走り続ける)
- いつもより積載量が多い
- 北海道の道路は国道でも意外と荒れている(凸凹が多い)
などの理由から、タイヤの真ん中が減りやすいのかと。
北海道滞在中、タイヤ交換が必要になった場合、タイヤの在庫があったとしても何百キロもバイク屋さんまで移動しないといけないかもしれない。最悪北海道ツーリングを切り上げて帰らないといけないかもしれない、など考えられる。
がっつり北海道で走ろうと思っている方はオイル交換、タイヤ交換、ブレーキパッドの残量チェックなど、消耗品のチェック・気になるのであれば交換をして、すっきりしてから北海道へ行かれることをおすすめしたい。
また、トラブルに備え、自分が加入している任意保険のロードサービスが何キロまで無料でOKなのか確認しておきたい。最寄りのバイクやさんまで100キロ以上ある、というようなことがあるのが北海道なので(^ω^)。
5.北海道は思っているより寒いことが多い
- 2013:8/29-9/20
- 2014:9/6-9/26
- 2016:9/10-9/18
- 2017:9/9-9/19
- 2018:6/14-6/19
- 2018:8/30-9/2
- 2018:9/30-10/3
- 2022:8/10-8/16
- 2024:7/4-7/10
関西だと、6月~9月なんて、メッシュジャケットか3シーズンジャケットを着ているシーズンだ。北海道では、上記に行った6.9.10月頃は冬ジャケットでちょうどよい感じだった。
最も寒かったのは、今年2018年の6月のツーリングで、今まで関西では感じたことのない寒さだった。気温は一桁、0度に近いところもあったと思われる。
ただ、いつもそうかというとそうでもなくて、わたしが行った1週間前の6月は北海道でも30度であったり、正直、その年による(読めない)というべきなのだと思う。
2016年は大荒れだったが、わたしが北海道に行った9月中旬はとてもお天気に恵まれて、冬ジャケットだと少し暑いと思ったときがあったほど。
しかし、全体的には昼間は暑くても朝夕冷えることも多いので、真夏に行く場合も防寒着のことは頭に入れておこう。
例えば上下が寒いのであれば、どこかでアウターを買うなり、カッパを防寒着として重ね着するなり、ホッカイロを体中に貼り付けるなりで対策は取れるかもしれないが、いちばん困るのは手である。
手が冷えると体中が冷えてしまうので、気を付けてはいたのだが、今年はそれを本当に感じた次第。
グローブを重ねると操作性も悪くなる。多少の寒さであればゴム手袋を重ねることも有効なのだが、今年の寒さでは全く効果がなかった。
電熱グローブを持っているのであれば問題ないかもしれないが、ビジュアル的に許されるのであれば(笑)、こういったハンドルウォーマーを装着するとよいと思う。
グリップヒーターと併用すればこたつだ(^ω^)。
6月の北海道ツーリングの際、ホッカイロを買い足そうとあちこちホームセンターやドラッグストアなど周ったのだが、冬ではないからか、そのときの北海道が寒すぎたかどうかわからないのだが、貼るホッカイロのミニタイプが売り切れでなかなか見つからなかった。
タイミングが悪かっただけの話かもしれないが、スペースに余裕があるのであれば、いくつかは持っていくとよいと思う。
※6月に30度など、想像以上に暑い場合もあるので、そんなときに備え、飲み物は常に何か持っていたいものだ。
6.北海道は思っているより距離があることが多い
「2泊3日で小樽から知床行って、宗谷岬にも行きたいんです」
というようなことをよく聞くのだけど、北海道の地図が人を惑わすのだろうか(笑)。冷静に距離を測ってみると、こんな感じなので走れなくはないのだ。
北海道は大きい街以外ではとても走りやすいので、60キロ離れている場所へ時速60キロで走れば1時間で到着できる、というような感じでとても時間が読みやすい。
ただ、ご飯を食べたり、素敵な景色の中で足を停めたりする時間を考えると、特にはじめて行く方にとってはどうかなぁ?と思ったりする。移動だけでいい!走ることが目的!というのなら別なのだが。
今だと目的地までナビを入れる人が多いと思うので、大体の距離は走りだす前にわかるのだろうが、ツーリングマップルでも北海道版と関西版では縮尺が違う。
上が北海道の10キロで。下が関西の5キロ。
この点は頭に入れておきたいものだ(^ω^)。
7.ガソリンスタンドの営業時間、定休日に注意
これはことあるごとに書いてあるので、簡単に紹介しておこう。
少し走れば24時間営業のセルフのガソリンスタンドがある!だなんて思わない方がよい。小さな町にガソリンスタンドがあったりするが、日曜日はお休みだったり、営業時間が短かったり、開いているのに人がいなかったり(笑)するので、要注意である。
ガソリンスタンドがない区間も長い!
