【バイクの暑さ対策グッズ】RSタイチ・LIQUIDWINDを使ってみた感想

ときは遡り、桜がまもなく咲こうとしていた3月下旬。

ツイッターでRSタイチさんのモニターキャンペーンを発見した。

夏の暑さ、冬の寒さはバイクに乗る者の永遠の課題とっても過言ではない。夏生まれだというのにわたしはとても夏が苦手だ。それは

「常時、ミートテック(自前)を身に着けているからだ」

という答えにはとうの前から行き着いてはいるのだが、夏ですからと簡単にミートテックを削ぐことなどできない。バイクに乗るからには、それなりに安全を考えた装備を身に着けると、長袖長ズボン、ヘルメットにグローブにライディングシューズは必須だ。

バイクに乗らない方からしたら、クソ暑い日にわざわざクソ暑苦しい恰好をしてバイクに乗っている、と思われているのだろう(その通りなのだが)。

苦手な夏にわざわざ暑苦しい恰好をしてまでバイクに乗って出かけたい(病気w)・・いや、そりゃ藁にもすがりたいわけですよ、少しでも涼しくなる方法があるのなら(^ω^)。

そんなわたしがこのモニターキャンペーンを目にしたら応募せずにはいられないじゃない?!

したらば。

モニターに選んでいただいて、サイズを選ばせてもらった①水冷式アンダーシャツ②LIQUIDWINDキットが到着!GW頃に頂いていたのだけど、もっと暑い日に試したいと思っていたので今まで寝かせていた次第。

この日の兵庫県の天気は晴れ・最高気温32度予報。いよいよ”とき”が来たようだ。

RS TAICHI/LIQUID WIND 準備してみよう٩( ‘ω’ )و

冊子を見ながら装着してみよう。

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①水冷式アンダーシャツを着る

アンダーシャツはストレッチ。ぴったりサイズがよいのだろう。レディースサイズがないので胸囲的に大変サイズが悩ましかった。

②チューブをアンダーシャツに通す

シャツを着てからの方がチューブを通しやすい。シャツに付いているガイドに通したり、チューブの先端を差し込んだりする。

③スプレーボトルを用意、セットする

写真がボケてしまった

300mlのクーリングウォーターを全部入れてみた(全部入れる必要ななかったかもしれないと後で気付いたが)。

ベルトで腰に固定し、②のチューブとつなぐ。重そうな感じもするが、ベルト、スプレーとポーチで500gほど。

正直なところ、準備が面倒ではないのか?と思ったりしたのだが、初回でも5分もあれば準備できた(あら簡単)

RS TAICHI/LIQUID WIND 出発前はこんな感じだよ٩( ‘ω’ )و

どこがどうなるのか気になるので軽くシュッシュしてみた。

まずは首の前と後ろの白丸部分の色が変わったので、ここから特にひんやり感を得られそうだ(^ω^)。

横を見た感じ、このように見える。ホルスターっぽくてカッコイイ(^ω^)。

わたしの場合、このアンダーウェア1枚だと肉団子と間違えられる可能性があるため(白目)、速乾性の風通しの良いTシャツ、その上にメッシュジャケットを着ることにした。

この日は、高速道路やバイパスに乗ることもなく、信号は多くない一般道を走るツーリングだ。

パンフレットに書いてある”アンダーウェアのマイナス5.2度”を体感することができるだろうか。かなり暑い。少しでも涼しいと感じることができればうれしいが。

RS TAICHI/LIQUID WIND 体感してみよう٩( ‘ω’ )و

では、いざ出発!

走り始めて風を受けると首元がひんやりして、「す~す~して気持ちいい٩( ‘ω’ )و」と感じた。ミントのガムを食べたときのスースー感を体全体で感じているような。

あれ?この感覚どこかで・・?

そうだそうだ、あれやん。あのスプレー!

ドラッグストアで買った、服にシュッシュすれば少しの間はスースーして気持ちいいスプレー!

