沖縄の旅＆レンタルバイクツーリングの記事の途中なのだが、そういや昨年のお盆の北海道ツーリングのまとめ記事を書いていなかったので書いておこうと思う。
過去、バイク旅としては、6月、8月末から10月上旬にかけて北海道ツーリングを決行したことはあるのだが、8月中旬のお盆の北海道ツーリングは初めて。
最も悩ましかったのは服装である。
情報を漁ってみたものの思うようなものが出てこず、悩みに悩んで持って行った経緯がある。天気にも左右されるとは思うが、どなたかの参考になればと思って記録しておく。
3シーズンジャケットか？メッシュジャケットか？
最もこれが悩んだ点。
「悩むなら両方持っていけばいいやん？！」
と思ってしまいそうだが、バイクのジャケットは思うより嵩張るのでできれば1着で済ませたい。
8月の夏真っただ中のツーリングであれば、どう考えても選択するのは「夏用のメッシュジャケット」なのだろうが、行く場所は北海道。天気予報がとてもよくなかったのと、朝早くから走るだろうことを予想して、メッシュジャケット＆雨具では寒くないだろうか？と恐れていたのである。
というのも、わたしは6月の北海道ツーリングでどうにも耐えがたい寒さに遭遇したことがあり
「ツーリングでの暑さは耐えれても寒さは我慢できない」という思いがあるため。
※6月の6日間におそらく0度以下～30度近くまで温度変化があり、寒いときは停まると手の震えが止まらずお弁当のお箸が持てなかったほど（涙）。また、お盆に行って雨に遭遇した方から「ハンドルカバーを持って行ってよかった」という感想も聞いたことがあった。
結局、予想気温から、「早朝、雨だったとしてもそこまできっと寒くはないだろう」と
- メッシュジャケットの上着
- 膝パッドが入ったコミネのジーンズ
- （ガードを入れることができる）メッシュパンツ
と、上着1着＆パンツは2着持っていくことにした。
コミネのジーンズはストレッチがきいていてお値段もお手頃。む。もわたしも何年も愛用している。このガードがワークマンのメッシュパンツにも入るのが大変ありがたい。インナーのシャツ類はもちろん洗濯がしやすく乾きやすい速乾性のもので揃えた（コインランドリーでの時間短縮）。
過去のお天気予報より参考までに【yahoo天気より】
例1）出発の日の8/10夜の京都・舞鶴港
くもり＆28度。
メッシュジャケットにメッシュパンツという、いわゆる夏のツーリングの恰好だったのだが、とにかく蒸し暑くて、乗船までに汗だくになってしまった。湿度のせいか、数字よりも暑く感じた。
例2）到着の夜8/11夜の北海道・小樽港
雨＆22度。
港から宿まで数キロ。間一髪土砂降りの雨が降る前に宿に到着できたので助かった。気温ほど「涼しい」とか「さわやか」な感じはなかった。本格的に雨が降り出す前で湿度が高かったせいかもしれない。
例3）日中の8/12の北海道・最北端
朝小樽を6時頃出発するも20度ほどあり。メッシュジャケット（下はロンT＆Tシャツ）にジーンズで快適。
途中路面が濡れていてカッパを着込むも、暑い寒いはなく、曇っている分には問題はなかったが、天気が好転して太陽が射してくると、カッパは暑くて着ていられなった。
その後、日本最北端の宗谷岬を目指したが、日中晴れ＆24度。歩くとじんわり暑いが、走っているとちょうどよかった。
例4）夜の8/12の北海道・旭川
この日はロングツーリングとなり、旭川の到着も遅くなってしまった。日が落ちると5度ほど下がる。
音威子府の道の駅で上だけカッパを着込んだのだが、それで快適に走ることができた。カッパを着ていなかったら、メッシュジャケットでは寒かったと思う。
例5）日中の8/13の北海道・道東～知床方面
この日は旭川出発時点では晴れていたが、お天気は下り坂で道東方面の午後からは曇り。22度。
メッシュジャケット＆ジーンズで出動。
わたしたちが走ったところ全部に共通していたのが、普通に走っている分にはこの格好で問題ないが「トンネル内が激寒」という点（＾ω＾）。
あとちょっとだろう・・と思ってもやたら長いトンネル内は地獄だった(笑)。トンネルが連続で続く場所では思わず途中でカッパを着込んでしまったほど。やはり日が射すとカッパは暑い。曇り空なら着ていられる、という状況。
例6）日中の8/14の北海道・道東の大雨遭遇時
曇りのち雨のち晴れ。21度くらい。
知床方面から旭川に戻る道中、バケツをひっくり返したような大雨に遭遇した。それでも気温は21度程度。
わたしはヘタこいて、カッパのポケットのファスナーが全開だったため雨が身体に流れ込んでしまった（あほ丸出し）。下半身はカッパを着ていたと思えないほどビッショビショになってしまったのだがそれで身体が冷えることもなかったし、グローブも当然雨でヒタヒタだったが、それで何か不具合が出ることはなかった。
ジーンズの乾きがいまいちだったため、翌日の最終日のみ下はメッシュパンツに変更。わたしたちが居た富良野辺りは晴れていたので、気温は30度近く、上下メッシュスタイルでちょうどよかった。
というわけで、わたしたちが行ったときの北海道では
3シーズンジャケット一択にしなくてよかったぁぁぁ！！メッシュジャケットでよかったぁぁぁ！！一応パンツは2着持って行ってよかったぁぁ！！
という感想である（選択としては大正解だった）。グローブはメッシュと革グローブの2つを持って行っていたが、メッシュグローブしか使わなかった。
ただ、繰り返すがこれがどのお盆の北海道ツーリングでも正解か？と言われたらそれはわからない。よほどでない限り、プラス雨具で対応できるのではないだろうか、という経験談である。
「本州ほどではないが、思ったより暑かった」と感じることが多いわたしたちのお盆の北海道ツーリングだったが、これは事前の天気予報を覆してお天気に恵まれたから、というのと、道東拠点を旭川拠点に変更したことも大きいと思う。
やはり道東は他のエリアに比べて気温が低いので、「北海道」とひとくくりにせずに、エリアごとに予想気温・天気を確認するのがいいのかなという感想だ。
今年行かれる方がどうかお天気に恵まれますように٩( ‘ω’ )و。
【参考記事・動画/よろしければこちらからどうぞ٩( ‘ω’ )و】
- お盆の北海道ツーリングの記録→お盆に行く、北海道ツーリング2022【コロナ禍に考える】
- 北海道ツーリングの注意点など→【北海道ツーリング】初心者の方に注意してほしい13の事