例えば、青のR239。
わたしは名寄(なよろ)でガソリンを入れ忘れて苫前までヒヤヒヤしながら走ったことがある。やっと見つけたGSだったのに、人がいなくて(笑)、またハラハラしながらその先のGSまで走った。
赤のR273。
上士幌から上川あたりまで約100キロ、ガソリンスタンドがない区間で携帯も不通なところが多いので注意だ。
わたしのバンバンは満タンで7.5リットルしか入らない。いつも早め早めに給油しているのに、油断してしまって北海道でガス欠になったことがあるw。
全力の早めの給油をおすすめしたい。また、タンクが小さい方で積載に余裕があるのであれば、携行缶を持っておくと精神的に余裕が生まれると思う。
8.飛び出してくる動物に注意
だわだわさんのように、未だクマさんに遭遇したことはないのだが
知床峠で出逢った羆さん。
メチャメチャ大きくて怖かった!#熊 pic.twitter.com/dhXl7CzkAD— だわだわ (@dawadawa99) 2017年8月17日
鹿は何度か遭遇したことがある。
北海道を走っていると、本当にいろんなところに動物注意の警戒標識や案内が出ているのだが、いちばんひやりとしたのは、野付半島を走っていたときのこと。
すっかり薄暗くなってしまっていて、先を急いでいたとき。きらりと見える何かがあったので、気になって徐行運転をしていると、それが鹿の目だとわかった。
(イメージ図w)
きらっと見えただけなのに、近づいてみると、鹿の大群が道路いっぱいに広がっていたのだ。一匹じゃなかったぁ!(^ω^)。鹿さんの何か会合があったのかもしれないw。
そんなわけで、霧が発生していて視界が悪いとき、特に夕暮れどき、夜間など、動物の飛び出しには気を付けたいところだ(走らないに越したことはない)。
なんといっても、エゾシカは本州の鹿より2倍ほど体が大きく、大きなエゾシカだと100キロほどある(: ・`д・´)。バイクと接触したらと思っただけでも・・(わなわな)。奈良公園の鹿さんのイメージは捨てておこう。
また、わたしが勝手に思っていただけかもしれないけれども、そういう動物は内陸・山の近くにいると思いがちなのだが、普通に海岸に近いところにもいるので注意である。
動物がとても近いのが北海道の魅力でもあるのだけど、安易に触ったり、餌をやることはやめよう。特にキタキツネを触るとエキノコックス症(寄生虫の病気)を発症する可能性がある。
9.北海道の道路は国道でも意外と荒れている(凸凹が多い)
- 北海道の道はまっすぐ!
- 北海道の道はきれい!
と思われている方も多いかもしれない。間違ってはいないのだけど、気を付けたい点もある。
一般的な国道でこのようにアスファルトがあちこち補修されているのだ。
雪が降って、厳しい冬に耐えて、車が走り、雪が解けて・・そんな繰り返しなので、とても道路が傷んでしまっているのだ。
なので、道路にそういう部分があると考え、路面確認がしにくい日が暮れてからはできるだけ走らないのが良いと思う。
特に郊外など、電気が全くない区間もある。本当に真っ暗だ。お店の明かりや街頭など、当たり前にあると思わないようにしよう。
10.頭の良いカラスにご用心
北海道の離島・利尻島や礼文島、天売島などに行って驚いたことがある。
とにもかくにもカラスが、黒黒・艶艶・丸丸としているのである(: ・`д・´)。
一目見て、ええもん食べてるんやな(笑)とわかるわけだが、北海道のカラスは、ちょっと食いしん坊が過ぎるので注意が必要だ。
こんな風に白いナイロン袋に入れていたり、食べ物をむき出しにしていると、すぐにカラスにつつかれたり、持って行かれたりするのだ(車旅で経験済)。
わたしの場合、濡れたタオルとサンダルを入れていただけなので大丈夫だったが、
- ネットにはさめる際は何か別の袋に入れる
- ゴミは早めに処分する(購入先、宿泊先で処分してもらえるのが理想)
- キャンプ場でもほんの少しだからと目を離したりしない
など、食べ物やゴミの管理はするようにしたい。
10.北海道の天気予報はあてにしない(笑)
そもそも、天気予報の確率は100%当たることはないわけだが、それにしても・・!ということが多々ある。
降水確率0%で降られたことが何度あることだろうか(笑)。
ただ、逆もあるわけで、1日雨予報だったのに晴れたとか、曇りだったのに快晴になった、ということもある。雨に当たると印象が強くなるので仕方がないのかもしれないが(笑)、広い広い北海道。