(個人的な感想だが)これはシュッシュしてから少しの間は快適なのだが、すぐに効果が薄くなってしまっていた。かといってわざわざシュッシュするために停まるのも面倒くさい。なので、停車するときがあればついでにシュッシュしておくか、程度に使用していた。

LIQUIDWINDは果たしてどんな感じなのか・・・?

LIQUID WIND 使ってみた感想まとめ

わざわざ立ち止まる必要がないのは◎

信号待ちの間などにシュッシュできる。わたしは基本的にあまり休憩するタイプではないので、シュッシュのために立ち止まる必要がないのはストレスフリーだ。

思ったより装着することに違和感はないのは◎

ボトルの全長は25cmほどになる。チューブも邪魔なんじゃないだろうかと思ったりしたのだが、わたしの場合、運転中も気になることはなかった。

重さも上に書いたように500g程度だが、重さが気になるのであれば最初から全て入れず、少しづつクーリングウォーターを足していってもよいのかもしれない。

チューブを外しても液漏れしない

これってお店に入るときなんて、腰からボトルを外した方がいいのかしら?と思って事前にチューブを外す練習をしてみたのだが、

両側の黄色いボタンをポチっと押すと

 

チューブが簡単に外れる、この部分からの液漏れはなし

だった(もしかしたら液漏れがあるかもしれないので気を付けて!)。

結局、テーブルに座ったり座敷に座ったりしても、邪魔ではなかったので着けたままで過ごした(^ω^)。外そうと思ったらこのように簡単にチューブとボトルを分離できるのでやりやすいとは思う。そういえば、お出かけ中にトイレには行かなかったのでその点のお話はナシで(メンゴ)。

冷却水のお値段もそこそこお手頃

約280回トリガーを引くことができる量(1日のツーリングでの使用量相当)=パックに入っている300mlとのこと。税込み660円なので親切価格ではないだろうかと個人的には思う。

※わたしが持っていた冷感シュッシュスプレーは280mlで800円ほどで買った記憶がある。

※わたしの場合、1日のツーリングで280回もシュッシュしそうにないと思った。暑がりさんならこの量を1日で使うのか?

におい対策にもこだわっている

GATSBYさんとの共同開発で、消臭成分にこだわって衣類のにおい対策にも力を入れてくれたようである。液体のにおいは好き嫌いがあるかもしれないが、わたしは問題なかった。

  • 成分:l-メントール、天然消臭成分、エタノール、・・

となっている。

そのうち、体臭はきつくはないが立派な「中年男性」のむ。にも使ってもらってどうなのかも観察してみたいなと思っている(^ω^)。

もしかしたらもう一つかもしれない点

  • やっぱり腰に大きめのボトルを下げているのは違和感ありありに感じてしまうかもしれないし、思われてしまうかもしれない(見た目の問題)。
  • においが苦手な方もいるかもしれないから、液体が無臭であれば最高なのだろうと思う(においの問題)。
  • 1プッシュで効果を高められたら、もっと小さいボトルにできるのだろうと思ったりはする(大きさの問題/見た目の問題)。
  • 液体を気軽にその辺のお店で買えないので、通販で取り寄せる必要がある(手間の問題)。
  • 専用のアンダーシャツとLIQUIDWINDのスターターキットで約10,000円。やっぱりシュッシュスプレーでいいかとなる方もいるかもしれない(価格の問題)。
  • 数泊のツーリングに行く際、専用のシャツ(4,730円)を何枚か用意する必要があるのがネックかもしれない(価格の問題)。

とりあえず、わたしが最もすごいなぁと思ったのは、ボトル装着に対する走行中の違和感がなかったこと。運転姿勢にもよるのかもしれないが、全く邪魔に感じなかったのはさすがバイクメーカーだなと(^ω^)。

ボトルポーチに保冷剤を入れて液体を冷やすと爽快感をさらに得られそうなので、さらに暑い日に試してみたいと思う。

フォロワーさんには、バイクは空冷で人間が水冷だね(^ω^)なんて言われたりしたのが面白かった。見た目が許せるなら、こういうのもアリなんじゃないかなと思った次第(わたしはアリ派)。

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