わたしの緑バンバンは過去2度、リアタイヤがパンクしたことがある。
1度目は京都の丹後半島へ日帰りツーリングに行ったとき。休憩中、きらりと輝く2本の釘に気が付いたときは心の底から震えたっけ(笑)。
幸い、そのままツーリングをしながら兵庫の自宅まで150キロほど走って帰ってくることができた(バイク屋さんに持って行って抜いたらすっかり空気が抜けてしまった)。
2度目は兵庫の北部へツーリングに行った帰り道、あと自宅までわずかというところで明らかな異変に気がついた。
きしめんのような鉄片が刺さっていた。翌日にはすっかり空気が抜けてしまっていた。空気入れを持って行き、スコスコと道端で空気を入れながらバイク屋さんまで運び、直してもらった次第。
というわけで、2度ともリアタイヤに不幸が訪れたわけだが、今回、フロントタイヤに違和感を感じていたのだ。
実は年末から年始にかけていつもと違った緑バンバンのフロントタイヤ
「空気が少なくないか?」と指摘された(なぜだかわたしのバンバンはあまり空気が減らない)。
今までにないことだったので「むむ?」と思い、タイヤの空気圧を計るものを導入することにした。
差すと物差しのようなものがピッと飛び出るアナログ式(?)のものは持っていたのだが、ここは最新のものにしようとデジタル式のものを買ったのだ。
で、空気圧を計ってみると、車、黒バンバンの前後タイヤ、緑バンバンのリアタイヤもちゃんと計測できるのに、なぜだか緑バンバンのフロントタイヤだけ計測することができないのだ(上の画像のように数字が表示されない)。
このデジタル式のチェッカーはバンバンのバルブには角度的に差し込むのが難しいので、エクステンションバルブ(デイトナのやつ)を装着してやってみるのだが、どうしても緑バンバンのフロントタイヤだけうまくいかない。
なんでやろうなぁ・・と思いながらあーだこーだ抜き差ししていると、少しづつ空気が抜けている気がしたのでw、ガソリンスタンドに行って空気を入れようとすると、まるで手ごたえがなく、むしろいつのまにやらフロントタイヤがペッタンコに・・・シューシューという音もしないでス~っと空気が抜けていたようだ。
わたしがうまく空気入れの口とバルブをかみ合わせることができなかったのかもしれない(どんだけ不器用)。
む。にやってもらい、一応125の空気圧でフロントタイヤが張ったので初詣に行ったわけである。
巨大なチタンの鳥居がある鹿嶋神社に行ってきた。バンバン初乗り☺️
おみくじ引いたけど今年も吉..む。は今年も大吉😂来年こそは大吉引きたい🥺
名物の柏餅買って帰ったけど、すぐ食べるなら焼餅がパリパリ熱々でおすすめ😋#兵庫県高砂市#健康で過ごせる1年になりますように pic.twitter.com/HNsW6NsgAv
— kaori T. ◢͟|⁴⁶@VanVan200 (@todoroki3cars) January 11, 2021
これが1/11。この日はフロントタイヤを気にしながら乗っていたのだが、特に問題なし。
これ以降はお天気も悪く、緊急事態宣言が出たりで2週間以上バンバンに乗れていないのだが、
今日、夕方お風呂に入っていると急に気になってしまったのだ!
バンバンのフロントタイヤは大丈夫だろうか(今更感)
お風呂から出て、緑バンバンのフロントタイヤを見ると明らかにおかしいことに気がついた。
写真の角度でわかりにくいかもしれないが、空気が抜けているのが触らなくてもわかった。
これは困ったことだ・・・タイヤを回してみるが、釘などを踏んだ感じもしない。バルブのところとかチューブとかに問題があるのかもしれない。
お世話になったことはないのだけど、気になっていた近くのバイク屋さんに電話をしてみると夕方からでも持っていいっていいと言ってもらえたので、とりあえず数キロ走るのに問題ないだろうくらい空気を入れて急いで運んでみた。
※個人のバイク屋さんなので目の前でチェックしてくださって、見てるのも楽しかった(^ω^)。
バイク屋さんの診断の結果・・!
ジャッキアップされたフロントタイヤ。
見た感じパンクはしてなさそうとのことで、バルブのあたりに石鹸水?をかけてチェック。
するとブクブクと・・やはりバルブのあたりからエア漏れしているらしく。あとから見せてくださったのがこんな部品(バルブコア?)だったと思うのだが
空気を入れるときに閉じたり開いたりする弁のようなものが、砂が噛んでたのか不良なのかでうまく動いていないから空気が漏れていたとのこと。
「例えば空気圧チェックするのに、チェッカーをうまく差し込めてなかったり、ガソリンスタンドで空気を入れるのにうまく差し込めなかったりで、わたしがこれを壊した可能性ってありますか?(わなわな・・)」
とおききしてみたのだけど、「そうそう壊れるものでもないし、そういうので傷むものではないですよ~」と言って下さって心が少し軽くなった(笑)。
タイヤがペッタンコになるのにもパンク以外の理由があるのがわかったし、空気漏れを確認するには石鹸水のようなものをかけてみるのがよいことがわかったし、バルブのところには小さな部品が使われていることがわかった学びの日だった(^ω^)。
初めてのバイク屋さんでちょっと勇気が必要だったけど、エンジンの載せ替えもしますよって言ってくれたから今後のバンバンも安心だし、すぐ見てもらえてその日のうちに不安が取り除けてよかったという話である。
さすがに乗ったら空気がないことに気が付いたとは思うけど、あのままボーっと乗って出かけてホイール傷めなくてよかった(^ω^)。