自分が雨雲に突っ込んでいってしまった
と考えた方がよいかな、と。あと、ライダーさんが多いので、雨に当たってもそれだけで話に花が咲くので楽しいかなと思う。もちろん晴れた方がいいけど(^ω^)。
11.ゲリラ豪雨時にご用心
街中を走っていると、どこかしらで雨宿りができるのでよいのだが、街から離れたところを走っていると、本当に何にもないのが北海道である。屋根付きのバス停に遭遇できればラッキーだが。
道端に停まるか、走り続けるかの二択しかないことがある。
こんな道で雨が降り始めたら、何もないところで雨に打たれながらカッパを着こまないといけないことになる。怪しい空に向かって走るときには、前もって雨具の用意をしておくとよいだろう。例えば、上下着るのが鬱陶しくても、上か下かのどちらかだけでも着こんでおくとスムーズだ。
以前、標津(しべつ)から中標津(なかしべつ)へR272を走っていたときのこと。酷い豪雨が降りはじめた。前の車に続いて走っていたのだが、雨が降り始めてそんなに経っていないのに、道全体に巨大な水たまりができていたのだ。
うわ!!(: ・`д・´)
まさかこんな水たまりができているだなんて思いもしなかった。気づくのが少し遅れたので自分が思うより少し速いスピードで水たまりにつっこんでしまい、当たり前に減速。
幸いバランスを崩すことはなかったし、後ろから車も来ていなかったのでよかったのだが、こんなときに走るにしても、後ろから車が来ていた場合には先にいってもらうなどして気を付けようと思った次第。
12.観光地でも案外舗装されていないところがある
代表的なところで言えば、摩周湖近くの神の子池までの道の数キロ。
オンネトー近くの道道664号線。5キロほど未舗装部分がある。
幸いバンバンではあまり気にすることがないのだが、苦手な方は気を付けられた方がよいかと思う。
- 行きたいけど、その観光地・道は諦める
- 万が一バイクが倒れたら起こせないから、宿に荷物を置いてできるだけ身軽で走るようにしている
というどちらの方にも出会ったことがある(^ω^)。
む。が美瑛のマイルドセブンの丘の近くの道で、舗装道から未舗装道に変わるのに気が付かず突っ込んで転んでしまった。
どうぞお気を付けください(^ω^)。
13.その他
北海道のアスファルトはやわらかいので注意が必要?
とよく聞く。
暑いときには注意、サイドスタンドがアスファルトにメリ込んで、最悪バイクが倒れてしまうということを聞いたりするのだが、個人的にメリ込んだことがないのでこれはわからない。
おそらく、バンバンの車体が軽い(荷物を積んでもおそらく160kgくらい)のと、真夏のとっても暑いときにツーリングをしていないからだと思う。
紐付きで回収しやすい、このようなサイドスタンドの下に敷くものがあるので、一つ持っておくとよいかもしれない。DIY好きな方だと、板と紐があれば簡単に作れそうだが(^ω^)。
ソロの女性ライダーはつきまといに注意?
以前こちらに書いたので。
実はこれは北海道での話。特に印象的なできごとだったので体験談として書いたのだけど、他にもある。
若くもかわいくもないわたしでもこんなことに遭遇するので、例えば安易に宿泊場所(特にキャンプ場)を当日SNSにあげたりすることは、女性はやめた方がよいと思うな(^ω^)。
色々書いたけれど、何かまだほかにあったような気もする(笑)。
思い出したらまたこっそりつけ足そうと思う。
「どうして北海道なの?」
「それは走ってみたらきっとわかること」
まずはツーリングマップルを広げて、妄想することからはじめよう(^ω^)。
ースマホのナビがあるからー
ー紙の地図は見ないからー
今の旅はそうなのかもしれない。
でも、北海道に行ったらゲストハウスがあり、ライダーハウスもある。チャリダーやライダー、etc。たくさんの旅人に出逢える。「峠の向こうの天気」ひとつで話が盛り上がる。
ツーリングマップルを1冊持っておけば、「あそこのご飯やさんよかったよ!」「あのライダーハウス快適だったよ」という旅人からの情報を書き込むこともできる。地図を見ながら皆でわいわいしゃべることがとてもたのしかったりする。
道の駅からキャンプ場、温泉までたくさんの情報が載っているため「情報誌」としても有用だ。一冊持っておくのも悪くはないだろう。
それでは、よい旅を(^ω^)。